「朔太」さんのページ

総レビュー数: 822レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

ヒロシとトオルのダブルツッパリコンビの高校生不良学生物語です。
1980年代には映画化されるくらい一世を風靡していた。
極端な暴力世界とは一線を画する常識を持っていて、徒党は組まない潔さ
なので、分類すれば軟派系不良か。
絵も上手くコミカルな描き方もしたので、壮絶さもなくリアルさもない。

こんな時代もあったよね、と振り返る大人は多いのではないか。

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[投稿:2012-11-25 17:32:38] [修正:2012-11-25 17:32:38] [このレビューのURL]

6点 fine.

一言で言えば、”いい大人になんか死んだってなっちゃるもんか!”を実践する

ゲージツ家のお話。

いいよ、いいよ、頼れる才能のある方は、とことん自分を貫いてください。

でもね、「思いつき」と「ひらめき」を履き違え、「力まかせ」を「情熱」と

弁解する腐ったアートの代弁者とは紙一重だかんね。

しっかり人生に責任を持った生き方しかできない一般人にも、少しは憧れるところも

あって、漫画作品になっているのかな。

斉藤という女性が一番悲しくて、ちょっと好きになった。

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[投稿:2012-11-01 21:23:19] [修正:2012-11-01 21:26:11] [このレビューのURL]

キャッチコピーの「魂揺さぶる究極極限ドラマ」は言い過ぎ。

しかし、残り24時間に、人は何を残そうとするか?仮定に対する問いかけを

無邪気に受け止めて、ドラマにするのは結構な試みだった。

復讐する人間、歌手としての足跡をかってのパートナーに託す人間、暴走する人間、

盲目の妹に視力を残す兄、二人で最後を迎えたい妻、介護に心を残す善人、

作品を残す人間、親に最後まで褒められたい息子、自分以外の誰かに幸せを

譲る人間、真実を暴くことに執着するジャーナリスト・・・。

ええのじゃないか?ありえない設定でもドラマなんだから?

6巻まで読破。

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[投稿:2012-10-06 18:01:27] [修正:2012-10-06 18:01:27] [このレビューのURL]

6点 おせん

手間を惜しまないのが料理。

食べる人の喜ぶ顔を求めてこさえるのが料理。・・・なんていう

食への拘りが満載で、ちょっと説教臭くて鼻につくか、

やっぱり日本人の繊細な美的感覚は凄いと感心するか、

それぞれの感じ方で結構読めます。

対象の食も、おにぎりやお茶漬け、味噌汁、すき焼き、油揚げ、ハンバーグ

なんてのもあったりして、自分で試したくなるところも気に入りました。

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[投稿:2012-09-16 19:33:00] [修正:2012-09-16 19:33:00] [このレビューのURL]

6点 万祝

万祝ってタイトルの読みと意味、知ってました?読みは、まいわい。

大漁祝いの引き出物として船主や網元が漁師に配った祝い着のようです。

だから、このお話は漁師の夢なんだな。それもとてもスケールが大きい。

主人公フナコや全編通じて、超楽観主義的な冒険活劇なので、スカッとできる

読者と所詮マンガだよなと冷める読者と二通りかな。

残念ながら8巻までしか読めていないので、完読後続きを書きます。


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[投稿:2012-07-21 10:12:00] [修正:2012-09-02 07:18:03] [このレビューのURL]

小さい詐欺、大きい詐欺、いろいろ取り混ぜてるけれど、つまるところ金を出さなきゃ

被害に会わない。そこを何とか欲に絡めてあるいは周辺の状況を固めて、

攻めてくるわけだ。

むしろ、クロサギが詐欺のプロを騙して、逆に詐欺に掛けるのか、そこが

見どころでしょう。

しかし、知能犯なんだから、もっと別分野で能力を発揮すればあ、と思って

しまいます。そんなに割りの良い詐欺は多くないでしょう。

インターネット広告にある投資広告も詐欺まがいのものもありそうですな。

ほら、この画面下でも・・・。

14巻まで読破。

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[投稿:2012-06-17 13:04:31] [修正:2012-06-17 13:06:05] [このレビューのURL]

剣の腕は立つが、武家の次男三男坊に生まれた日には、一生涯は風に吹かれて

生きるしかないという江戸時代の背景です。

退屈を結構楽しんでいるようで、悲哀を漂わす危機之介と柳生三男坊。

平賀源内や田沼意次なんかを絡めた事件は、単純だが展開としては面白い。

画風も美しく、そこそこ楽しめる作品で全3巻を読ませてもらいました。

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[投稿:2012-05-12 05:07:53] [修正:2012-05-12 05:08:33] [このレビューのURL]

6点 RAY

神の目を持つため、治療不可能な病巣も見抜ける特異能力を持つ女性外科医

のヒューマンドラマ・・と最初は思っていたら、なんとなんと医療裏社会

が出てくるわ、相当手のこんだSF仕立てのストーリでした。

ネタばれになるので言葉を選びますが、零(レイ)の名前まで意味が

あったということは、最初から構想がしっかり組み立てられていたということです。

一方、篠山という片思い野郎の存在が次第に増してきて好感が持てます。

少し登場人物が増えすぎて混乱しますので、気をつけてくださいな。

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[投稿:2012-03-04 18:56:51] [修正:2012-03-04 18:56:51] [このレビューのURL]

本作品の1巻2巻は10年以上前に出会ったがなかなか続編が出なくって、

未完成品と思っていたら、3巻目に会えました。これで最終巻と身構えて

読んだら、まだ4巻があるんだとこのサイトで知りました。

引っ張ってくれるなああ。

留美子ワールドのステレオタイプなので、安心して気楽に読めます。

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[投稿:2012-03-04 08:13:28] [修正:2012-03-04 08:16:20] [このレビューのURL]

2度目の婚姻関係が破綻するところから物語りは始まる。

主人公洋介はいたって平凡な現代サラリーマンだし、周囲の女性達もそれほど

突飛な設定でもないが、展開は複雑で意外である。

オトコが女を理解しないために起こる婚姻の破綻。一方で、子供ができるので、

家族関係は維持しなければならない。

新しい時代の新しい家族関係が提示されるサイモンふみの意欲作か?

ただし、皆自分に素直になって本当の幸せのあり方探ろうよ、という考え方は

女性的平和世界が前提なんですけど。

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[投稿:2012-02-05 00:31:21] [修正:2012-02-05 00:31:21] [このレビューのURL]

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