「朔太」さんのページ

総レビュー数: 822レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

優柔不断で、ただただ優しいから結果的に多くの人間に迷惑をかけ続ける主人公の
女装癖を巡って、延々同じパターンで人間関係の改善を図るお話。
主人公の動機は、母親を亡くした赤ん坊が泣き止まないので女装を始めた、って、
これは癖でしょう。

社会性のない狭い人間関係の中で、誰が違和感を感じたから、誰が不機嫌になったから、
というようなどうでも良いきっかけからすべてのドラマが始まるこの退屈さ。
コメディなのか?コメディにしては、毎度繰り返されるシリアス顔の主人公に辟易した。




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[投稿:2014-11-23 08:57:49] [修正:2014-11-23 08:57:49] [このレビューのURL]

表題に騙されて、それなりのミステリー要素のある事件ものかと手に取ってみましたが、
全くの思い違いで、大人のギャグマンガでした。

SF要素もあったり、絵が上手いので我が儘ブリ100%のお姉さんも魅力的です。
隠れた上質のギャグマンガと言っても良いでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-22 09:00:17] [修正:2014-11-22 09:01:57] [このレビューのURL]

超人的スポーツマンを描かせれば、東西随一のヒラマツミノルである。
体育会系典型的キャラ、しかもB型キャラの登場人物がてんこ盛りで出てくる。
我がまま、自分本位、ナルシスト、唯我独尊。
虎嶋社長の奥さんまで天然で自己本位なのにはワロタ。

覆面レスラーを基軸にしたシナリオには、意外性があったが、行き詰った感じで終了した。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-15 21:03:59] [修正:2014-11-15 21:03:59] [このレビューのURL]

河川敷生活という誰も想定しないような設定で、かつそこに住む住民達の意外な主張と思い込み。
電波な彼女との淡い恋心が切なく、荒唐無稽なギャグながら、金星にも本気で行ってみたくなる。

スローライフの極地というか、事情ある人たちのコミュニティということなら現実としても
許せるかな、と思った人だけ笑える世界かな?

さて、あなたは、どちらでしょう?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-03 15:39:05] [修正:2014-11-03 15:39:05] [このレビューのURL]

7点 GANTZ

有無を言わせず戦闘員に仕立てられ、いやむしろ戦闘員になっていることの説明すらなく、
逃げ出せば死、武器の使い方も分からず圧倒的に強く不気味な敵を前に、絶望的な状況と
信頼しきれない仲間たち。

類まれな設定が効果を発揮して、当初20巻は名作の仲間入りかと思いきや、25巻あたり
から急失速してしまう。ネタバレ後では読者には前半の絶望感、すなわち読み進めるための
動機がなくなってしまうことに作者も編集者も気づかないのは残念だった。

名作になり損ねた勿体ない作品でした。

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[投稿:2014-11-02 20:28:41] [修正:2014-11-02 20:28:41] [このレビューのURL]

連続怪奇殺人事件が基軸の女性刑事物語です。
シナリオそのものは、原作本に忠実に表現されるので、スリリングな展開です。
とはいえ、ちょっと有りがちな警察小説です。
グロな場面もありますので、お好みでない方は、避けてもらう方がベターかな。



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[投稿:2014-10-05 00:00:53] [修正:2014-10-05 00:00:53] [このレビューのURL]

真っ直ぐな気持ちをストレートに言葉にする星野君。
真っ直ぐさに戸惑いながら、突っ込みを入れまくりながら(作中、恋人である星野を何度も殴っている)
気持ち良いポジションを探る根岸さん。

決して理想の二人とは言い難いけれど、健やかに高校生らしい恋を育む。
高校生の恋って、こうだよね、って思い出させるような温かい気持ちになります。

ここからは、個別の感想を。
・星野君の語る言葉がしっかり吟味されていて、納得性が高い。
・一方根岸さんは、女子らしくムード、情緒的セリフなので、しばしば星野家で家族会議で議論の対象に。
・脇役の陽子、塚原、杉本さんが良い。彼らの温かくも冷静な支援が高校生らしさを生んだ。
・特に塚原、陽子のクールさが存在感があって良い。普通に周りにいそう。
・デビュー作品を週刊連載に切り替えてから数年、無理を重ねて5巻でゴールしたそうです。
 毎回全力投球の読み切り型だから、内容的に濃いものに仕上がったようです。

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[投稿:2014-09-21 17:01:33] [修正:2014-09-21 17:01:33] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「あたし達はハチ蜜を求めて、花を呼ぶの」が主題。

人によって勿論価値観が異なって、恋愛の立ち位置も違って良いのだけれど、みちばちのような生き方が
高校生をはじめとするマジョリティな人々の志向なのか?

エンディングも、徒労と虚無感だけしか残らない感じがしたが、共感は得られたのか?

ギャグも笑えないかったし、もて方ノウハウにも納得できなかったし、
こんな生き方しかできない人種の群像もの、としか評価できなかった。

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[投稿:2014-09-20 10:51:16] [修正:2014-09-20 10:51:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

古谷ギャグ満載で素直に楽しめる一方で、成り上がりたい発展途上の人間像がとても痛々しい。
容姿、学歴、育ちの格差に過敏すぎるほどのコンプレックスをグリグリ深堀りしてギャグにする。
最後は明るく締めてくれる号はありがたいが、時折冷たく突き放す号があって、その時は
ギャグ漫画なのに息苦しいことすらある。

最終話では、作中人物全員に明るい未来を感じさせる予感で仕上げてくれたので良作になったと思う。

人類最大にして最強の敵”面倒くさい”に打ち勝ち、立派な大人になりたいなあ・・。
がんばらなきゃな・・・。

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[投稿:2014-08-30 08:55:31] [修正:2014-08-30 08:55:31] [このレビューのURL]

5点 ES

超能力がベースにあるので、当初は小さな異常や歪から始めてもらって結構なのですが、
これがいつまで経っても、初めに設定した小さな人間関係から巣立っていかない。
主人公や周囲の数人が、このままESを放置しておくとだめで対峙していかないとという
危機感が伝わらなかった。
現に、秋庭は共存を積極的に臨んだESだったはず。

初期設定や人物個性などキャスティングは良かったのに、脚本に恵まれなかった演劇のようでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-08-24 18:47:29] [修正:2014-08-24 18:47:29] [このレビューのURL]

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