「」さんのページ
まず、未来編ながすぎ。
アニメにいたっては、過去に帰るために戦っているのに修行のため過去に帰
える始末。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-11-16 14:11:35] [修正:2012-11-16 14:11:35] [このレビューのURL]
5点 僕らはみんな河合荘
マカロニほうれん荘とめぞん一刻を足して3で割った世界で、
桜蘭高校ホスト部の藤岡ハルヒをヒロインにした、てな漫画。
ヒロインのルックスが私好みであり良い。普通に楽しめる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-11-08 19:54:30] [修正:2012-11-08 19:54:30] [このレビューのURL]
もはや大人気と言っていい有名サッカー漫画。
色んなスポーツを取り扱った漫画があふれている中で、何でこの漫画を読むとこんなに実際に足を運んで地元のクラブチームを応援したくなるんだろうねぇ。実際うちの姉貴などはこの漫画を読んだのがきっかけで、勤務先に近いというジュビロ磐田のプチサポーターになってしまったそうで、J加盟クラブすらない私の地元からすると実に寂しく思ったりする(でも今年はJ2上がれそう!)。
この漫画について語られる時に、監督が主軸にすえられているということに言及されることは多いと思う。ただかといって、監督の力で弱小チームを成長させ、巧みな戦術で痛快に敵チームをやっつけるというのがこの漫画の一番の面白みかといえば少し違う気がする。いやもちろんそういう面もありはするのだけれども。
何というか、読む側をめちゃくちゃ熱くさせようとはしていないんだよなあ。例えばORANGEはフロントやクラブのサポーター、J2の経営問題を物語に絡めた初めてのサッカー漫画だったかもしれない。ただその中でもやはりORANGEには武蔵という確固たる主人公に軸があったわけで。私たちはサブのキャラクターたちやストーリーに焦点が当てられる時があったとしても、大活躍する武蔵にこそ感情移入したし、熱くなった。
しかしジャイアントキリングにおいては、監督である達美に感情移入することは驚くほど少ない。何しろ何を考えてるのかよく分からないのだ笑。そして代わりに私たちは、選手達でありサポーターでありフロントに感情移入することになる。もちろん彼らだって一様じゃない。ベテランがいれば若手がいる。試合に出る選手がいれば出られない選手もいる。移籍する選手もいれば移籍してくる選手もいる。現役ばりばりの若いサポーター集団がチームを支える一方ETUが強かった頃のサポーターだって戻ってくるし、ずっとスタジアムに通い続けているじいちゃんサポーターがいれば、小学生のサポーターもいる。社長、広報、スカウトといったフロントがいる。記者やスタジアムを管理するおっちゃんだっている。
ここに脇役というのは存在しない。ETUという一つのクラブを巡って、選手からサポーターまで様々な立場の人々の視点で群像劇が少しずつ語られていく。しかし必ずしも彼らの物語が交差するわけじゃない。でも彼らはどこかでつながってETUというクラブを構成していく。
一人に深く没入するわけじゃないので、ORANGEみたいにめちゃくちゃ熱くなれるわけではないのだけれど…。でもだからこそジャイアントキリングは、単一の視点ではなく様々な選手たちやサポーター、記者等たくさん視点でETUを眺めることで多角的に確固たる一つのプロサッカークラブの姿が浮かび上がらせることに成功している。そんなたくさんの視点が集まる試合だからこそ一つの試合であってもその重さと勝利する喜びが分かる。だからこそ実際に足を運んで地元のクラブチームを応援してみたくなる。
サッカー好きはもちろん、特に興味のない人にもおすすめ。うちの姉貴みたいにサッカーの魅力に気付かされることになるかもしれない。要はサッカーの面白さというより、プロサッカークラブの面白さを分からせてくれる漫画なのだ。実はかなり新しいスポーツ漫画だと思うので読んでない方はぜひ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-22 22:53:44] [修正:2012-11-06 23:26:56] [このレビューのURL]
6点 ママはテンパリスト
育児漫画に興味なくても、かなり笑えて楽しめる作品かと。
息子さんのごっちゃんの行動をそのまま描いているというより、
そのヘンテコな言動を冷静に「この子はこんなにずるっこく考えて
こんな行動とっちゃってるんですねー」というように分析して
描いちゃってるのが面白いかと。
やっぱり「うちの子こんな変な言動するのよー」というより
うがった視点で「ほらうちの子こんなにずる賢いのよー」と
表現される方がありきたりでなくて笑えるんですよね。
あと作者さんの演劇力。あそこまで熱心に作り話にのめり込む
お母さんは少ないような…。
作者さんんも書いているけど、ごっちゃんが年をとるにつれて
ネタもなくなってきてるし、基本ワンパターンなので1ー2巻は
インパクトあって面白かったけど巻数進むごとにパワーが
減ってきます。4巻で終了して正解ですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-16 11:36:01] [修正:2012-11-06 22:42:20] [このレビューのURL]
5点 暗殺教室
インパクトのあるタイトルと表紙、電車の広告を見て読んでみました。まだ導入部と思いますが、1年縛りの設定の割には切迫感があまりないです。一巻で何日過ぎてしまったのか?気にもなりませんでした。
ただしツッコミどころはあるにせよ月を三日月状に吹っ飛ばしたとか、暗殺(この場合「暗」がつくのは妥当か?)できたら100億円とか、相手はマッハ20で動けるとか、少年向けにわかりやすい設定ではあります。
個人的にはこのパターンはタイムリミットが近づいてパニックっぽくなってからが面白くなると思うので、今後に期待といったところです。
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[投稿:2012-11-05 02:03:05] [修正:2012-11-05 02:03:05] [このレビューのURL]
6点 動物のお医者さん
個性的な人物と動物たちが織りなす日常を描いた作品で、ハスキー犬チョビをはじめとする動物たちが可愛いです。動物たちの考えていることが本当かは分かりませんが、個性を表現できています。
笑いのポイントとしては理不尽な点が目立つのですが、何とも憎めない理不尽さが和ませてくれる感じがします。
作品を通したほのぼの感とギャグのセンスが、佐々木ワールド全開ですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-11-02 00:00:35] [修正:2012-11-02 00:01:32] [このレビューのURL]
6点 かんとく
高校野球漫画。
全6巻でしかないんだけど、1巻と最終巻のテンションのギャップがすごい。
当初はギャグ漫画だったんだけど、徐々にシリアス化。
だんだん人間関係が壊れていくが、ラストは予定調和的というかうまく締めくくった。
人が涙流しながら壊れていくのは、やっぱ見てて面白い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-29 00:39:24] [修正:2012-10-29 00:39:24] [このレビューのURL]
1点 ONE PIECE
売れてると話題と聞いたので、数年前に読まず嫌いは駄目だと思いスリラーバーグに入ったところぐらいまで読んでみました。
グランドラインにでるまでは、荒さが目立つもののその後の展開に期待する面白さがあったのですが、それ以降はワンパターンすぎるし、笑うところや泣くところを読み手に押し付けてるのに苛立つだけでした。
キャラのセリフがないとなにやってるかわかり辛い箇所もあるし、絵で語れないのは漫画としてどうなんだろうとも疑問に思います。
シリアスなシーンとギャグのシーンの使い分けは残念としかいえない。
「できる事なら読みたくなかった」にふさわしすぎるそんな漫画で、読んだ時間を返してほしいと本気で思いました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-27 23:36:51] [修正:2012-10-27 23:36:51] [このレビューのURL]
10点 火の鳥
この作品の感想を表現するのは難しいです。
読めば分かる。とにかく読め。読まないなんて勿体無い。
そう答えるのが正しいかもしれません。
生きるとは何か。死ぬとは何か。
面白いとかつまらないとかで評価する漫画ではなく、人生の中で一度は読むべき。そんな作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-27 21:38:21] [修正:2012-10-27 21:38:21] [このレビューのURL]
7点 岳
画力も表現も及第点で、基本一話完結の構成も良く出来た
山岳救助漫画です。5巻くらいまでは話題になって、賞貰えるだけ
あるなと質が相当高く印象に残る山の厳しさを物語る救助
話でした。助けられない人間の数が多いのもリアルで心に
残ります。主人公の三歩の底抜けに明るく優しいがときに
厳しさや暗さを内包、天然かと思ったら緻密な
計算をしている的なキャラが魅力的でこれで物語
を引っ張れてるのはたしかです。シビアな物語も多いのに
緩衝されます。
しばらくしてから人情話、周辺キャラ話にシフトして、それはそれで今度は山の魅力を語って面白いのですが、最初の頃からするとインパクトで失速したな感は出ますね。
話のパターンもちょっと読めて来るのが増えます。
三歩を他キャラから間接的に語るシーンが中心になったのも熱量が
落ちたかなと。浮世離れした三歩をヒロイン久美が尊敬
して行くものの、山岳救助の師弟的な感じ
に終始して安易に恋愛にならなかったのは良かったですが
(この辺人間関係の機微も広く描けている)。
しかし15巻くらいで三歩の周辺に事件が発生で
酷いことになって衝撃を与え、三歩が限界登山に挑戦するという
最終章になって緊迫感が出てきます。日本アルプスに限定
されていたのが、世界の山へという形ではじまり最終巻で賛否
両論のようですが、また衝撃の結末で物語を終えました(個人的には肯定です。心に残りました)。
もっと巻数絞れたかな、人情話は上手いけどもっと登山の技術論
にも踏み込んでも良かったのではとは思いますが、良作漫画
だったのはたしかです。この漫画を読むと山は良いなと思いますが、シビアな面が濃いので行きたくなくなる気持ちも生じてしまいますね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-27 14:29:45] [修正:2012-10-27 14:33:23] [このレビューのURL]