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0点 ドロヘドロ
自分には面白さを理解できませんでした。
この作品自体あまり万人受けするような絵と内容ではないと思うのですが、これだけ多くの方が好評価されているということは、それだけここで評価している皆さんが漫画について深く考えているということなのでしょうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-11 15:13:11] [修正:2013-02-11 15:13:11] [このレビューのURL]
8点 風子のいる店
面白い。風子が可愛い。
ほのぼのしてるけどたまにぶっとんだ回を入れてきたり、飽きない。
平和に、のんびり、楽しく読めて、読後はスッキリ出来るような完結の仕方。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-11 08:39:51] [修正:2013-02-11 08:39:51] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
10巻完結なんだけど、1巻から10巻まで絶えずピークの面白さ。
圧倒的に面白い。一度読破をして再び読み直すと泣けるシーンが増えてる。
一年に何度も読み返してる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-11 08:23:09] [修正:2013-02-11 08:23:09] [このレビューのURL]
7点 バジリスク-甲賀忍法帖
忍法なんて完全に越えた超能力バトルのバトルロワイヤル作品
舞台は史実を流用してなかなか上手い舞台だと思います。
一発芸大会なので「何の力持ってるの?」、「それを
破るにはどうしよう」って所が見どころです。
オチが大体読めちゃう作品だからこそそこが重要ですがこの巻数
でテンポが良く密度が高かったですね。
引っ張ることなくどんどん決着ついて犠牲者が出るのは
最近ある引き伸ばし
バトル漫画へのアンチテーゼになっています。
画力が高く、キャラも二十人もいますが読んでいるうちに
全員ちゃんと把握出来る辺り技量が高いです。
さっさと死んだキャラのために途中で前日談を入れているのも
上手かったです。一気に全巻読むことをお薦めしたいし、
それが可能な作品かと。
残念だったのはシンプルだからこそ良い面ともっと複雑な
バトルが見たかったなという矛盾するがどうしても残る気持ち
。ラストバトルが誰と誰がやるのかすぐに読めることです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-10 06:16:17] [修正:2013-02-10 06:16:17] [このレビューのURL]
7点 研修医なな子
なにげに医療漫画の中で最高峰だと思う。
絵柄からほのぼの系漫画に思われるが、まさにその通り。病院の腐敗や医師の堕落など、よく医療ものでテーマになる要素はあまり出てこない。研修医が指導医について学んでいく様子、普段の病院での生活が描かれる。
思うに、本当の現場ってこんなもんなんじゃないだろうか。常に黒幕のような教授がいて、白い巨塔は腐敗し、医師は患者を小バカにして、無知な患者はだまされる、というのは、形式化した偽りの世界だと思う。
笑いあり涙あり、本当の(と断言していいかは分かりませんが)、医師の生活が見たいという人はどうぞ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-08 22:19:14] [修正:2013-02-08 22:19:14] [このレビューのURL]
8点 七夕の国
面白いです。
寄生獣より地味という方もいますが、私はこちらの方が好み。
どこかの田舎の山里の集落(?)に、古くから守られてきた因習があり、里の民たちは外の世界にばれないようにその秘密を守っている、という設定だけで、都市伝説好きな人や秘境マニアなんかは絶対引き込まれると思います。
守られている秘密も、奇抜で面白いし、よそ者を排除し、逆に仲間(正確にはお殿様?)とみなした人にはガラッと態度を変える描写も、リアルに描かれていて説得力がある。
4巻と短いですが、きちんとまとまっていて、作品の完成度は高いです。
派手さはないけど、輝いている秀作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-08 21:42:50] [修正:2013-02-08 21:42:50] [このレビューのURL]
7点 あさひなぐ
かなり王道かつ正統派のスポ魂漫画なんではないだろうか。
絵もかわいいしストーリーもスポーツものの王道(修業があって試合があって)をきちんと歩んでいて、素直に楽しめる。もっと評価されてもいい作品だと思う。
なぎなたというなじみの薄いスポーツだが、その辺はきちんと説明されているので問題ない。
主人公は凡才・努力家タイプ。天才肌でぶっ飛んでる先輩や、性格の悪いお嬢様や剣道から転向してきた男勝りなど、他の部員の女子たちもタイプが豊富で楽しい。
きちんと熱くなれるスポーツ漫画。もっと多くの人に読んで欲しい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-08 21:34:57] [修正:2013-02-08 21:34:57] [このレビューのURL]
7点 花もて語れ
朗読がこんなに面白いとは、と思わせる力を持った作品。
最初に朗読されるのは、誰もが知っている宮沢賢治の「やまなし」(クラムボンは笑ったよ、というやつ)で、これを読み解いていく過程で朗読とはどういうものかが説明される。朗読する作品内の登場人物の立場を読み解き、セリフに情感を込める、という過程が、やまなしに出てくる二匹のカニの立場を考える形で説明される。私はこの作品を読んで、初めて「やまなし」の内容を理解できた。
また、「ぼろぼろな駝鳥」(高村光太郎)という作品では、最後の一文だけ話者が「作品の筆者」から「ダチョウ」に変わる(という解釈を主人公が行っている)。その朗読の場面では、話者の変換による衝撃的な効果が臨場感に満ちて表現されており、声が聞こえない漫画であるにも関わらず、朗読の面白さを十分に伝えている。
題材は異色だが、朗読に対する説明も十分で、主人公の成長・親友とのライバル関係といった要素もあり、今後に期待ができる作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-06 21:00:04] [修正:2013-02-06 21:00:04] [このレビューのURL]
7点 トッキュー!!
海保ものとしては、海猿より面白いと思った。海猿の主人公の変な正義感が鼻についた分、こちらの方がさわやかで楽しかった。
作中で最も面白かったのは、海猿でも同様だったが、やはり訓練過程の部分だった。見たことがない器具や練習方法、少しずつ力がつき、仲間同士の信頼感も増していく様子など、訓練ものはやはり少年漫画の王道なのだと感じた。潜水士ものではないが、「宇宙兄弟」でも、やはりJAXAでの訓練(というか選抜過程)が面白かった。
主人公は少年漫画らしく熱い男だが、脇を固めるキャラクターたちもクセがありつつ魅力的で、訓練終了後、そうしたメンツとチームを組んで海難救助を行っていく場面も胸が躍った。
人命救助のために時に非情になる必要性も、主人公のライバルに言寄せて描かれており、単なる熱血と情緒に流れすぎない点にも好感を持った。
ただ、最終盤にかけては徐々に失速していったイメージ。ある種のバッドエンドとも言える終幕なのではないか。主人公の根本的な問題(問題と言えるかは別として)は、解決されずに終わった形で、その点に少し不満が残ったが、基本的には笑いあり涙ありの王道少年漫画で、自信を持って勧められる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-06 20:53:10] [修正:2013-02-06 20:53:10] [このレビューのURL]
8点 おやすみプンプン
無職の父親、酒と男にだらしない母親、新興宗教にかぶれた両親を持つ境界例っぽい女の子、常識人のようだが意志が弱く欲望に流されて人を傷つけてしまう叔父など、シリアスな問題を抱える人たちが目白押しで出てくる。
好みの問題だが、この容赦ない鬱々とした雰囲気はとても良くできていて引き込まれる。
作品の最大の特徴は、主人公とその親族が可愛らしい鳥の姿で描かれていること。この仕掛けによって、内容が陰惨で泥臭くなりすぎず、作品が透明感のあるものになっている。主人公が記号的な分、ゆがんだ世界を素通しで見られる感覚。
ただ、お話の行き着く先が見えない、展開が遅い点が気にかかる。悲惨な話が続くだけでマンネリ化してしまわないか心配だ。
個人的にとても好きな作品なので、どこかで突き抜けて、うまく着地(どんな形でも)させてほしい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-06 20:47:30] [修正:2013-02-06 20:47:30] [このレビューのURL]