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10点 ドラえもん
大人が読んでも楽しめる子供のための漫画だと思ってしまいがちだけど、よく読みこんでみると、実は藤子先生は子供が読んでも楽しめる大人のためのギャグ漫画を書いていたんじゃないだろうかと思わされてくる。
子供時代にただ楽しんで読んでいたエピソードを、大人になった時に再度読み返すと、子供時代に気づかなかったメッセージがその作品に込められていたことに気づくことがある。
これぞ、ドラえもんの醍醐味ではなかろうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-04 18:36:31] [修正:2010-02-04 18:36:31] [このレビューのURL]
10点 トライガンマキシマム
ストーリー自体は基本的には王道的な展開で、且つ綺麗にまとまっているため割と誰が読んでも楽しめると思います。スケールも大きく、最終巻が一番面白い数少ない名作です。
ストーリーだけの評価でも8点前後はつけられると思います。
それに加えてアクションシーンが素晴らしい。
多くのレビュアーの方々が言われているように、アクションシーンはかなり解り辛いと思います。
しかし、そのわかり辛さは、描かれている描写や構図が余りにも奇抜で凄まじすぎるために生じたものだと思います。
これほどまでに凄いアクションは他の作品では見ることはできないでしょう。
特に9巻以降のアクションは、漫画という媒体で表現できる描写の限界点に到達しているのではではないでしょうか。個人的にこの作品はアクション漫画の一つの完成形だと考えています。
また、奇抜なキャラクターやおバカウェポンの数々も大きな魅力だと言えるでしょう。星雲賞の名に恥じない傑作だと思います。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2009-11-28 12:47:24] [修正:2010-02-04 11:06:30] [このレビューのURL]
10点 T・Pぼん
子供から大人まで、素直にお奨めできる作品。
少年向けの内容ながら、タイムマシン好きは必見だと思います。
個人的には藤子・F・不二雄氏の作品では、ナンバーワン作品だと思う。
平凡な中学生・凡(ぼん)がひょんなことからタイムパトロールとなり、
T.P組織の規約・指示に基づきながら、過去の歴史の中で不幸な死を
遂げた者で、なおかつ生存しても歴史の流れに影響しない者の救助活動
を行う物語である。
1つの歴史の中で起こった事象を、タイムパトロールが介入することに
よって、現在の歴史ができあがる側面もあり、歴史の精査、その歴史で
謎となっている部分の埋め合わせ(ストーリー構築)など、非常に練度
の高い作品になっていると感じる。
本書は未完となっているが、ストーリーは基本的に、テーマ毎完結と
なっているので、読み終わって(未完に対する)さほどの惜しさはない。
ただ、世界史・日本史でこの事象(例えば「本能寺の変」とか)を扱ったら、
作者はどうアプローチしただろう、という興味は凄くある。
叶わぬ夢であるが・・・。
3巻の最後に、藤子・F・不二雄氏が、本書への熱い思いを綴られている。
氏は元々歴史・探索好きで、その世界をタイムマシンで覗いてみたい、
という願望が強かったそうで、その願望を強く込めたのが本作品とのこと。
かなり昔の作品である故、時代背景や歴史認識など、若干古い感覚である
ことは否めないが、現在でも十分通じる作品であると断言できる。
巨匠、藤子・F・不二雄氏にとって、原点の思いが込められている本書を、
是非とも読んでもらいたいと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-04 10:12:42] [修正:2010-02-04 10:12:42] [このレビューのURL]
10点 柔道部物語
これは文句なく面白いでしょう。
単なるスポ根漫画ではなく、大いに笑えるギャグも取り入れられ、
さすが小林まこと氏といったところ。
私的にはスポーツ系もギャグ系も好きではないジャンルなのだが、
小林氏だけは別。本当に心から面白いと思います。
その中で本作は秀逸の一言。
展開的には単純なのだが、これだけ面白いのは作家の力量か。
続き(オリンピック編)が是非とも見てみたい。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-03 12:54:49] [修正:2010-02-03 12:54:49] [このレビューのURL]
10点 プラネテス
この漫画は凄いですね。
深く考えずさらっと読んでも、純粋なSF漫画として楽しめるし、
じっくり腰を据えて読めば、奥深いヒューマンドラマをみている
ような感動がある。
何度も何度も楽しめる秀作だと思います。
是非とも続編が見たい。
ハチマキがおっさんになって、子供が宇宙を目指しているという設定。
目標は土星?海王星?、技術飛躍前提で太陽系外なんかいいかも。
この作者なら、技術発展の過程や宇宙へ目指す背景・世界観なんかも、
見事に創り上げてくれそう。ハチマキの、自身の経験に基づく成長ぶり、
タナベの普遍の愛情表現など、ヒューマンドラマとしても面白い展開を
魅せてくれそう。
素晴らしい作家だと感じます。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-03 11:04:09] [修正:2010-02-03 11:04:25] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
連載当時、寄生獣は私の漫画ランキング、第一位でした。
20年経った今でも、私の漫画ランキング、第一位です。
きっと10年後も、私の漫画ランキング、第一位でしょう。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-02-03 00:33:15] [修正:2010-02-03 00:33:15] [このレビューのURL]
10点 家庭教師ヒットマンREBORN!
私の毎日は、この作品と出会うまでただ同じような毎日を繰り返すだけでした。
そんな毎日はとてもつまらないもので、あらゆることが、同じように見えたのです。この毎日を変えてくれたのが、この作品でした。
この作品に出会ってから、私の感じ方が変わり、私の毎日を、光り輝くものにしてくれました。ツナが仲間とともに成長していく姿に、感動して、私も、こんな風に一生懸命頑張って生きて行きたいと思いました。
これからも、応援したいと思っています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-31 13:31:45] [修正:2010-01-31 13:31:45] [このレビューのURL]
10点 G戦場ヘヴンズドア
個人的にど真ん中でしたね。とにかく熱いし、何回読んでも泣ける。
たった3巻なのにここまで引き込まれたのはマンホール以来。
友人に勧めたりもしたが、不評が多かった。人を選ぶかもしれないが、是非一度は読んで欲しい。漫画家に対する見方は確実に変わるはず。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-30 08:16:34] [修正:2010-01-31 10:16:16] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
まずすばらしいの一言。今まで読んだ漫画の中でも取り分け完成度の高い作品。
漫画というメディアでも、いろいろと考えさせられることを証明した作品。悪いとこが見つからない!是非一読をおすすめします!
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-26 16:20:10] [修正:2010-01-30 08:38:27] [このレビューのURL]
10点 度胸星
自分の中では名作中の名作。
確かに連載打ち切りにより 「謎残しのまま終わっている」 という点が、
逆に魅力的に思える部分はあろうかと思うが・・・。
画的には好き嫌いが分かれるところであろうが、ハマってしまうと魅力的。
非常に引き込まれるキャラクターが、物語の中で躍動している。
ストーリーは秀逸の一言。
基本的には宇宙飛行士育成物語でヒューマンドラマ的印象が強いが、
火星でのテセラックを巡るドラマが、この作品の肝の一つになっている。
そう言う意味でこの漫画は、「SF」 というジャンルなんだろうと感じる。
もし連載継続だったら、このテセラックの正体は明らかになっていたのだろうか?
最終的に 「読者の判断に任せる」 的な結末になった可能性も否定できないが、
人の心を読む能力を持った茶々の存在、超ひも理論のエキスパート坂井輪の
存在など、伏線もキッチリと張られていたことを考えると、何かしらの結論を
提示していた可能性が高い。
そう考えると連載打ち切りが残念でならない。
連載雑誌ヤンサンの愚鈍な判断には、心より軽蔑・批判したい。
(結果、ヤンサンは休刊となったのだから、無能な編集者の集まりだった
ことは、一般的に証明されていると感じる。)
「ブラックジャックによろしく」 のように、他誌での再開を強く望むが、
作者によると連載再開の意思はないそうである。残念でならない。
あぁ、度胸の火星での活躍を見たかった・・・。
しかしテセラックの正体って何だろ?
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-01-28 10:18:46] [修正:2010-01-28 10:24:45] [このレビューのURL]