「」さんのページ

総レビュー数: レビュー(全て表示) 最終投稿: まだ投稿されていません。

10点 寄生獣

僕の漫画ライフを始めさせた漫画。

ファションセンスと漫画の面白さの間に関連性がないと世に知らしめた偉大な作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-18 21:25:29] [修正:2010-03-06 20:51:18] [このレビューのURL]


今週号(3月1日)を見て,富樫の休載は本当は作品について悩んでいたからだったのかと思い始めた。

連載の少なさは,密度の濃さゆえ。
もう富樫の休載を批難する事はできない。

やばい!しか言えない。

やばい!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-18 21:31:34] [修正:2010-03-06 20:38:28] [このレビューのURL]

僕は漫画のストーリーを考える時、
あだち先生の短編を真似しながら考えます。

チェンジ、途中下車、スプリングコールがおすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-07 17:49:44] [修正:2010-03-06 17:58:02] [このレビューのURL]

異様に面白かった。
あだち充初期傑作集の中で一番好きです。
ストーリーのテンポが良くて、
まるで楽しい音楽を聴いてるかのようにスラスラ読めちゃいます。
現在のあだち作品のキャラはどこか悟っているというか、
クールな感じのキャラが多いですが、
この作品はみんなバカっぽくてかわいいですw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-02 00:44:18] [修正:2010-03-02 00:44:18] [このレビューのURL]

あまり安易に10点は付けたく無いんですが……。
久米田先生は一人の読者を楽しませるために九九人の読者に切られるタイプのギャグを書いていると思います。
そしてその一人に自分が当てはまってしまった、と。
当時は自分も幼く、時事ネタのほとんどはわからなかったのですが、箇条書きのうちの一つでも知っていれば思わずニヤっとしていまう。
アベレージで毎週楽しませてくれる、本当に素晴らしいギャグマンガでした。


今まで読んできた無数の漫画の中で自分が躊躇無しに10点をあげられる3つの作品のうちの1つですこれは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-01 16:42:18] [修正:2010-03-01 16:42:42] [このレビューのURL]

10点をつけるのに迷いました。なぜなら吉川英治の原作を未読の自分(原作よりも漫画を手に取ったのが早かったので、読まないようにしているんです)が、果たしてこの作品の価値を本当に計る事が出来るのか、と。でも10点つけました。どれだけ魅力的な原作の助けを得ていたとしても、絵と言葉によって表現される漫画というメディアの最先端にいる、という評価は他のどの漫画の追随も許していないと思うので。

宮本武蔵という歴史上の人物の価値は、彼が剣豪として強かったということに現れているのではなく、深淵極まりない肉体と精神の結合を体現したことにあるのだと思います。単に人に勝ち、その結果人を殺めてしまう道具としての剣ではなく、「天地とひとつ」となるための道としての剣。その葛藤の中で生きる武蔵の姿を、書いている井上さんの苦悩までも伝わってくるような息づかいで記しています。

絵はみなさんの述べている通り、素晴らしいの一言。BRUTUSの特集で美術評論家(だったと思います)の方が「現在活躍されているどの日本画家よりも画力が高い」と述べていました。個人的には、スラムダンクよりも秀逸かつ唯一無二(この作品に関しては、「天下無双」と呼ぶべきでしょうか笑)の作品だと思います。未読の方が心底羨ましいと思えるほど、素晴らしい作品です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-01 12:47:03] [修正:2010-03-01 12:47:47] [このレビューのURL]

10点 まんが道

A先生のこれ以外の作品はまったく評価していないのですが、
これは素晴らしい。大好きなんです。

「ンマーイ」や「チューダー」、
ショック時にメガネがバリバリに破壊される描写等は、
愛を持ってネタにさせてもらってます笑。


「俺たちには漫画しかない。」というエネルギーと覚悟、そして2人の友情が作品から滲み出ている。

「バクマン。」も好きなんですけど、
「熱さ」という物差しで測るなら断然「まんが道」!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-01 01:04:02] [修正:2010-03-01 01:04:02] [このレビューのURL]

10点 SF全短篇

凄いですよね。
飽きないですもんね。

子や孫、多くのこれからの世代にも読んでほしいですね。
僕は本を大事に扱う神経質なので、子どもが出来ても僕の本は読ませませんが(´・ω・`)

1巻の作者の娘さんのあとがきを読むと、
F先生が、作品から想像した通りの人間性でますます好感が持てました。


抜粋
・父は人一倍「不思議な話」が大好きであった。それも人づての話だけでは納得できず、自分の目で確かめずにはいられない性格だった。日本の漁船が首長竜の死体を引き上げたというニュースが広がった時も、様々な雑誌かや新聞の記事を読み比べて鑑定を心待ちにしていた。結果、ヒレの組織からウバザメと推定され、残念なことになったのだが、それはそれで嬉しそうなのである。

作者のファンになったらA先生の「まんが道」も合わせて是非。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-01 00:51:15] [修正:2010-03-01 00:51:48] [このレビューのURL]

10点 ONE PIECE

ボク的にこの作品は、とても印象的でした。
集め始めたのは去年の6月頃でしたが、次がどんどん読みたくなる作品で1カ月ほどで54巻まで集めてしまいました。
物語も読んでいくうちに、「ここがこうつながるんだ」と解決していくところがとてもよかった。
バトルシーンも迫力がありとても衝撃的です
何度読みなおしても飽きずにどんどん読ませていく作品です。
これは読んで損はしないと思います。
ボクは読んでいてとてもおもしろかったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-27 23:37:46] [修正:2010-02-27 23:40:12] [このレビューのURL]


○マンガ界でも屈指の才気走った作品であろうかと思います。

○それは完成度が高いという意味ではなく、無駄にとっちらかっている名作であり、それが迷作にならないところが恐るべしなんですねこの人は。


○そもそも、作者の富樫義博さんはこの作品に入る前に、色々と物議を醸した漫画家でもありました。知っている人は多いと思いますが、『幽遊白書』のラストを編集者の意向を無視し強引に終わらせた他、『レベルE』では少年ジャンプで初の(だったと思いますが)月イチ連載という変則的な連載を経て、この『ハンターハンター』に至る訳です。この連載中のトラブルについては(長期休載)ほとんどの人が認知しているとは思いますが(笑)。

○ただこの作品、それを差し置いてもすごい作品だと思います。ハンター試験で遭遇する先の見えない試験や魅力的なライバル達。天空闘技場であらわになった『念』の存在、そしてヒソカとの決闘。幻影旅団編では段々とシリアスさが増してきて、グリードアイランドではマンガ内ゲームとしての面白さにゴン、キルアの修行の話としても面白く読めます。

○そうして現在も続いている『キメラアント編』になるわけですが、そのパート、パートごとにまるで全然違う作品のような印象を受けてしまいます。もちろん話としては続いているのですが、どうもすんなり一つの作品として受け入れられない、強引に色んな要素をひとつにまとめているような印象が拭えないんです。そう思う人は僕だけではないのではないでしょうか。

○これこそがこの作品の一番の特性だと思うのですが、これはその時々の富樫さんのやりたかったこと(描きたかったこと)をそのまま描いているからこういう変な形になったのだと思われます。極端に言っちゃうと描きたいことがコロコロ変わっちゃうから、それにあわせて描いちゃえっていう。

○たださすが凡百の漫画家と違うのは、そのそれぞれのクオリティが単体でもびっくりするくらいに面白いのです。本編とまるで関係ないオークションにしても、贋作についての知識が後に生かされるくだりなどは『あんた絶対描きたかっただけだろ』なんてつっこみをまるで闘牛士よろしく赤いカーテンでひらりとかわして伏線にしてしまう始末。もうこちらは両手を挙げて降参するしかありません。だからこそ、長期休載しても待たざるを得ないんですね(笑)。

○『念』についてもやはり面白い所をついてくるなと思います。
基本は幽遊白書でやっていることと近いんですが、それをもっとロジカルにして、弱点や縛りを明記することによってより戦略性があがり魅力的に仕上がりました。きっと突っ込めば色々と突っ込めそうですが、まず前提条件を先に示すことによっていい具合に回避できているんではないでしょうか。

個人的にヒソカの能力をすぐにばらしてしまったことは衝撃でした。もっと謎の能力として後に引っ張ることも出来たのに、あえてそうせず手札を出した状態で話を進めるなんてなかなか出来ることではありません。やっぱりこの人の描く戦いは面白い。

○この他、感心したり語りたい部分はたくさんありますが、僕が一番衝撃を受けたところを紹介したいと思います。

○それは25巻。キメラアントの王を駆除するために一斉に城(王宮?)になだれ込むゴン達ハンター協会の面々。ノヴの能力で王へと続く階段のすぐ下から一斉に攻めていくが、同時に城を謎の念攻撃が襲う…。

まさにここからの演出、構成です。しびれました。

○物語は佳境でここから様々な様相を繰り広げていくわけですが、ここから奇妙に時間が引き延ばされます。
まるで後にナックルが体験する走馬灯の様に、時間がゆっくりと進み頭の回転だけがまるでアクセルを踏み続けるかのように急加速していきます。

皆それぞれが己の役割を果たすべく動き、そのほとんどが何らかの問題が発生して事態はもっとややこしくなります。

同時発生的に生まれるトラブルをスローモーションな時間の流れの中で淡々とナレーションベースで語られる。それなのに異常にテンションが高い状態で描かれる不思議な感覚…。

○短い時間の中でまるでマトリックスのように色々考えたり細かく描写する手法自体は、実は結構あってキャプテン翼しかり、スラムダンクのラストもそれに近い演出だったように思います。

けれど、これほど長期間(つまり単行本1冊以上のスパン)で一定の時間速度をキープした例は今までにないんじゃないでしょうか。

○この演出を見たときに僕はもうこれだけで充分すぎるほどの高みを見せられた気になってしまいました。
もちろん物語は続くし、出来れば早く見たいもんですが(笑)、それでもこの作品を世に出してくれたことに感謝したいくらいすごいなぁと思ってしまうのです。

○もちろん欠点がまるでないわけではなく、むしろ他の作家さんよりわかりやすくたくさんあったりするのですが、人間短所より長所、いい人間よりいい作品だったりするわけで、ファンなら許すことも大事かと思ったりする今日この頃です。

それだけの作品であると思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-27 07:12:08] [修正:2010-02-27 07:28:50] [このレビューのURL]

点数別のレビュー表示

月別のレビュー表示