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ストーリーや演出は一昔前の少女漫画のような感じ。モノローグを多用しながら、丁寧に心理描写されていたのが好印象だった。ストーリーは大きな起伏は無いけど、安心して読める。キャラも個性豊かで、魅力がある。特にヒロインは、恋愛脳過ぎないのと、見返りを求めない優しさが素敵だった。
問題点は、一コマ一コマが大きくて、単行本のおまけページもほとんど無いので、単行本のお買い得感が無いこと。あとちょくちょく挟んでくるギャグが寒いことくらい。
ピュアなヒーローとヒロインの、初々し過ぎてなかなか進まない恋愛模様をヤキモキしながら見るのが好きな人におすすめ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-07-04 23:48:09] [修正:2014-07-04 23:48:09] [このレビューのURL]

通算40巻を超える長編ですが、ストーリーなどはないに等しい。
ランジェリー製作と下着の着付け(=女性を悦ばせるボディタッチ)に
天賦の才能を持った青年が、OLや女子アナ、スーパーモデルや果ては
合衆国大統領夫人まで、様々な女性のために「最高の下着」を作り上げ
同時に彼女たちが抱える問題を解決していく姿を描いています。

一件あたり数巻で終わる個々のエピソードに連続性はなく、
大長編でありながらどこからでも気軽に読み返せるお手軽さがいいですね。

それと、私が何よりこの作品で好きなのは、作品全体の雰囲気です。
主人公をはじめ、男性も女性も(エロが大きな売り物である作品の性質上
性的に良識を逸脱する部分はままありますが^^;)ほぼすべての
登場人物が基本善良で他人思い。
主人公を基点に、自分のすべきことに真面目に取り組み誠実に生きている人々が
みんな幸せになって友好関係をたがいに築いていく様子は
殺伐とした世の中に生きている身としては非常に素敵なファンタジーに思えます。

「ただのエロ漫画だろw」とイメージだけで敬遠している方には
機会があれば序盤の方だけでも読んでほしい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-06-17 20:09:51] [修正:2014-06-17 20:18:14] [このレビューのURL]

7点 鉄風

女子の総合格闘技漫画。

主人公はいわゆる天才で、なんでもすぐ人並み以上にできるようになってしまう。
そのため、「努力して努力して、なおその目標にとどかない」という体験を求めるドM。
そのうえ「充実している人間を許さない」とかいって他人を完膚なきまで叩きのめすドS。性格も悪い。

そんな主人公が、総合格闘技を始める。理由は、気に食わない相手(充実している青春少女)を見つけ、負け、その子を叩きのめすためという主人公にあるまじきもの。

主人公の性格や天才性、物語の展開、まともに見えてどこか狂っているキャラたち、全てが魅力的。

特に主人公の夏央が最高。
本来なら敵とかライバルにいそうなタイプのキャラだけど、それが主人公になっていることでこの漫画のオリジナリティが出てる。
基本ドMで性格も悪いけどもういろいろと可愛い。

長期休載しているのが残念。

追記
祝、連載再開!
最新刊も素晴らしいクオリティだった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-06-18 10:43:11] [修正:2014-06-11 21:50:20] [このレビューのURL]

重版するほど人気ということを昔ネットの見出しで見て気になっていて、今回読む機会があり5巻まで読みましたが正直つまらないです。
中華一番と焼きたてジャぱんを割ったような程度に少し加飾した感じだと思います。他の漫画にも、ありそうなキャラ設定もマイナスポイントだと思います。
今後、食べる側の演出が過剰になり過ぎて焼きたてジャぱんのように意味不明な漫画にならないことを祈ります。
ジャンプとサンデーの会社の系列が一緒の為、不安は残ります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-06-06 05:41:08] [修正:2014-06-06 05:42:57] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

暇つぶしにはなりますけどもう限界でしょう。
一応原作とアニメも映画も初期から追っていますけど。
実は敵だと思った奴が仲間になるみたいな繰り返しでもう
どうでもよくなっています。
純粋な悪役を作るのがいやなのかもしれませんがまるで緊張感がない。
主人公も正体を隠すのも面倒になってやりたい放題。
FBIや警察から信頼される小学1年生という設定自体が無理ですよ。
もう放っておいても崩壊しそうな悪の組織を追っているだけ無駄になってきて。
最近はわかりきっていた謎を解明して少しは話題になっているみたいですが
もうそこまで気になる内容でもなかったので微妙でした。
テコ入れに悪の組織の新キャラを出すみたいですけど
前回も名前が出てきて登場するのに何年もかかりましたが
今回もそういう方向になるんでしょうかね。
変装の名人が多すぎてもう誰が本物かよくわからなくなってきましたよ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-06-05 16:19:58] [修正:2014-06-05 16:19:58] [このレビューのURL]

題字通り医療ものでは珍しい麻酔科医の女性が主役の物語。
麻酔科医が存在が地味ながらも大変だとは耳にしたことがありますが、こうやって漫画で分かりやすく絵にしてあることにより(これがまた細かい所まで描写されていてすごい)、より実態が分かって勉強になります。
私も昔全身麻酔で手術したことがありますが、麻酔科医いたのかどうかすら覚えてないので、ほんと影の存在ですよね。いやぁ色々してもらってたのね。

漫画としては元気で真っ直ぐなヒロインなどのキャラや展開などは斬新ではないけど、彼らが抱える様々な問題を面白く描いていると思います。
ただ話が進むにつれ内容も高度になっていき、麻酔シーンに目が滑るようになっていきますが…(私の理解力の問題ですが)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-06-02 14:32:50] [修正:2014-06-02 14:32:50] [このレビューのURL]

話としては6人それぞれが何らかの負の背景を持っていいるが、それを次々に解決していく爽快さに身を任せ、気付くと読み終わっている良作かと思います。ありがちな妙にベタついた現状維持グダグダ仲良し系でないところが特にいい。
 ただし青春マンガなんざ聞いただけでも願い下げだぜ、という人にはお勧めしません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-30 20:23:50] [修正:2014-05-30 20:23:50] [このレビューのURL]

8点 石の花

[ネタバレあり]

現在においても題材になっていない第二次世界大戦の旧ユーゴスラビアでの顛末を漫画として描いた話。史実を基にしてキャラに魅力があり、先に気になる群像劇的な体裁をとっており、強制収容所の中までしっかり描かれている辺りは凄いです。複雑なこの地方で行った内部紛争を誘発させるナチスのしたたかさ、台頭を産んだ要因などをしっかり解説されており勉強になりました。その辺のゴタゴタや収容所での顛末などで人間の醜さを描いており、絶望と闘いながら、ひたすら生きようとする登場人物達への感情移入度は高まります。ただ最後は多分打ち切りだったのかもなというほど、急に勝ってしまい、勝ったという実感ないまま後日談を纏めて終わったかな感があります(金塊持った爺さんなんか未消化も良いところでしたし)。最終話で後味の悪い勝利を描いてましたが、勝利自体の実感が薄かったのは戦争ものとしてはどうだったかなと(戦いは負けてばかりの印象しかない)。
『アドルフに告ぐ』とは似た雰囲気の作品と言えばそうですが、あちらがヒトラーがユダヤ人という明らかにおかしいオチやラストシーンはこちらが感動や美しさがあっただけに、総合的には良かったかなと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-28 05:12:13] [修正:2014-05-28 05:12:13] [このレビューのURL]

9点 惡の華

一応、青春モノではあるが、その枠にとどまらない強いオリジナリティの漫画。
とにかく、ヒロイン仲村さんの魅力がすごい。終盤、主人公春日と仲村の決着は壮絶、涙。
仲村さんが何を思いあんな(?)ことをしていたのか、改めて振り返る仕掛けもグッとくる。
青春モノの一つの進化形であり、新たな傑作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-25 22:21:59] [修正:2014-05-25 22:23:51] [このレビューのURL]

ネットでの評価が高いので最後まで読んだが、最後まで面白さを見つける事ができなかった作品。残念。
自分が感じたのは、「拳を振り上げたまま、なかなか振り下ろさない」ような展開ばかりだったということ。なので、展開が明瞭なようでいて、ダラダラといったような雰囲気の漫画と受け取りました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-24 21:38:34] [修正:2014-05-24 21:38:34] [このレビューのURL]

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