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7点 シガテラ
みんなそれぞれ何かを抱えて生きている。
それを自分の中に貯め込むひと、
周りの人や環境のせいにするひと、
悩みがあることにも気付いていないひと、
気付いていながら悟られまいとするひと。
誰だっていろいろある。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-10-22 11:50:41] [修正:2014-10-22 11:50:41] [このレビューのURL]
2点 進撃の巨人
最新巻迄を読みましたが他の方がおっしゃる通り、絵の描き分け下手で誰が誰だか1回では分かりません。
また、ストーリーの進め方の構成の中で、〇話が盛り上がったところで終わったアトに次の話では回想シーンが意味もなく入ることが多いのでストーリーの繋げ方が分かりづらいです。話の繋げ方が悪いのでテンポ良く読めないのが難点です。
これから続巻を期待せずに読んでみたいと思います。アニメは見たことがありませんが、もしかしたらアニメの方がキャラや地形などの構成が分かりやすくなっているのかもしれませんのでアニメ→原作の方が良い可能性があるかもしれません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-28 22:59:02] [修正:2014-10-16 22:50:04] [このレビューのURL]
10点 7SEEDS
『絵が嫌いならばこそ、ぜひ手にとって見て欲しい作品です』
評価:一生手元において置きたい作品の中のひとつ
この作品の最大のポイントは、少女漫画でありながら、グロ描写があることでも、SFであることでも、サバイバルであることでもありません。
群集劇でありながら、ひとりひとりの心理描写を丁寧に描いていることです。
たしかに舞台設定も非常に面白いのですが、読めば読むほど上記のポイントは、キャラクター、心情あるいは信念とでも言うのでしょうか。そういうものを表現するためのツールに思えてきます。
あくまでも一個人の意見ではありますが、それくらい、心理描写=成長=生きるということに重きをおいている作品だと思っていただけると幸いです。
(これは田村由美の他作品も同じかと)
このポイントは群集劇が苦手な人からすれば、視点が定まらず不安定な作品ということになりますが、好きな人からすればたまりません。
正直、田村由美に多大に影響を受けている私でも、絵はあまりうまくないと思います。最初は苦手でした。
けれど途中で絵の上手い下手が気にならなくなりました。
途中でむしろこの絵でなければこれほどの激しい感情を抱くことはないだろうと気が付きました。
この作品は好きになるにしても嫌いになるにしても、普段はそう出てこないような激しい感情を掘り起こしてくれるものです。
もし退屈でたまらないのであれば、この絵に嫌悪感を抱くのならば、ぜひ手にとってみてください。
どんな感想を抱くかはわかりませんが、少なくとも退屈はしないことでしょう。
(おすすめはまとめ読みですが、そこはここにお任せいたします)
※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』の順番で手に取りました。
※間違いなく自分の人生に影響を与えたので点数を変更。
9→10
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-27 20:06:04] [修正:2014-10-13 22:39:21] [このレビューのURL]
3点 神さまの言うとおり弐
一部はそこそこ面白かった。少し強引だったけど。
二部はその強引さに拍車がかかり、キャラもイマイチで引き伸ばしも多く
正直ダレてます。
さっさと一部のキャラと絡ませて欲しい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-10-03 23:42:47] [修正:2014-10-03 23:42:47] [このレビューのURL]
10点 ARIA
古谷実や浅野いにおが好きな自分にとってはあまり合わなかった。
だが低評価するような作品でないことは一目瞭然なので10点です。
普段漫画を読まない人に是非読んでほしいですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-29 08:36:46] [修正:2014-09-29 08:36:46] [このレビューのURL]
7点 星のローカス
月刊誌連載だったこともあって、全35話と短めですが、
それを感じさせない密度の濃い作品だったと思います。
主に主人公の聡、幼なじみの志保里、下宿の隣人長尾の3人を
中心に話が展開しますが、それぞれの回ごとに関係する星座や
それにまつわるギリシャ神話の話が語られるという流れになって
います。
内容は「すくらっぷ・ブック」に比べ、友情よりも恋愛色が強い
かなという感じ。
特にこの作品でのキーマンは隣人の長尾。
おちゃらけたキャラで、かなり笑わしてくれますが、その正体が
話の途中、そして最終話に向かう中で明らかになってきます。
自分的には「すくらっぷ・ブック」と並ぶ忘れられない名作です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-25 14:26:39] [修正:2014-09-25 14:26:39] [このレビューのURL]
6点 無限の住人
ネオ時代劇とありますが、適度にいやこの時代こんなんないだろうってのを恰好よく取り入れつつ描いてていいですね。見開きの決めポーズの絵など作者さんセンスいいなぁと思います。
私は一気に全巻読んだので監禁編までの方が漫画の話としてなんかぎこちなくかったるく感じながら読んでました。監禁編からラストまでの方がぐいぐいストーリーにひっぱられて面白く読みました。
多分前半はヒロイン凛の敵討ちの覚悟の中途半端さにイライラしたせいかと。だってあんなに人を巻き込んで意気込んでたのに、実際にチャンスが巡ってきたら「今は無理」とか意味不明すぎます。そらあの年齢で親を目の前で殺されたからといって自分がサラリと人殺しができないのは普通だと思うし逡巡するものだとは思うけど、何度も遭遇してお互いそのままって…卍さんに失礼にもほどがある。話的にもどうしたいんだよ、この作者と思ったものです。
様々なキャラクター、それぞれの立場からのあの一生懸命さ、それを螺旋のように組み上げてラストに向かっていくストーリーはうならされました。
マキエさんの無双っぷりと最期の凛と卍さんの関係がなぁ・・・あんなに人を殺してしまったから幸せになれないというのなら分かるけど、唐突にあんな割り切られてもねぇ。卍さんが切なさすぎるでしょう。なんの罰なの?火の鳥!?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-24 22:38:33] [修正:2014-09-24 22:38:33] [このレビューのURL]
5点 少女ファイト
序盤は面白かったのだが、巻数を重ねる毎に気になる点が目立ち始めた。
くどいくらい詰め込んだ人間関係、流れ作業のようにカップリングされていくキャラクター達、財閥だヤクザだ令嬢だ使用人だのの現実離れしたキャラ設定、引きこもり解消の御都合主義…
随所に熱くなれる台詞や展開もある。それはいい。ただそれが共感として心に響く為にはやはりある程度のリアリティも伴う必要があることを知って欲しいのだが。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-24 10:30:23] [修正:2014-09-24 10:30:23] [このレビューのURL]
4点 だがしかし
食べたことがあって、知っているお菓子が出ているのが良いと思います。
登場人物は、まだまだ少なめで今後の展開もわかりませんが、基本短めの1話構成になっているので単行本としては飽きるのが早いと思いますが、少年サンデーという雑誌の中での中休み的に読むには調度良い作品だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-21 16:12:03] [修正:2014-09-21 16:12:03] [このレビューのURL]
6点 ぼくらの
私の漫画の評価基準だと高評価にはできない。
ロボットの造形はオリジナリティあふれているが、
特異なだけで、私には魅力的には映らなかった。
動きの表現が乏しく、何をしているのか漫画では全くわからない。
攻撃手段の説得力が全くなく、すべての機構がご都合主義のように感じた。
キャラクターの描写にかなり癖があり、みな生気が感じられない。
体型がヤセ型のキャラクターが多く、キャラの書き分けや性格付けがイマイチで、
キャラが立っていない。はっきり言うと、キャラクターデザイン・服飾がダサい。
太っているキャラも、栄養失調のように見える。
家族構成やキャラクターの置かれる環境をベースとして、物語は進行していくが、
それぞれのストーリーは、人によっては感じる所があるかも知れないという内容。
個人的には、単なるショートストーリー集にすぎず、もっと全員のストーリーが絡むような、
壮大な仕掛けを期待していただけに、フィクションでありながら中途半端なように感じた。
伏線や種明かしのタイミングなど、よく練られているところは散見されるが、
それが物語を盛り上げることにあまり貢献していない。
翻弄される子どもたちのリアクションがとても薄く、心に響かない。
なにより作者の表情乏しい表現力で、全体のメッセージの強さが半減してしまっている。
コエムシなどは、もっと業深い存在にすべきだと思うし、
死にゆく子どもたちの絶望感や虚無感がもっと欲しかったと考えるのは、物語の抑揚を欲しがり過ぎだろうか。
世界観も止まった世界のような印象で、漫画的表現を嫌ったのか、すべてが薄く冷たい。
違う演出家の手で料理されればと思える内容なので、今後アニメを見る価値はありそうだと感じた。
思春期に読むと、もっと心に響いたかもしれない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-21 14:14:50] [修正:2014-09-21 14:14:50] [このレビューのURL]