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10点 HUNTER×HUNTER
休載が唯一の弱点。
だがそれがあってこその この内容だったら
許す!休みながらでもいいから続けてほしい
そんな風に思える唯一の漫画です。
人気あるキャラだから死なないとか
そういうことが全然ない。
キャラ優先より 流れ優先なので
衝撃的な展開がでてきます。
死なせればいいってものではないですが
不殺を謳っている漫画より ずっと物語が緊迫したものになります
特に主人公が味方の敵である犯罪集団 幻影旅団に捕まるところなんかは
先が読めなすぎてゾクゾクしました。
カイトの件も。。
蟻編の王はまさかあんな人格になるとは。。
この漫画は
ファンタジーですが バトル漫画ではないです。
バトルはしますが、冒険や探索の漫画です。
主人公が敵のボスを倒すという単純な漫画ではない。そこがいいとおもいます
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-06-10 14:38:44] [修正:2016-06-10 14:38:44] [このレビューのURL]
9点 ルサンチマン
時代にあわなかった不遇があったとおもいますが、
先読みしたような作品。
不器用で等身大でキモい主人公を描くのが得意の花沢先生ですが
この作品も救いがないくらいキモい。けど一生懸命。
おいおいおい!ってつっこみたくなる行動に
目をおおいたくなるけど ついみてしまう。
アンリアルにいったときの越後は性格も若干見た目にあわせて
変化していたり 演じていたり
ネトゲでもあるあるって感じがでててすごくひきこまれます。
神崎はデブでキモい引きこもりではなく、
デブでキモいけど 一応本当にアンリアルを開発したというのでいいんですよね?
神崎の正体はなにもしてないニートみたいな表現だったので
本誌での評判はそれほどよくなかったようなので、
終わり方が急いで収束した感がありますが、すごく評価できる作品だとおもいます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-06-09 11:11:10] [修正:2016-06-09 11:11:10] [このレビューのURL]
9点 幽☆遊☆白書
面白い。
もう6回ぐらい読み返していて
アニメ放送も何回も観てるのにやっぱり
何度見てもその凄さを実感できる。
この作品は平成5年生まれの
ゆとり世代の僕らでは
少し世代が違うのですが、
関西地方の認知度は凄まじいと思います。
正直、80%ぐらい観てました笑
再放送が毎年、夏休みにやっていて
まぁ周りでも観てない人いないくらい
みんな観てましたから
小学校の時は暗黒武術会編が好きで
中学校になると仙水編が好きになる
高校生になって、序盤の良さがわかって
大人になって、魔界編が1番好きになりました。
あと、今回読み返して変わったのは
桑原が1番好きになったことです。
桑原はなんか、ダサくて不細工、
ネタキャラみたいにしか見えてませんでしたが
彼が1番かっこいいんですよ。
僕はちょっぴり大人になりました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-06-07 04:36:06] [修正:2016-06-07 04:36:06] [このレビューのURL]
6点 戦国妖狐
三巻あたりから面白くなってくる。スロースタートは作者の特徴か?
第二部「千夜篇」開始。全体にさみだれより少年漫画らしい仕上がり。
2016.6 完結に伴い追記
いまいち不完全燃焼感?
千夜と迅火の戦う理由も無かったし、無の民もあっさり退場しちゃったし。
第一部は少年漫画的に戦ってたのに、第二部中盤以降は幽界干渉(話し合い)で解決できるようになっていったのもどうなんだろう。そりゃ現実にはそのほうがいいけどさ。
最終話はとてもよかった。やっぱりまとめるのがうまい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-14 03:35:59] [修正:2016-06-06 19:54:21] [このレビューのURL]
3点 3月のライオン
最初はまあまあでした。
実力のある方なのでぐいぐい続けて読んでしまうのです。
暫くしてみると 嫌な部分が目についてしまいのめり込めなくなりました。
良い部分
・絵はかわいい。とくに三姉妹のお姉さんなど好みです(個人的ですが)
・将棋の知識等なくても 勢いでおもしろく読める
・女の子の心理描写はよいとおもう。いじめのパートなど
悪い部分
・この作者独特だとおもうのですが、 なんというか脳内のみでつくられた
男同士のきゃっきゃうふふというノリが非常に寒い。
過剰なツッコミ過剰な主人公ヨイショ、オーバーリアクション、男同士の友情を
はき違えてる感があり みてて耐えられないです。
この作者の理想の男同士なんだろうなあと。女性の読む同人誌をみてるような気持ち
になります。ハチクロも薦められましたが同様にお寒くて1巻でだめでした。
・主人公の父親に対する態度や切り捨てが 青臭くて感情移入できない。
青春まっただなかの主人公だからいいのかもですが、その切り捨てを 見せ場、してやったり感で描いているのが すごく気持ち悪い。
下手に男の友情とか絡みとか描かずに普通の少女マンガかいていればいいとおもいます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-05-31 19:40:58] [修正:2016-05-31 19:40:58] [このレビューのURL]
「僕の小規模な生活」が面白かったのでこれも読んでみましたが、「小規模な生活」でこぼれ落ちたネタ的(あの作品でもネタ切れを訴えてた時もあるが、こっちはもっと頻度が多い)な上に読みにくい4コマにもなってない漫画という印象は拭えなかったです。内容の薄さに拍車が掛かっていますし、ページ埋めでしょうが良く出てくる作者の僕は(世間の出来事を)こう思うんだも同意出来ない時はくだらなさや鼻につくと言った感じでした。数巻で先が読めなくなりました。熱心なファンで作者夫妻の出来事についてどんなことでも知りたいって人にはおすすめでしょうが。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-05-18 21:21:48] [修正:2016-05-18 21:21:48] [このレビューのURL]
7点 イムリ
2006年時点では珍しい骨太のSF物語。
星の支配をめぐって争う人々の醜さを描く漫画。
設定は複雑だが物語の骨格はSFの王道的なものでわかりやすい。
カーマの賢者は抗体を持つイムリだから命令彩輪に対して無敵。
などの専門用語は読み飛ばしていい。賢者→無敵だけで十分。
記録もほとんどない大昔に大きな争いがあった。
争いを忘れた人はまた争いをはじめた。
人は同じ過ちを繰り返すのか、それとも次へ進めるのか。
といった事がおそらくは本作のテーマ。
結末はどのような形もありそうで続きが気になる。
良い作品だが欠点も多い。まず、やはり絵の癖が強い。
誰がどこで何をしているのかがパッと見でつかめず、
作者の意図を共有した上で絵を見ないと意味不明。
読み進めている間は気にならないが、一度とまると読み直す気にならない。
それと展開の繰り返しが多い。
逃げる。新たな仲間。先祖の言い伝え。裏切り。殺される。
ぶっちゃけこればっかり。
ショッキングな場面が続くが、単行本6巻で戦いが本格化してから
18巻までその繰り返し。
おそらくは読者にもうこんな酷い事は沢山だと思わせたうえで
一気に物語を収束させるつもりだろうが、さて上手くいくのか。
結末の良し悪しが作品全体の評価を決めるだろう。
良い結末なら数々の欠点は帳消し。悪い結末ならただの欠点。
ぜひ良い結末へ導いてほしい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-05-18 15:09:09] [修正:2016-05-18 15:09:09] [このレビューのURL]
7点 かくかくしかじか
東村アキコ版「まんが道」。のはずだけど全然違う。
先生、先生、とにかく先生。
作者の半生を描いたというよりは、「先生と私」をこれでもかっていうくらい濃密に描いた作品。
先生の猛烈に破天荒な人柄と、作者の「当時のバカな私」っぷりがとっても楽しく、一方で、ところどころで出てくる「現在の私」から先生へのメッセージが後悔や自責の念に溢れたほろ苦い味わいがあって、途中までは本当に面白かった。
ただ世間での評価は割と賛否両論で、手放しで絶賛する人が多数を占める中、「あんなにお世話になった先生をあっさり見捨てるなんてクズすぎる」みたいな意見も一定数あるようで。
確かに最終巻を読んでいてちょっと醒めた部分はありました。
だって先生に対する懺悔や後悔というよりは、自分自身への言い訳にしか感じられなかったから。
「なんであの時○○しなかったんだろう…」ではなく、「あの時○○しなかったのは××だったからしょうがない」っていう。全編そんな感じ。
でも冷静になって考えてみると、「あんなにお世話になった先生」も、「それをあっさり見捨てるクズな私」も、作者の目を通して描かれた世界観の中の登場人物なんですよね。
細かいところをいろいろとぼやかして、作者自身の好感度を上げつつお話を終わらせることも十分可能だっただろうに、敢えてそれをしないで作者のありのままを先生にぶつけたお話。
美談にはせず、尊敬とか悔恨とか思慕とか葛藤とか郷愁とか慙愧とか、作者のいろいろな気持ちをごちゃ混ぜにして出来上がった文字どおり作者の自伝的なお話。
これを読んで作者のことを悪く思う人はいても、先生のことを悪く思う人はいない。
そう考えたら、私はこのお話がとても好きになりました。
「先生と私」を読者に向けて面白おかしく描いた1巻から4巻。
「私の気持ち」を先生に向けて誠実に描いた最終巻。
思えば最終巻が読みづらかったのも当然なのかもしれないですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-05-14 22:50:22] [修正:2016-05-14 22:50:22] [このレビューのURL]
10点 スピリットサークル-魂環-
意外に短く終わってしまったが、ここまで内容の深く濃い作品はなかなか無いと思う。
作者の言いたいことは、前作品「惑星のさみだれ」別作品「戦国妖狐」でも一貫している部分があり、強い信念をもって作品に臨んでいることがうかがえる。
感情移入が難しい「惑星のさみだれ」が受け付けない人であっても、今作は2巻まで読み進めることが出来れば、最終話まで、読みふけることになるのではないか。
相当練られた話で、読み応えもあると思うので、私は是非おすすめしたい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-05-01 17:26:00] [修正:2016-05-01 17:26:00] [このレビューのURL]
7点 失踪日記
実録の失踪生活を描いた漫画(終盤はアル中治療記)。作者の他作品を知らないで読んだのですが、絵柄の親しみやすさや描写力がさすがベテランだと思います。ホームレス生活までしていた訳ですが(後半は配水工として働いてる)、丁寧かつ面白くおかしく描き、楽しそうにみえるという凄い作品だと思います。こうなっても人間生きていけるんだって感じなので、こっちの方が下手な他の元気づけることを意図してる作品よりも元気が出る漫画かなと思ったりしました。
意図的に暗い感じを排除していると前置きしつつも、実際に作者が失踪生活している間は作中にもあるように、実社会の欝から抜け出して活き活きとして、規則正しい生活と後に襲ってくるアルコール中毒から逃げられている、警察に発見されなければ戻るつもりは一切なかったところは考えさせられるところでした。巻き込まれた家族は大迷惑という大前提の突っ込みがあるので、この辺は目くじら立てずに読める人向けの作品ではありますが、色々な賞を得たり話題になっただけの作品ではあるかと。ただ終盤のアル中病棟話が半端だなあと感じました。続編が出ているらしくそれも読まないと一段落してない終わり方でした(読む予定ですが)。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-04-24 08:55:41] [修正:2016-04-24 08:55:41] [このレビューのURL]