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8点 DEATH NOTE

[ネタバレあり]

リアルタイムで読んでいた時のワクワク感は相当でした。
キャラクターも魅力があり、読み応えも十分で、画力も最高峰。

原点対象は言わずもがな2部です。
明らかにトーンダウンしちゃいましたね。
かなりメディア化された作品なので、ネタバレ気味感想でいかせて頂きます。

Lという素晴らしいキャラの喪失もあるのですが、2部は月も相手のニアも、リスクを恐れて全然自分から動かないんですよね。
人を動かして、思うように動かずに相手にヒントを与えるというパターンばかり。

1部は月もLも、リスクを冒しながらかなり自らアクションを起こしていたので、心理戦も余計に際立ったんですけど。

ただ、それを踏まえても良作の域だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-06-28 21:48:57] [修正:2016-06-28 21:48:57] [このレビューのURL]

絵柄の古さは否定出来ないものの、流石長谷川作品というだけのスケール、話の展開や熱さと畳み方は素晴らしいです。一人で異世界行く話は最近の流行りですけど、学校全体で行くというのは特有のものだと思います。七回しかロボット乗れない制約を課す中で序盤でかなり使ってしまい、緊張感を持たせながらちゃんと帳尻が合ったところも感心しました。総合的に「マップス」には及ばないとは思いますが相当な良作です(好みによって上行くかもしれない)。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-06-23 02:01:13] [修正:2016-06-23 02:01:13] [このレビューのURL]

上橋菜穂子さんの守り人シリーズは読んだことがあって
いいファンタジー書く作家さんだなと思ってました。
この話は読んだことがなかったので、せっかくだから漫画で
読んでみようと手にとってみました。

最初はかわいらしい感じの絵に、私の脳内ではファンタジーは
渋めの絵柄で展開してるので違和感がありました。
が、作画家さんは本当にこの話のファンなんでしょうね。
物凄く丁寧に人物も背景も描かれてて読み進むうちにどんどん
武本さんの紡ぐ異世界にひき込まれていきました。
もうね、5巻なんて涙でまくりでしたよ。

作画もいいのですが、エリン達の世界観もすばらしい。
独特の国家体制、獣と王家の謎めいた関係、母親の行動の真意
の謎、などなど意外と骨太なストーリーで魅惑的。
ヒロインだけが主体で話が進んでいるのではなく、その国の
様々な立場のキャラ達の視点で進んでいるのも面白い。
それぞれがどう物語の核心部分に作用していくのか楽しみです。

原作は完結しているけど漫画はまだまだ連載中。結末は気になり
ますが、漫画がかなりいい出来なので原作は漫画が終わってから
読もうと思ってます。


---------追記

上では原作は後でと書きましたが、結局待ち切れずに漫画では描かれなかった続編まで全部先に読んでしまいました。
が、正直言って、原作ではポカーンとした王獣編の終りが武本さんのこの漫画で読んだらもうね、ダーダー涙出ちゃいましたよ。改変はほとんどされてないのにこれは武本さんの描写力の方が私には響きましたねー。足りないパーツが絵の迫力によって補強されて素晴らしかった!!
できれば続きも武本さんに描いて欲しいけど、物語的に厳しいのかなぁ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-03-02 17:30:40] [修正:2016-06-19 21:25:26] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

休載が唯一の弱点。
だがそれがあってこその この内容だったら
許す!休みながらでもいいから続けてほしい

そんな風に思える唯一の漫画です。

人気あるキャラだから死なないとか
そういうことが全然ない。
キャラ優先より 流れ優先なので
衝撃的な展開がでてきます。

死なせればいいってものではないですが
不殺を謳っている漫画より ずっと物語が緊迫したものになります

特に主人公が味方の敵である犯罪集団 幻影旅団に捕まるところなんかは
先が読めなすぎてゾクゾクしました。

カイトの件も。。

蟻編の王はまさかあんな人格になるとは。。


この漫画は
ファンタジーですが バトル漫画ではないです。
バトルはしますが、冒険や探索の漫画です。

主人公が敵のボスを倒すという単純な漫画ではない。そこがいいとおもいます

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-06-10 14:38:44] [修正:2016-06-10 14:38:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

時代にあわなかった不遇があったとおもいますが、
先読みしたような作品。

不器用で等身大でキモい主人公を描くのが得意の花沢先生ですが
この作品も救いがないくらいキモい。けど一生懸命。

おいおいおい!ってつっこみたくなる行動に
目をおおいたくなるけど ついみてしまう。

アンリアルにいったときの越後は性格も若干見た目にあわせて
変化していたり 演じていたり
ネトゲでもあるあるって感じがでててすごくひきこまれます。


神崎はデブでキモい引きこもりではなく、
デブでキモいけど 一応本当にアンリアルを開発したというのでいいんですよね?
神崎の正体はなにもしてないニートみたいな表現だったので


本誌での評判はそれほどよくなかったようなので、
終わり方が急いで収束した感がありますが、すごく評価できる作品だとおもいます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-06-09 11:11:10] [修正:2016-06-09 11:11:10] [このレビューのURL]

面白い。

もう6回ぐらい読み返していて
アニメ放送も何回も観てるのにやっぱり
何度見てもその凄さを実感できる。


この作品は平成5年生まれの
ゆとり世代の僕らでは
少し世代が違うのですが、
関西地方の認知度は凄まじいと思います。


正直、80%ぐらい観てました笑
再放送が毎年、夏休みにやっていて
まぁ周りでも観てない人いないくらい
みんな観てましたから


小学校の時は暗黒武術会編が好きで
中学校になると仙水編が好きになる
高校生になって、序盤の良さがわかって
大人になって、魔界編が1番好きになりました。


あと、今回読み返して変わったのは
桑原が1番好きになったことです。
桑原はなんか、ダサくて不細工、
ネタキャラみたいにしか見えてませんでしたが
彼が1番かっこいいんですよ。


僕はちょっぴり大人になりました。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-06-07 04:36:06] [修正:2016-06-07 04:36:06] [このレビューのURL]

三巻あたりから面白くなってくる。スロースタートは作者の特徴か?
第二部「千夜篇」開始。全体にさみだれより少年漫画らしい仕上がり。

2016.6 完結に伴い追記
いまいち不完全燃焼感?
千夜と迅火の戦う理由も無かったし、無の民もあっさり退場しちゃったし。
第一部は少年漫画的に戦ってたのに、第二部中盤以降は幽界干渉(話し合い)で解決できるようになっていったのもどうなんだろう。そりゃ現実にはそのほうがいいけどさ。

最終話はとてもよかった。やっぱりまとめるのがうまい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-14 03:35:59] [修正:2016-06-06 19:54:21] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

最初はまあまあでした。
実力のある方なのでぐいぐい続けて読んでしまうのです。
暫くしてみると 嫌な部分が目についてしまいのめり込めなくなりました。

良い部分
・絵はかわいい。とくに三姉妹のお姉さんなど好みです(個人的ですが)
・将棋の知識等なくても 勢いでおもしろく読める
・女の子の心理描写はよいとおもう。いじめのパートなど

悪い部分
・この作者独特だとおもうのですが、 なんというか脳内のみでつくられた
 男同士のきゃっきゃうふふというノリが非常に寒い。
 過剰なツッコミ過剰な主人公ヨイショ、オーバーリアクション、男同士の友情を
 はき違えてる感があり みてて耐えられないです。
 この作者の理想の男同士なんだろうなあと。女性の読む同人誌をみてるような気持ち 
 になります。ハチクロも薦められましたが同様にお寒くて1巻でだめでした。

・主人公の父親に対する態度や切り捨てが 青臭くて感情移入できない。
 青春まっただなかの主人公だからいいのかもですが、その切り捨てを 見せ場、してやったり感で描いているのが すごく気持ち悪い。


下手に男の友情とか絡みとか描かずに普通の少女マンガかいていればいいとおもいます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-31 19:40:58] [修正:2016-05-31 19:40:58] [このレビューのURL]

「僕の小規模な生活」が面白かったのでこれも読んでみましたが、「小規模な生活」でこぼれ落ちたネタ的(あの作品でもネタ切れを訴えてた時もあるが、こっちはもっと頻度が多い)な上に読みにくい4コマにもなってない漫画という印象は拭えなかったです。内容の薄さに拍車が掛かっていますし、ページ埋めでしょうが良く出てくる作者の僕は(世間の出来事を)こう思うんだも同意出来ない時はくだらなさや鼻につくと言った感じでした。数巻で先が読めなくなりました。熱心なファンで作者夫妻の出来事についてどんなことでも知りたいって人にはおすすめでしょうが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-18 21:21:48] [修正:2016-05-18 21:21:48] [このレビューのURL]

7点 イムリ

[ネタバレあり]

2006年時点では珍しい骨太のSF物語。
星の支配をめぐって争う人々の醜さを描く漫画。

設定は複雑だが物語の骨格はSFの王道的なものでわかりやすい。
カーマの賢者は抗体を持つイムリだから命令彩輪に対して無敵。
などの専門用語は読み飛ばしていい。賢者→無敵だけで十分。

記録もほとんどない大昔に大きな争いがあった。
争いを忘れた人はまた争いをはじめた。
人は同じ過ちを繰り返すのか、それとも次へ進めるのか。
といった事がおそらくは本作のテーマ。
結末はどのような形もありそうで続きが気になる。

良い作品だが欠点も多い。まず、やはり絵の癖が強い。
誰がどこで何をしているのかがパッと見でつかめず、
作者の意図を共有した上で絵を見ないと意味不明。
読み進めている間は気にならないが、一度とまると読み直す気にならない。

それと展開の繰り返しが多い。
逃げる。新たな仲間。先祖の言い伝え。裏切り。殺される。
ぶっちゃけこればっかり。

ショッキングな場面が続くが、単行本6巻で戦いが本格化してから
18巻までその繰り返し。
おそらくは読者にもうこんな酷い事は沢山だと思わせたうえで
一気に物語を収束させるつもりだろうが、さて上手くいくのか。

結末の良し悪しが作品全体の評価を決めるだろう。
良い結末なら数々の欠点は帳消し。悪い結末ならただの欠点。
ぜひ良い結末へ導いてほしい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-18 15:09:09] [修正:2016-05-18 15:09:09] [このレビューのURL]

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