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小学生当時、心の底から恐怖を覚えた回もあった。
ほんわかする回もあった。

しかし何よりも、性の目覚めを感じたのはこの漫画だったかも・・・
という作品。
女性に対して性欲を抱いたのはゆきめさんだったような気がする。

王道路線ながらかなり際どいことしてたんだな、と感心します。

アニメも見ました。
色気路線は抑えてましたが声優さんがみんな良かったですね。
広役が藤田淑子さんだったとは、驚きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-05-14 04:51:55] [修正:2017-05-14 04:51:55] [このレビューのURL]

詳しい内容や褒めるべき点の多くはもう述べるまでもないので割愛。

個人的には、「いかに生きるか」よりも「いかに死ぬか」を深く感じた作品。
ファンタジックな展開のある作品であるが、この作品では死んだはずのキャラが何やかんやで生き返ったという夢要素は全くない。
そのため、死んでしまえばもう終わりである。

そしてこの作品では主軸となる味方の多くが死んでいく。
にも関わらず、彼らの多くは「安らかに」死んでいく。
それは、「死ぬ前に命を賭けてでも何かを守り抜こう」という強い意志と信念を持ったからこそだろう。

劇的に死んでいく多くのキャラたちに対し「何てカッコイイ死に様なんだろうか」と、ある意味で変な感動を覚えた作品はこの作品ぐらいである。

ちなみに、個人的に一番好きなキャラはルシール・ベルヌイユです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-05-13 07:12:47] [修正:2017-05-13 07:12:47] [このレビューのURL]

作者は「刑事コロンボ」を目指すとコメントした作品だが、
この作品は、世界中で愛されたコロンボ作品には遠く及ばない。

これは「金田一」や「コナン」のように犯人は誰?、というのを主軸にしたものではなく、
最初に犯人の犯行を描く『倒叙』スタイルを取っている。
上記のとおり、「コロンボ」や日本でも「古畑任三郎」で知られるスタイルである。

このスタイルのミステリーをこよなく愛する私は、連載当初からこの作品を楽しみにしていたのだが、いくつかの事件を読んでいてダレてきた。

シャードックとは、平たく言えば、
シャーロック・ホームズの魂が乗り移った犬であり、その声は当然犬の遠吠えにしか聞こえないが、主人公の少年とは会話ができる。という不思議な犬である。

ただ、これこそが最大の特徴にして欠点。
「犯人がコイツだ」と最初に気づくのがシャードックなのだが、それが
「犯行現場から逃げる犯人を私が見た」
「殺人の瞬間を目撃した」
ことを少年に告げることで話が始まるのである。

犬が言っていた、という証言など証拠にならないのは当然としても、
コロンボや古畑の最初の醍醐味は、
犯人の行動や発言の矛盾点を刑事が疑問に思い、そこから犯人に接触して追い詰めていくことである。

なのに最初の醍醐味をいきなりファンタジー展開ですっ飛ばしてしまう。
これで本格ミステリーを気取っていくなど愚の骨頂である。


結局これは、最初を手抜きにした倒叙ミステリーといわざるを得ない。
犬のコメディシーンはそれなりに面白いが、ただそれだけの作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-05-13 06:54:06] [修正:2017-05-13 06:54:06] [このレビューのURL]

ダーツは完全に小道具状態な頭脳戦漫画。しかしながら最近の頭脳戦漫画でもかなりレベルが高い作品ではないかと。演出、ハッタリのセンスが高いのも好印象(絵が上手い)。
主人公最強漫画ながら展開と仕掛けで毎回魅せる作品。一戦ごとのテンポも良いです。人気と知名度がもう一つだったのか完結巻数が短めですが、しっかりと終わってるのでダラダラ続くよりは良かったのかもと思います(終盤はややバタバタ、黒幕はじめ拍子抜けもありましたが)。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-05-04 08:20:08] [修正:2017-05-04 08:20:08] [このレビューのURL]

 干潟を題材にするのは悪くないと思います。メインではありませんが、思いつくだけで矢口高雄さんの釣りキチ三平、小山田いくさんのウッドノート、はしもとみつおさんの築地魚河岸三代目で取り上げられていたと思います。それぞれ面白かった。しかしこのマンガは干潟をメインにしてくるからには次々といろいろな生物を紹介してくるのかと思いきや、何度も同じものが出てくるし、かと思えば日常マンガっぽくなったり、デビュー作リメイクして取り入れたり、なんとなくハーレムっぽい展開見せたりと、なんだかわからないものになっていました。
 作者が干潟が好きという前提ですが、干潟の良さに焦点を当てて一点突破でよかったんじゃないかと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-05-02 08:56:36] [修正:2017-05-02 08:56:36] [このレビューのURL]

「侵略!イカ娘」の作者、安部真弘先生の新作漫画ということで結構期待して読んでみたんですが、1巻の時点では正直微妙でした。

と言うのも、とにかく読んでいて地味というか平凡で、物語にも登場人物にも魅力や個性のようなものを感じ取ることが出来ず、記憶にも印象にも残らない退屈な話ばかりを延々とやっているだけなので、正直2巻以降を買うかどうかはあやしいところです。

もっとこう読者に強烈なインパクトを与えるとか、日常物であるにしてもどこかで非日常的な要素を物語の中に組み込むとかして、読者の目を引きつけるような工夫をしていかないと、あっという間にその他大勢の作品群の中に埋没してしまうような気がします。

おそらくこのままでは、近いうちに「侵略!イカ娘2」が始まってしまうのではないかと、そんな危惧の念を抱かざるを得ないような内容でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-04-28 22:50:02] [修正:2017-04-28 22:50:02] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

先日8巻が出ました。
これだけタラレバ言ってるアラサー女性に対する説教をかますからには、
ラストは主人公がさぞやかっこいい女性になって終わるのだろう…と思っていましたが、
説教どころか早坂さんと付き合う→keyと関係を持つというクソみたいな展開をかましてくれました。
ここまでやってしまったらもはや最後がどうなろうと汚名返上は難しいです。

登場人物も全員本当に頭が悪く、不倫も浮気も当たり前、
初期のkeyは多少まともだと思っていましたが、
過去が明らかになり始めてから頭の悪い気持ち悪いキャラに成り下がってしまいました。
まだ「海月姫」の方がキャラクターは魅力的だと思います。

東村アキコ作品は「ひまわりっ」で知ってファンになりコミックスは全部集め、
それ以降の連載も雑誌・コミックスで全て追いかけています。
「東京タラレバ娘」というより東村アキコのレビューみたいになってしまいますが、
この作者はとにかくミーハー、熱しやすく冷めやすい性格のようで、
ストーリーものを始めても数年で作品を描くのに飽きるのか話が崩壊してしまいます。
初連載作品?の「きせかえユカちゃん」も未だに放置状態。
作品をきちんと進めて終わらせるのがとにかくヘタクソです。

初期の短編集のような一話完結ものや、
「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」など
人の特徴を面白おかしく捉えてそれをギャグ漫画として描くのは得意なので、
実在する人物や事実を元に描いた作品は割と面白く読めるのですが
(「ひまわりっ」の父・健一でその手法に成功して、この路線を見出したように思います)、
それ以外のストーリーもの…特に「海月姫」そしてこの「東京タラレバ娘」は
最初の設定こそ面白く出だしは好調なのに、
連載を数年続けるに従って作者が飽きたのか何なのか失速してしまいました。
作者がやってて楽しいのか編集からの引き延ばし指示なのかわかりませんが、
話が停滞してくると脇キャラのギャグ回が増えてそれがメインみたいになってくるのも特徴です。
「ひまわりっ」「主に泣いています」などは週刊誌掲載という事もあり、
まだ一話完結的な側面も持っていたので失速しながらも何とか終わらせる事ができましたが、
「海月姫」と「東京タラレバ娘」はもうグダグダです。
途中まで見えていた着地点も見失ってしまいました。

「漫勉」などでの作画環境を見ていても思いましたが、
その場のノリ、その時好きなもの、その時のアシスタントなどが作品にものすごく影響しています。
恐らく勢いだけで漫画を描いているのではないかと思います。

今までの実績で、作品をまとめ上げる力がないというか、
短編以外の作品をきちんと終わらせる事ができないのはそろそろわかってきたと思うので、
まずは話の大筋とオチをどうするかだけでも予め決めてから連載を始めて欲しいです。
「雪花の虎」は初の歴史もので、一応史実に沿って描けば脱線はしないはずですが、
作品を読むとわかる通りニワカで確かな知識に基づいているわけでもないので、
今の内に最後まで話の大筋だけでも作っておいて欲しいと祈るばかりです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-04-19 16:19:39] [修正:2017-04-19 16:19:39] [このレビューのURL]

競技ダンスという珍しい題材、全く凡人初心者の主人公とヒロイン、を扱いながら楽しんで読めたかなりの良作でした。次に来る漫画大賞、アニメにして欲しい作品などに選ばれたネット高評価には頷けるものがありました。分かりやすさ、熱さ、暖かさ、コミカルさなど河合克敏作品に通じて現代版にしたような作風でした。読み切り版よりも絵柄も格段に進化して親しみやすいです。

ただ、結果ではないスポーツを通しての成長、トップレベル競技者にも再確認させるものがある、など凡人主人公の活用が上手かったとは思うものの、最後の3巻は主人公脱落でほぼ踊っていないなど難しい部分も感じました。あと主人公とヒロインの恋愛面はもっと掘り下げて良かったかもしれない(将来的には鉄板でしょうが)。

少年ジャンプ連載としてはミスマッチもあったのか、駆け足で打ち切り気味ではという感じもありましたが、スタッフロールを交えたラストダンスを見た時の読後感は良くて余韻に浸れました。引き伸ばされずまとまって完結している点では今後アニメや実写などの原作になってもおかしくないのではと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-04-18 17:15:48] [修正:2017-04-18 17:15:48] [このレビューのURL]

つまらないとは思わないが、なぜ世間の評価はこんなに高いか謎の作品。

絵柄が独特なのは気にならないにしても、ストーリー展開が斬新とまでは行かずあくまで予想できる範囲でいて、登場人物にも共感できないので、どこか客観的に読んでしまう。

あくまでワンオブゼムな作品でメインディッシュという雰囲気ではない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-04-14 23:10:17] [修正:2017-04-14 23:10:17] [このレビューのURL]

映画化もされてヒットしたゾンビパニック作品。完結するようだし読んでみるかと手にとりましたが、主人公を第一に周辺のキャラがかなりキツいですね。外見といいこういうキャラがいるのはある意味リアルですけど、追い続けて行くのがしんどいです。絵がとても綺麗なので、やたら性的なことを盛り込んでくる作風もあってクセが増して来てしまいます。
読んでいる最中にとんでもない最終回迎えたと聞いて(かなりの投げっぱなしらしい)、それを耳にしたのもあって、読めないことはないのですが途中で止まってしまいました。色々な意味で人選ぶ作品だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-04-03 22:02:35] [修正:2017-04-03 22:02:35] [このレビューのURL]

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