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3点 SKET DANCE
トータルで見て、つまらない回の方が多かった。
劣化銀魂と呼ばれている(自虐すらしていた)のも頷ける。
それを証明しているのが銀魂とのコラボ漫画。
銀魂における空知さんが描いたコラボでは、銀魂ワールド全開のストーリーで、銀魂世界に飛んだボッスンやヒメコが見事に巻き込まれていた。
では篠原さんが描くコラボではどうなったか?
銀魂世界からやってきた銀さんや神楽がものの見事にボッスンやヒメコを振り回していた。
世界観やキャラの強さや個性は、スケット団よりも銀魂のほうが圧倒的に上だったと認めてしまっているようなもの。
現に、銀魂より短命のまま終わった。
銀魂と比べるなという声もあるが、設定も似ていた上にコラボすらしているのだからそんな言い訳は効かない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-13 18:32:00] [修正:2017-05-23 19:05:44] [このレビューのURL]
4点 ニセコイ
困ったときはヒロインを増やす。
そのありきたりな方法を恥ずかしげも無く利用してダラダラと話を引き伸ばしていっただけの作品。
何というか、劣化版「まぶらほ」という印象・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-21 00:43:00] [修正:2017-05-21 00:43:00] [このレビューのURL]
9点 GS美神 極楽大作戦!!
構成力が神懸っている。
横島が酷い目に遭って終了パターンは多用されるものの、
そうでない場合は予想がつかないオチが多く、なおかつ見事に話を締めている。
キャラもイキイキしており、
スタイル抜群ながら金にがめつい自分本位なクソ女。
しかし子供じみた面をたまに見せる美神令子というキャラは主人公としては唯一無二の存在だろう。
連載を終わらせなくても良かったじゃないか、と思えるほどの出来。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-20 23:56:25] [修正:2017-05-20 23:56:25] [このレビューのURL]
10点 ペット
イムリしかり作者は完全に平成の怪物。
独特な世界観、心理戦、超能力バトル、どれをとっても一級品で心理戦に関してもまるで全盛期のデスノートを思い起こさせる出来。
イムリが面白いと思ったならこっちもどハマりするでしょう。
ちなみに私はイムリよりも断然こっち派。
続編も出るらしいのでたのしみです
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-17 21:12:17] [修正:2017-05-17 22:35:23] [このレビューのURL]
5点 聲の形
テーマが斬新だったが、独自性もあったし
心理描写も見事だった。
ただし、陰湿なイジメ行為を受け続けたヒロインの心理描写は不可解だった。
結局のところ、耳が聞こえない人間の心理を健常者がしっかりと描ききることなど無理だった。
という気がして仕方がない。
感動を呼びたかった感はあるが、どうにも腑に落ちない点が多すぎる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-17 02:51:39] [修正:2017-05-17 02:51:39] [このレビューのURL]
7点 キングダム
ヤングジャンプでこの後に載ってる漫画が全て色褪せて見えるほどの面白さ。
巻頭にある週なんてこれしか読む気にならない。
ただ最近気になるのは、長さ。いくら週刊で毎回のようにカラーで発売間隔が短いとは言っても、このままでは完結まで相当な時間がかかるように思われる。
2017.05 追記
少し減点
現在、連載では趙のギョウ攻略中。
作品の面白さが失われたわけではないが、
王騎の死を一つのピークとして少しづつ下降しつつあるように感じる。
そして歴史上これから描くであろうことはあまりに多い。杞憂であればよいのだが。
この作品の特に優れたところに、作者以外の作画があるように思う。
週刊連載で頻繁に表紙、カラーを描きながらも、毎週のように相当な数の人間、武器、城、鎧etc が
画面に存在する。
作者だけではなく、それを支えるアシスタントの方々の力量もまた素晴らしいのだろう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-11 12:57:38] [修正:2017-05-15 22:23:17] [このレビューのURL]
5点 左門くんはサモナー
天下のジャンプでこれほどまでにサブカル寄りというか、
言ってしまえば「オタク」な作品が連載されてしかも一定の支持があることに少々驚き。
「斉木楠雄の?」も相当だが、あれはネタだけが「オタク」というかネット寄りなのに対して、
こちらはキャラクター、作品世界(世界各地の宗教・神話絡み)も含めてその空気が感じられる。
そのために無意識にバイアスのかかった読み方になっているのかもしれない。
作品としては
基本単発ギャグなので当たりはずれがあって、たまにある長編はあまり好みではないが、全体としてはそこそこの面白さを保っている印象。
作画は新人離れした簡略具合。
書いてて思ったけど「オタク」って言葉がもう古いのかも・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-15 21:28:49] [修正:2017-05-15 21:28:49] [このレビューのURL]
7点 地獄先生ぬ〜べ〜
小学生当時、心の底から恐怖を覚えた回もあった。
ほんわかする回もあった。
しかし何よりも、性の目覚めを感じたのはこの漫画だったかも・・・
という作品。
女性に対して性欲を抱いたのはゆきめさんだったような気がする。
王道路線ながらかなり際どいことしてたんだな、と感心します。
アニメも見ました。
色気路線は抑えてましたが声優さんがみんな良かったですね。
広役が藤田淑子さんだったとは、驚きです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-14 04:51:55] [修正:2017-05-14 04:51:55] [このレビューのURL]
9点 からくりサーカス
詳しい内容や褒めるべき点の多くはもう述べるまでもないので割愛。
個人的には、「いかに生きるか」よりも「いかに死ぬか」を深く感じた作品。
ファンタジックな展開のある作品であるが、この作品では死んだはずのキャラが何やかんやで生き返ったという夢要素は全くない。
そのため、死んでしまえばもう終わりである。
そしてこの作品では主軸となる味方の多くが死んでいく。
にも関わらず、彼らの多くは「安らかに」死んでいく。
それは、「死ぬ前に命を賭けてでも何かを守り抜こう」という強い意志と信念を持ったからこそだろう。
劇的に死んでいく多くのキャラたちに対し「何てカッコイイ死に様なんだろうか」と、ある意味で変な感動を覚えた作品はこの作品ぐらいである。
ちなみに、個人的に一番好きなキャラはルシール・ベルヌイユです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-13 07:12:47] [修正:2017-05-13 07:12:47] [このレビューのURL]
3点 探偵犬シャードック
作者は「刑事コロンボ」を目指すとコメントした作品だが、
この作品は、世界中で愛されたコロンボ作品には遠く及ばない。
これは「金田一」や「コナン」のように犯人は誰?、というのを主軸にしたものではなく、
最初に犯人の犯行を描く『倒叙』スタイルを取っている。
上記のとおり、「コロンボ」や日本でも「古畑任三郎」で知られるスタイルである。
このスタイルのミステリーをこよなく愛する私は、連載当初からこの作品を楽しみにしていたのだが、いくつかの事件を読んでいてダレてきた。
シャードックとは、平たく言えば、
シャーロック・ホームズの魂が乗り移った犬であり、その声は当然犬の遠吠えにしか聞こえないが、主人公の少年とは会話ができる。という不思議な犬である。
ただ、これこそが最大の特徴にして欠点。
「犯人がコイツだ」と最初に気づくのがシャードックなのだが、それが
「犯行現場から逃げる犯人を私が見た」
「殺人の瞬間を目撃した」
ことを少年に告げることで話が始まるのである。
犬が言っていた、という証言など証拠にならないのは当然としても、
コロンボや古畑の最初の醍醐味は、
犯人の行動や発言の矛盾点を刑事が疑問に思い、そこから犯人に接触して追い詰めていくことである。
なのに最初の醍醐味をいきなりファンタジー展開ですっ飛ばしてしまう。
これで本格ミステリーを気取っていくなど愚の骨頂である。
結局これは、最初を手抜きにした倒叙ミステリーといわざるを得ない。
犬のコメディシーンはそれなりに面白いが、ただそれだけの作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-13 06:54:06] [修正:2017-05-13 06:54:06] [このレビューのURL]