「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

ひねった設定を土台をもとに、わかりやすい4コママンガの中に若干のストーリー性を持たせつつゆっくりと話が進みます。あろさんのマンガは時にひねりすぎて玄人受け的なものが見受けられますが、これは適度なひねりとわかりやすいオチ(昭和のかなたさんのほうが年齢ネタでキレてちゃぶ台をひっくり返す等)でサラッと読めます。今後は平成のかなたさんのほうが復学するようですので舞台が家から高校へシフトするかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-17 21:47:31] [修正:2010-09-17 21:47:31] [このレビューのURL]

妹萌え(を妹に隠しているつもり)の兄が妹の無邪気を装ったアタックに苦悩するのがメインの話です。妹が黒いです。現時点では、まぁこれだけアレな設定盛り込めばキャラが勝手に動いて面白くもなるでしょう、という状況ですかね。あとがきの影崎さんの「(この手のジャンルに)戻ってきたなぁ」という恍惚の表情に現れている通り、影崎さんの筆がノッてる感じも受け取れます。
ただ、近親モノですので、読む人を選ぶ作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-22 07:03:43] [修正:2010-08-22 07:03:43] [このレビューのURL]

このマンガを読んで、なるほど、神だの仏だのって見方によっては草食系の元祖なんだなと思いました。そこの視点が斬新で面白いと思いました。
全般的に神仏と人間の書き分けの問題なのか、各方面から怒られないための配慮なのかネタを吟味してリミッターをかけているような印象を受けます。そこを難しい題材に挑戦した面白いマンガと取るか、毒の足りないパンチの効かないマンガと取るかで賛否が分かれるかと思います。
 それから、イエスを取り巻く天使とかは何となく知っている名前が出てきますが、ブッダ側はイマイチわかりませんでした。私のような人は先に手塚治虫さんの「ブッダ」で予習しておくと、いくつかのネタと人物像について、よりわかるようになると思えます。ただ、手塚さんの作品もフィクションなので、まるで印象が違う人もいます。アナンダとか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-14 02:05:58] [修正:2010-08-18 13:20:47] [このレビューのURL]

そんなにインパクトがあるわけではないのですが、話の進め方がうまくてスイスイ読めてしまいます。ただ、気にかかることは、2003年から今まででまだ6巻しか刊行されていないということです。一気読みできる引き込まれ感と相反するこの発刊ピッチ。ちゃんと終わるかどうか、が不安ですので、今のところ6点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-07 18:30:31] [修正:2010-08-07 18:30:31] [このレビューのURL]

今の段階では両極端な性格のメインキャラ二人が部活を通して、(主にキツい性格のほうが人間的に)成長していく、みたいな感じです。
 個人的には日舞をやっているのが強みになっているのが面白いです。70年代から80年代くらいのマンガだと、「空手ダンス」とか「京劇みたいだ」とか舞踊は格闘技マンガでは嘲笑の材料にされる傾向にあったと思います。しかしその後有名なところでは「YAWARA!」のバレエとか、マイナーなところでは上條淳士さんの「赤×黒」の能楽師とか、舞踊が格闘にプラス要因として表現されるようになってきているのが面白いと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-02 22:41:45] [修正:2010-08-02 22:41:45] [このレビューのURL]

おそらく「がきデカ」を知っている世代以外には、理解不能なマンガだと思います。したがって「がきデカ」を知っているという前提でレビューします。
話自体は昼メロ的なものを土台にして「がきデカ」の世界観と山上さんの芸風を青年誌向けにしながら、見事に再構築されていると思います。「がきデカ」は、リアルな背景の中でギャグをやる、というのが当時斬新といわれていたかと思いますが、今はリアルな背景のマンガは山のようにあるので目新しさは無いものの、同じスタンスを保っているのは、嬉しいところです。また、こまわり君が「がきデカ」時代からのおなじみのキャラの中では、比較的幸せな人生を送っているというのが意外です。というか、ひどいことになっているキャラが主に二人ほど(見方によってはもっと)います。ただ、山上さんのマンガに耐性のある人なら、まぁこういう展開もありかな、という範囲だと思います。個人的には久しぶりに山上さんのあまり知られていない地方をそれとなく取り入れる作風や、こまわり君が天然系の人にいじられてズッコケる姿が見られて、面白かったと思います。
しかし帯にアシスタントとして参加したとある江口寿史、泉晴紀、田村信という顔ぶれも、ある世代には懐かしい面子だと思います。作中に参加を感じさせるところは見当たりませんでしたが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-01 10:58:32] [修正:2010-08-01 10:58:32] [このレビューのURL]

藤田さんの「すごいジジイ系」の短編です。以前と同じく一点集中ですごいポテンシャルを持つジジイだけど物語に上から目線で君臨するのではなく、自分と戦ってまわりも含め人間として一段高みに登るというテーマは変わっていません。そして他作品と変わらぬ映画のようなハデなアクションシーン。締めもアメリカのドラマみたい。一冊で奇麗にまとまっている良作かと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-18 00:59:57] [修正:2010-07-18 00:59:57] [このレビューのURL]

6点 わ!

学園日常もので微妙に生徒会も混ざっている4コママンガです。わ!の説明は他の皆さんにおまかせするとして、他にブレイクという題目で頻繁にあるあるネタが入ってきます。面白いし絵もいいのですが、1ページに4コマ1本なのでボリュームが少ないですね。
ただ作者さんが体調がよろしくないようですので、あまり無理せず描いて行って欲しいものです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-18 00:43:13] [修正:2010-07-18 00:43:13] [このレビューのURL]

話としてはオカルト+探偵もので、そこに主人公らをけむたがる警部が邪魔?して、みたいなありがちなストーリーですが、個人的には千之ナイフさんの作品の中で一番ギャグとホラーのバランスが取れていて好きです。これ以降の作品は絵の美しさにさらに磨きがかかりますが、ギャグはほとんど無くなり、ホラーか耽美な方向へ行ってしまいます。あまり千之ナイフさんのミョーなギャグが好きな人は少ないかもしれませんが、近作では見られない一面が見られるかと思います。(この作品でもすでにミョーなギャグは控えめです。)
 それから助手の晶多郎くんは、なにかにつけて女装させられますので、その手のまんがが好きな人もどうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-16 23:35:25] [修正:2010-07-16 23:35:25] [このレビューのURL]

始めは何となく、タイトルそのままの普通の怪談が淡々と語られる、という感じです。しかし途中から九段先生が出てきてから変わります。怪談だけでなくコミカルな面が追加されたりキャラの掘り下げも進んでいき俄然面白くなっていきます。
絵は高橋さん独特の絵なので、好き嫌いが出るかもしれませんが、個人的にはこの絵好きですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-12 21:23:38] [修正:2010-07-12 21:23:38] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示