「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 タイトルから弓道マンガと察しはつきましたが、女装系だとは思いませんでした。主人公が弓道バカ一代野郎で、伝説的な成績を残した先輩を追って弓道の名門高校を袖にしてまで同じ高校に入学したが、先輩は「ある意味」変わり果てた姿に。しかしこの展開以上に主人公の弓道熱の方が上回っているので、とある理由で高校入学以降、表立って結果を出してこなかった女装先輩を再びやる気にさせて、初戦敗退が常であった弓道部も俄然盛り上がり・・・と、つかみはいいと思います。ただ、もう少し感情の起伏をハッキリ描いたほうがわかりやすいと思いました。主人公は女装先輩の弓道とその取り組む姿勢が好きだった、女装先輩は自分そのものも含めて好かれている(好かれたい)、という感情のズレがあると思いますがその辺がイマイチ不明確な部分が散見される気がします。
 また意外と笑いの要素が多いところがいいと思います。近年多い「絵でボケて吹き出しでつっこむ」一コマ完結ギャグが主です。時折二段オチとか世界感無視の乱暴な濃厚キャラ投入とかギャグのバリエーションもこれまた意外と豊富。
 個人的には絵ヅラ目的以外で用語を説明しつつ弓道を描いている点も新鮮です。
まだ始まったばかりなので今後も期待しています。

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[投稿:2010-04-29 10:49:26] [修正:2010-04-29 10:49:26] [このレビューのURL]

「貧乏姉妹」という設定勝負のマンガですね。貧乏だけどちょっといい話がずーっと続きます。普通この設定なら悲壮感が漂うところですが、ツンデレ大家とか金持ちの叔母さんとか商店街の人とかが見守っているため、ドロドロする要素はないのでアッサリしてます。。
起承転結のうち「承」以外がものすごくはしょられているので、唐突に始まり唐突に終わる感じがします。ここを稚拙ととるか、ある意味安定しているととるかで評価が分かれると思います。
個人的には買って読む気はしませんが、読んで悪い気分にはなりませんので、5点じゃないという意味で6点。

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[投稿:2010-04-18 18:59:50] [修正:2010-04-18 18:59:50] [このレビューのURL]

ハッカーとスリと拳法の達人の娘がトリオを組んで賞金稼ぎをするマンガです。世界観がしっかりしていて作者独特のキャラの立たせ方が面白くて引き込まれます。絵は今風ではありませんが安定しています。未完(掲載誌廃刊)とはいえ、まったくの尻切れとんぼではなく、一応拳法の達人の娘の伏線は回収されて終わるので、今読んでも損は無いと思います。それでも納得いかないようでしたらスリの娘は同じ作者の「シェリフ」というマンガにも出てきますので、そちらを読めば少し溜飲が降りると思います。唯一の投げっぱなしはハッカーの娘。どうしてそんな腕を持っているのか?など謎のままです。8点あげたいマンガですが、未完で放置なのでマイナス2点。どこかの雑誌で再開してほしかった。

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[投稿:2010-04-12 22:41:07] [修正:2010-04-12 22:41:07] [このレビューのURL]

寿司マンガは、世界観は狭いはずなのに、どういうわけか長編化が許されることが多いのが不思議な気がします。これは珍しく少年誌で展開された寿司マンガだけあって、大半が寿司バトルに明け暮れます。巻数は多いですが、密度は濃くないのでサクサク一気読み出来ます。

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[投稿:2010-04-12 22:14:29] [修正:2010-04-12 22:14:29] [このレビューのURL]

だいたいの話が、オープニングで非常識な大食いしていて、助手?にツッコミ入れられて、事件が起こって、大食いして、解決そしてオチはまた大食い(もしくは喰いっぱぐれて逆ギレ)、助手はツッコミ疲れ、というパターンの一話完結型マンガです。これが延々つづきます。コミックスが出るたびにチマチマ読んでいたので、飽きませんでしたが、続けて読むとどうでしょうかね。まさかこんなに長続きするとは思いませんでした。どこから読んでも同じですので、一冊読んでみて気に入ったらどうぞ。

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[投稿:2010-04-12 22:00:11] [修正:2010-04-12 22:00:11] [このレビューのURL]

江戸っ子気質のトレジャーハンターという設定は面白いです。
破天荒コメディとして面白いと言えば面白いが、一回読めばいいかな、というのが感想です。
柳川鍋は食ってみたくなります。

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[投稿:2010-02-13 11:42:11] [修正:2010-04-08 21:59:45] [このレビューのURL]

子供の頃は飛ばし読み筆頭マンガでした。だから後で読んだ時、「こんなマンガあったっけ?」と記憶にありませんでした。ウケる年齢層が限られていると思います。ただウケる年齢層に達して読んだときは、不思議な面白さを感じました。日常というか非日常というか、がタラタラと続きますが、それがなぜかずっと続いてほしい感覚にとらわれます。終わらない夏休みみたいな感じですかね。だからアールデコが出てくるあたりから終盤は、収束に近づいていることがわかってしまうため、繰り返し読みからは除外して読むようになっていました。
読んで面白いと思える世代は、けっこう限られていると思います。

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[投稿:2010-04-07 00:15:21] [修正:2010-04-07 00:15:21] [このレビューのURL]

湘南爆走族の焼き直しのような印象を受けるマンガですが、こちらはすっかり重鎮となってからの作品ですので全巻安定して読めます。ただしこっちのほうがドロドロしているかな。
独特の言い回しで物語を語るような描写が所々で見られるのは、この作者の芸風なのですが人によっては説教臭いと感じるかもしれません。個人的には好きです。

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[投稿:2010-04-06 23:52:59] [修正:2010-04-06 23:52:59] [このレビューのURL]

6点 ムジナ

「サルでも描けるまんが教室」のあとで発表された作品で、たしか売れるマンガを見せてやるぐらいの勢いだったはずですが始まってみれば、10点級の面白さ、というわけではなかったのでそのまま読まずにいました。で、変な期待感も薄まって全巻揃ったころに一気に読んだら、絵は正直独特だけれど別に感銘を受けるタイプの絵ではないのですが見やすい。話自体は時代設定のせいもあり、あか抜けないものですが展開がうまいと思います。青年誌的な絵に耐性があって、多少のエログロには動じない人向けですかね。

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[投稿:2010-04-04 02:28:17] [修正:2010-04-04 02:28:17] [このレビューのURL]

椎名さんの関西風のノリが新鮮で面白かった作品です。特に前半。前半だけなら8点です。後半になり煩悩のかたまりのただのアホだった横島忠夫も能力持つようになってくると、だんだんギャグ濃度が薄くなって個人的には残念でした。それでも充分楽しめますので、まぁ6点。。

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[投稿:2010-04-04 00:45:05] [修正:2010-04-04 00:45:05] [このレビューのURL]

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