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9点 それでも町は廻っている
何度も読み返してしまう作品という意味では8点ですが9点にしたのは読み返す度に色々なことに気づいて更にまた読み返してしまうからです。単にギャグ漫画としても面白いです。シンプルな話が多いので何も考えずに読めます。
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[投稿:2011-12-07 18:47:37] [修正:2011-12-07 18:47:37] [このレビューのURL]
9点 トライガンマキシマム
このサイトの中で評価の高い漫画群では意外とレビュー数が少ないが、もっと評価されるべき作品だと思う。
作者がもとはサラリーマンをやっていてプロになったのが遅いためか、最初は画も構成も非常に粗削りだが、巻が進むほどに加速度的に技術が洗練され、恐ろしいほどに面白くなっていく。
特にアクションのスピード感や痛快感は今まで読んだどの漫画よりも圧倒的。
一読しただけでは何が起きてるかわかりづらいが、2週3週と読み直すとそのたびに画面上の光景のものすごさを理解できるはずである。
普通の漫画家なら避けるような、描くためには凄まじい労力が必要となるであろうコテコテなデザインの登場キャラたちも凄い。
台詞のセンスも格好良い。
個人的には今世紀に完結したアクション漫画の中では最高クラスの名作だと思う。
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[投稿:2011-12-07 13:51:06] [修正:2011-12-07 13:51:06] [このレビューのURL]
勇者と大魔王、光と闇、正義と悪、魂の力と暴力、平和と混沌・・・
ダイ達と魔王軍の性質や理念・目的をわかりやすく対極の関係で分けたため、物語の軸がぶれず一貫して高い完成度を維持できた名作。とにかくアツい。
だがそれだけではなく、子供の頃に読んでも実感の湧かないような深みがあるので、大人が読んでも非常に楽しめる。
その深みの一例として“太陽”を挙げてみる。
最初に述べたように、ダイ達と魔王軍は基本的には対極の存在に位置しているが、双方に共通した源は太陽である。
力が強いというだけで地の底に封じられた魔界のために太陽を手に入れようとする大魔王。そして自らが太陽となり仲間を照らそうとするダイ。
ある意味でこの作品の最大のテーマともいえる。
そして太陽を巡るテーマにより、序盤はどう見ても勧善懲悪だった作風に疑問を投げかけ深みが生じる。
加えて竜の騎士の運命も交えることで、人間の本質にも踏み込み、単なる子供向けの漫画とは明らかに異なる重厚さを感じさせる。
本当に素晴らしい作品だと思う。子供の頃の少年漫画の入門書としてだけではなく、是非大人になっても読み直してもらいたい作品である。
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[投稿:2011-12-07 13:25:42] [修正:2011-12-07 13:25:42] [このレビューのURL]
9点 ドラゴンヘッド
始終分からないことへの恐ろしさ、意図しないことが起こる恐怖を追及した作品だと思いました。
ヒトってじれったいほど何を考えてるか分からないし、自分勝手。でも自分自身だって怖いぐらいよく分からない。
そもそも今起こってること、地震だったのかもよく分からないし、富士山が噴火したのか、秘密にしていた核が爆発したのか、もしかしたら日本だけじゃなく世界が滅びたのか、いっそそれ全部が一斉に起こったのか、何なのかも分からない真っ暗闇。
とにかく分からないことが起こって、しかも知っていけば知っていくほど、生きれば生きるほど絶望していく。それがありありと僕に伝わってきてハラハラして「あぁ、これが絶望か」って
でも、どんなに絶望的になっても、テルと瀬戸さんが2人一緒にいるときは、本当に心からほっとするんだよねぇ。なんでだろ?
いろいろ考えて9点
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[投稿:2011-12-02 23:55:19] [修正:2011-12-07 01:13:38] [このレビューのURL]
休載は半端ないし、
作者のサボりたいという気持ちが伝わってくるのに・・・
悔しいがとても面白い!!
ただ面白いとしか言いようがないですね。
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[投稿:2011-12-04 20:19:49] [修正:2011-12-04 20:19:49] [このレビューのURL]
9点 ジョジョの奇妙な冒険
疑う余地なく最高の漫画の一つですね。
まず最近のジャンプ漫画と比べたらよくわかるが、バトルの質が高い。
一部を除いて各能力間の格差が少ないし、心理戦のようなテイストもあって
ただ必殺技を繰り出すようなそこらの漫画とは違うので、毎回楽しめます。
ただ、毎回違う能力の相手と戦うので、混乱しやすいかも・・・。
個人的には一度純粋な気持ちで読んだ後で、2周目は登場人物たちの華麗なるポージングに注目して読むとGOODです。笑
(自分のお気に入りのジョジョ立ちは飛行機での花京院とリゾットです。)
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[投稿:2011-12-04 20:11:29] [修正:2011-12-04 20:11:29] [このレビューのURL]
9点 ろくでなしBLUES
自分はヤンキー漫画はあんまり好きではありませんが
森田先生のヤンキー漫画は大好きです
自分そっちのけで人のことを考える前田太尊はかっこよすぎます
ルーキーズも好きですがこちらの作品のほうが好きです。
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[投稿:2011-12-02 18:47:12] [修正:2011-12-02 18:47:12] [このレビューのURL]
現在ではゲームが原作の漫画なんて全く珍しくもないですが、児童向け雑誌やゲーム雑誌以外での
本格的なゲーム原作長編漫画は恐らくこれが初めてだったのではないでしょうか。
しかもそのゲームは当時既に国民的ゲームとなりつつあったドラゴンクエスト。
それを、いくらドラクエ誕生に大きく関わっていたとは言え、当時は発行部数が今の倍ぐらいあった
天下の週刊少年ジャンプで連載するという恐るべき計画。
「ドラクエだから人気が出て当然」などという甘いものではなく、「ドラクエだから必ず人気が出なければ
ならない」という猛烈に激しいプレッシャーの下で連載された本作。
結果は…、予想を上回る大成功を収めた作品となりました。
前置きが長くなりましたが、ドラクエの世界観をベースにしつつ、ジャンプらしさをも出すために
「友情、努力、勝利」を全て盛り込んで融合させ、素晴らしい少年漫画として生み出された作品です。
大風呂敷を広げまくり、それを矛盾なく見事に畳み切る、というジャンプらしからぬ稀有な構成力を誇り、
長期作品でありながらも作中で一番の盛り上がりの場面をラスト付近に持ってこれるのが凄いです。
個人的には今まで読んだ中で最も見事な少年漫画の一つじゃないかなと思っています。
今でこそドラクエは大人のプレーヤーの方が多いかもしれないですが、当時のターゲットは
完全に子供なので、この漫画のターゲットも必然的に子供を対象としたものになっています。
余談ですが、後発作品の「ロトの紋章」はこの作品との差異化を図るために対象年齢が少し高め。
作者にとって最も気を遣う点だったであろうオリジナルのモンスター、アイテム、呪文等も、
ドラクエの世界観を崩すことなく作品と調和していて、ゲームに逆輸入されたものもある程の出来栄え。
もちろん残念な点もいくつかあって、原作者が「当初は20巻前後で終わらせる予定だったけど
人気が出すぎて終われなかった」と確か当時のインタビューで語っていたとおり、
テンポの良い前半と比べて後半がかなり間延びしてしまっていることは否めないです。
いくら生き返りの呪文があるゲームとは言え死んだと思っていたキャラがぞろぞろと復活することや、
ジャンプ恒例の急激なパワーインフレなども特に後半で目立つようになってきます。
最後の戦いもジャンプだけに1対1の戦いになりましたけど、ドラクエ(初代を除く)らしく
パーティープレイで戦ってほしかったですね。
登場人物は各々魅力的に描かれていてみんな良い味を出していますが、やっぱりポップとハドラー、
この準主役とも言うべき二人の描き方が抜群に上手いと思います。
特にポップ。 皆さん書いているとおり、この作品はポップに尽きます。
ポップはまさにドラクエの「レベルアップ」の概念を体現するキャラ。
序盤であれだけ頼りなくてイライラさせられた貧弱な魔法使いが、自らの弱さに傷つき、苦しみ、
逃げ出しながらも少しずつ勇気を振り絞って困難に立ち向かい、冒険が進むごとに成長を重ね、
やがて「大魔道士」の称号が似合うほどに頼れる存在となって大魔王にすら啖呵を切る。 素敵すぎ。
他の仲間にコンプレックスを抱きながらも、足手まといにならないように、自分だけ遅れないように、
精一杯背伸びをしながら成長していくポップの頑張りには胸を熱くさせること必至です。
(補足)
何だかんだ長々と書きましたが、この作品の成功は「アバンストラッシュの着想」も大きいと思います。
剣を逆手に持ってスパッと斬り裂く、シンプルながら唯一無二で、多大なインパクトを誇るこの必殺技。
ゲームでの戦闘といえば文字情報のみだった時代に、「勇者の一撃とはこういうものだ」ということを
絵で表現することで漫画化のメリットを強調し、ひいてはそれが作品の大ヒットにつながっていきます。
作中での存在感も秀逸で、師匠の遺した技であり、心の拠り所であり、最後の決め技でもあります。
この技とドラゴンボールのかめはめ波の型は一生忘れることはないと思います。
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[投稿:2011-11-28 01:03:16] [修正:2011-11-28 01:06:13] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
残念。至極残念に思うのは
リアルタイムでこのマンガを追えなかったこと。
こんなマンガが載っているジャンプを
毎週どれだけ楽しみに読めたことだろう。(くどい言い方だけど)
本当に爽快で感動する内容
桜木の成長っぷりには心躍るし山王戦のラストは涙なしには読めない
三井の「静かにしろい…」なんてもう…カッコ良すぎる!
画力
申し分ない。特に体、フォームが非常にきれい。
他にもキャラ、見せ場、どこをとっても魅力ある作品
ただこれだけの作品を…って最初に述べたような理由からマイナス1点かなあ
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[投稿:2011-09-30 17:15:25] [修正:2011-11-26 01:24:48] [このレビューのURL]