「」さんのページ
9点 ルサンチマン
時代にあわなかった不遇があったとおもいますが、
先読みしたような作品。
不器用で等身大でキモい主人公を描くのが得意の花沢先生ですが
この作品も救いがないくらいキモい。けど一生懸命。
おいおいおい!ってつっこみたくなる行動に
目をおおいたくなるけど ついみてしまう。
アンリアルにいったときの越後は性格も若干見た目にあわせて
変化していたり 演じていたり
ネトゲでもあるあるって感じがでててすごくひきこまれます。
神崎はデブでキモい引きこもりではなく、
デブでキモいけど 一応本当にアンリアルを開発したというのでいいんですよね?
神崎の正体はなにもしてないニートみたいな表現だったので
本誌での評判はそれほどよくなかったようなので、
終わり方が急いで収束した感がありますが、すごく評価できる作品だとおもいます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-06-09 11:11:10] [修正:2016-06-09 11:11:10] [このレビューのURL]
9点 幽☆遊☆白書
面白い。
もう6回ぐらい読み返していて
アニメ放送も何回も観てるのにやっぱり
何度見てもその凄さを実感できる。
この作品は平成5年生まれの
ゆとり世代の僕らでは
少し世代が違うのですが、
関西地方の認知度は凄まじいと思います。
正直、80%ぐらい観てました笑
再放送が毎年、夏休みにやっていて
まぁ周りでも観てない人いないくらい
みんな観てましたから
小学校の時は暗黒武術会編が好きで
中学校になると仙水編が好きになる
高校生になって、序盤の良さがわかって
大人になって、魔界編が1番好きになりました。
あと、今回読み返して変わったのは
桑原が1番好きになったことです。
桑原はなんか、ダサくて不細工、
ネタキャラみたいにしか見えてませんでしたが
彼が1番かっこいいんですよ。
僕はちょっぴり大人になりました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-06-07 04:36:06] [修正:2016-06-07 04:36:06] [このレビューのURL]
9点 からくりサーカス
私の周りに、この作品を好きだと言うと、「うしおととら」の方が好きだという人が非常に多い。
ここでのレビュー評価も、うしとらの方が若干高く、レビュー数も多い。確かに面白いと思う。
しかし、私は「からくりサーカス」の方が好きだ。
長編だが、感動する場面も多く、初期から出ている敵キャラですら愛着が湧き、散り際で泣けた。
勢いと少年誌特有の読みやすさは前作だが、読み応えと深さではこの作品に軍配だと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-05-11 15:37:31] [修正:2016-05-11 15:37:31] [このレビューのURL]
9点 20世紀少年
8年にわたる連載にも関わらず、相当の構成力で企画されており、
読み返すたびに細部の隠し味に舌を巻く思いである。
様々な説明不足の謎が捨て置かれていて、一見、雑なつくりに見えるが、
これは読者の解釈に任せられているのであって、これを面白がるかどうかは、
読者の胆力次第である。
少し特徴を以下に書く下すと、
・登場人物が多いけれど、再出した時には結構重要な役回りをしている。
・主なキャストには、性格付けをするための副ストーリーが存在する。
例えば、オッチョ。タイでのショーグンとしての活躍や刑務所暮らし。
無くても良い話だが、それだけでも独立した話ができる位、入れ込んだ
描き方をする。これは本筋を追うだけの人には辛いだろう。
・”ともだち”は嘘の塊と断じながら、全体に予知力や念力の存在を示唆している
等々、胆力の弱い読者を振り落としていく身勝手な”浦沢ワールド”だが、
それも結構と多くのファンは割り切っているのではないか?
追記:2016年5月 21世紀少年を含めて、3回目の読み直しをしてみた。
改めて、浦沢氏の構成力に驚嘆する。ストーリーに一切の破たんはない。
全ての謎は説明できている。特に素晴らしいのは、ケンジの姉の一連の行動の謎は説明され、
カンナの超能力すら持つにいたる理由が軽く説明されていた。
ともだちの正体に焦点が合わされがちだが、存在を消去してしまう少年たちの残酷さ
がかくも壮大な復讐劇につながったと解釈できるだろう。
文字通り何度も読み返してしまう名作と呼んでも異論はないだろう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-09-13 20:58:27] [修正:2016-05-06 22:29:27] [このレビューのURL]
9点 かりん
この作品はおすすめ。
ドジっこ吸血鬼女子高生と、まじめな高校男子のラブコメが軸にあるが、家族愛、種族の壁など、ただのコメディーではなく、重いテーマも扱っている。
最終的に、ハッピーエンドなんだろうと思って読んでいくと・・・
後味の悪さはあまり感じられないことが高評価。
絵は可愛い。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-05-04 15:40:45] [修正:2016-05-04 15:40:45] [このレビューのURL]
とにかく夢を信じ、突き進む系主人公の話。
自分を信じて疑わない主人公は、共感を得にくいかもしれないが、登場人物のほとんどが人間臭く、悩みや葛藤をかかえており、共感を得られるはず。
「BECK」や「ボールルームへようこそ」が好きな方はきっとかなり楽しめると思う。
絵が少しレトロな感じをうけるが、スマホや楽天の優勝などで現代の話と確認出来る。
毎巻末のおまけ漫画が泣ける使用になっており、これも特徴的だと思う。
かなり、おすすめな作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-05-04 14:37:31] [修正:2016-05-04 14:37:31] [このレビューのURL]