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9点 左ききのエレン
ポケモントレーナーみゆきです♪
左ききのエレンは、社会人だからこそ心に刺さる名言ばっかりの名作!
才能について考えさせられる、大人のための成長物語です!
主人公・朝倉光一は、そこそこ出来る絵でいつか輝いていくって思っている高校生です。
彼はあるとき、壁に描かれている落書き(グラフィティ)と出会います。
驚くべき出来栄えのその絵を描いたのは、実は彼と同じ高校の同級生・山岸エレンでした。
その才能との出会いから、凡才・光一の才能との戦いは始まります。
妥協もある。
挫折もある。
自分には才能はない。
才能に憧れる。
あんな風になれたらって。
それでも全力で仕事するんだって思わせてくれる、大人のための漫画です。
個人的には、集中力の質の話なども興味深いです。
ぜひ一度読んでみてください♪
ポケモントレーナーみゆきでしたー!
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2020-01-20 21:33:04] [修正:2020-01-27 21:38:31] [このレビューのURL]
9点 子供はわかってあげない
わずか20話のなかで数々の伏線が張られ、そのいずれもがきれいに回収されており、作者様の作り込みの深さに畏怖さえしました。
また作中には名作映画や小説などのモチーフと見られる描写が随所に見られ、それに気づくこともこの作品の楽しみの一つです。
完結から6年程過ぎ、2020年初夏に映画化されるということで、原作ファンの私としては待ちきれない思いです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-01-25 16:52:42] [修正:2020-01-25 16:52:42] [このレビューのURL]
9点 金色のガッシュ!!
ポケモントレーナーみゆきです♪
金色のガッシュは、どんな状況でも諦めない少年・清麿(きよまろ)と、パートナーの魔物の子・ガッシュが、魔界の王を決める戦いの中で大きく成長していく物語です!
人生を変える名言がたっぷり!!
天才的なIQを誇る少年・高嶺 清麿(たかみね きよまろ)は、学校に馴染めずに毎日を過ごしていました。
そんな彼に向けて、考古学者の父が送り出したのが 魔物の子・ガッシュです。
ガッシュは清麿の父が調査活動をしている中で出会った子供です。
ガッシュは記憶がなく、「赤い本」と一緒の状態で見つかりました。
よくわからないまま清麿はガッシュと一緒に過ごし、戦いや日常を通して徐々に成長していきます!
主人公2人はもちろん、魅力的な周囲のキャラクターたちも含めて、人生に大きく影響すること間違いなしです!!!
ぜひ一度、17巻くらいまでの石版編まででも読んでみてほしいです♪
以上、ポケモントレーナーみゆきでしたー!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-01-16 09:05:24] [修正:2020-01-24 19:41:21] [このレビューのURL]
9点 狂四郎2030
今まで読んだ漫画の中で一番ハラハラドキドキさせられたのが、この漫画。
物語の大筋は主人公がヒロインを救いに行くというラブストーリーだが、
そこに至るまでの道中には、様々な出会いとエピソードがあり
狂気の社会に翻弄される美醜交えた人間模様の数々が描かれている。
おぞましい世界で展開する物語は、常にどう転がっていくか予想のつかない怖さがあり、
反吐が出そうなほど救いの無い結末で終わるエピソードもあれば、
胸を撫で下ろし心底ホッとするハッピーエンドな話もありと、
初めて読んだ時は、ひどく感情を揺さぶれた。
下ネタの頻度や強烈さで確実に人を選ぶ作品だが、
それでも一度は読んでみてほしい快作となっている。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-10-24 15:12:52] [修正:2020-01-20 06:47:34] [このレビューのURL]
9点 マギ
漫画を読んでいて、ストーリーがよく練られているなと感じられる作品は多いですが、マギはその中でも群を抜いていることは間違い無いと思います。
雑誌に連載されていて、巻数が多い作品ほど、ストーリーのねじれや脚色(と言っても漫画なんですけど)のために無理なこじつけ伏線の感じがあるシーンが見られるようになるのではと個人的に思っています。その点で言えば、マギはストーリーがものすごい丈夫な背骨に支えられて、一つの完結した世界を大河的に完成させた大作であると言えます。
ただ、もう少しメタファーぽさがあルほうが好きと言う人もいると思いますし、ほしかったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-12-18 21:23:12] [修正:2019-12-18 21:23:39] [このレビューのURL]
9点 寄生獣
面白い。その作品が現在書かれ出版されたなら、そこまで名作だと思わないかもしれないが、1990年にこの物語をかける作者は凄い。この作品がその後、他の作品に与えた影響。出版社が大手じゃないのも凄いです。女性キャラクターが全員 女っていうより、母親みたいなかんじで、とりあえず可愛くない。のが不満かな
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-12-02 06:24:45] [修正:2019-12-02 06:24:45] [このレビューのURL]
9点 彼方のアストラ
序盤から冒険SFものとして充分なクオリティを保っていたが、
4巻、5巻の種明かしでさらに完成度を高めた作品。
連続性のある表紙カバーの構成も素晴らしく、手元に残しておきたい一作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2019-11-17 23:09:46] [修正:2019-11-17 23:09:46] [このレビューのURL]
9点 天竺熱風録
キングダムやゴールデンカムイ辺りが好きなら是非読んで欲しい作品です。有名小説家の原作と実力派漫画家による作画の相乗効果、引き伸ばしやダラつくこともなく目的に向けて一直線で綺麗に完結するのが際立ちます。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2019-10-12 15:04:05] [修正:2019-10-12 15:04:05] [このレビューのURL]
9点 ラフ
あだち充さんの作品は大抵読んでいるつもりでしたが、
有名な「ラフ」を全巻揃えて読んでみました。
ラストのまとめ方の上手さとそこに至る亜美ちゃんの
心の変遷が乙女チックで感動しました。
現代版ロミオとジュリエットが下敷きになっています。
先代からの遺恨の遺言が残る商売敵から、毎年
「人殺し」の年賀状が送られてくるお相手が美少女でした。
水泳や飛込み競技は、単なる添え物です。
スポーツそのものは爽やかさを演出するだけの小道具です。
むしろ、様々な障害、例えば選手生命を絶つような
交通事故がライバルの恋敵に起こったり、幼馴染み時代を
共有していたり、偶然と運命の予定調和の物語が主題です。
物語をしっかりしたものにしているのは、今回もヒロイン
亜美ちゃんの淡い恋心の芽生えを表情で見事に表現して
いることです。
例えば、救急箱を急いで取りに行く圭介を待つために、
その前に手に入れた救急バンを隠すとぼけた表情。
押し付けがましくなく、さりげなく好意を会話に挟むシーン。
一方で脇役たちも見事に、人間賛歌を演出します。
特に、緒方が素晴らしい。
久米の恋の成就のキュービットとして、わざと嫌われ者を
演じます。
彼が母親の療養のために北海道に去るわけですが、その
早朝の最後の別れのシーンも男らしい。
小柳かおりも最初は、悪役敵役で登場しましたが、圭介の
優しさにほだされていく乙女心の表現も見事でした。
あだち作品のヒーローは常に定型で、飄々とした性格が
持ち味です。
頑張らない、ダメな男がカッコ良い、という価値観でしょうか?
でも、実際それで日本チャンピョンになれるはずもないのですが。
実際、圭介には、親父の言葉として自分を表現しています。
「親をおろおろさせるようなところは全くない。
何をやってもそこそこ、大けがも大失敗もない。
手のかからない目を離しても安心していられる。」
そんな男が現実にはヒーローになれるわけもないのですが、
あだち作品ではそんな青年の持つ素晴らしさに
スポットを当ててくれます。
「タッチ」も素晴らしい作品ですが、「ラフ」は双璧
かもしれません。
減点の1点は、卑怯者の敵役など冗長なエピソードを
挟んでいる点です。
これが少ない作品ほど、私の評価は高くなっている感じがします。
いずれにしても最大級レベルの良作と言えるでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-10-02 19:54:23] [修正:2019-10-02 19:54:23] [このレビューのURL]