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10点 火の鳥
宇宙という器、地球という器、その中での人間・生物達のドラマ。
とにかく壮大過ぎる世界観ながら、混乱も退屈もさせずに
読み込ませてしまう辺りが、超名作と呼ばれる所以でしょう。
漫画としての面白さも持ちつつ、下手な自然思想書以上に考えさせられる深さを持っている。
人が誰しも一度は抱く根源的・哲学的懐疑に自らの思考力で向き合える、
それ位の精神成熟度に達して初めて、この作品の本質が理解出来るのではと思いました。
そういった意味、若年期と大人になった時とで、読後の印象がだいぶ変わると思う。
私は既にイイ大人になったつい最近読み返してみて、色々心にクるモノを感じました。
死生観、自然観が異なる人には合わないかもしれませんが、考えるキッカケにはなると思います。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-08-14 04:42:36] [修正:2005-08-14 04:42:36] [このレビューのURL]
10点 ドラえもん
子供の頃はドラえもんに笑い、泣きました。
今でも、思い出すと童心に帰れる凄い作品です。
机の引き出しを開けたらタイムマシーンが・・・なんて発想が良いですね。
未完で終わって欲しくなかったけれど、終わったら終わったで
とてつもなく寂しい気持ちになったのだろうなと思います。
特に、食事の時に活躍する道具が大好きでした。
食べたいものが出てくる「グルメテーブルかけ」とか。
映画版ですが、木の実を割ったらカレーが出てくる「植物改造エキス」
プランクトンを合成してバーベキューや松茸づくしをしてみたり。
思い出すだけで食欲をそそります。正にドラえもんマジック。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2005-08-12 11:18:15] [修正:2005-08-12 11:18:15] [このレビューのURL]
10点 ジョジョの奇妙な冒険
ホントに絵柄で敬遠するのは勿体無さすぎる作品のひとつだと思います。
言葉ではジョジョの面白さは表しきれません。
とりあえず読んでみてほしいです。
最初から読むのがもちろん一番ですが、やっぱり3部からスタンド能力が出てくるので読みやすくていいと思います。
毎回頭を使って逆転、再逆転。話がよく練られているなぁ〜と驚かされます。
「どのバトルが好き?」って聞かれるとほとんど全部って答えたくなります。
どの部もカッコイイ台詞や燃えてくる台詞、泣ける場面そしてジョジョ独特の変わった台詞などがあります。
ジョジョにはまっていくと初めは気持ち悪いと思っていた台詞なども面白く感じてきます。
部ごとに時代、主人公、舞台も違うので、どの部もそれぞれ独特の空気で楽しめます。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2005-08-10 02:30:13] [修正:2005-08-10 02:30:13] [このレビューのURL]
10点 スティール・ボール・ラン
恐らく史上最も微妙フェイスなジョジョと五部ぶりの登場となるツェペリさんの2人が主人公のジョジョ第7部。
「一周した後の世界」が舞台という事で、離れるのかなと思ったら、やっぱり出てきました。スタンドが。
いつものように「どーしてこんなアイデアが思いつくの?」
と疑問に思うくらい奇妙なワールドが形成されているわけだが、
基本コンセプトはあくまでも「人間賛歌」であるわけで、
それもキッチリとおさえている。
いろんな意味でこれまでの主人公達とは全く方向性の違うジョニィが大好き。
歴代のジョジョの中では一番好きかもしれない。
…やっぱり一番はディアボロか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-08-09 23:10:52] [修正:2005-08-09 23:10:52] [このレビューのURL]
10点 ドラえもん
ぼくにとってはドラえもんはもう単なる漫画じゃ無いですねー。
もう価値観にまで染み込んでいることと思われます。
幼い頃、夢も幻想もすべてドラえもんからもらいました。
・・・そうか、それで今はこんなんに・・・。
罪深き漫画です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-07-30 18:47:21] [修正:2005-07-30 18:47:21] [このレビューのURL]
10点 シャカリキ!
最後のステージ「ツール・ド・おきなわ」にこのマンガのすべてが凝縮されています。
鳴り響く歓声、きしむ筋肉とフレーム、ほとばしる熱気と燃え尽きても構わないと言わんばかりのテンション。
そしてすべてを捧げた自転車馬鹿たちの魂!
殺気すら感じる彼らのレースは読んでるこっちも常にテンションMAX!一瞬たりとも気を抜けません!
そして決着の瞬間、坂バカ・テルとロケット・ユタの頂上決戦を目撃せずしてスポーツ漫画を語るべからずですよ!
まさに魂の作家 曽田正人を語るにふさわしい作品です。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2005-07-30 00:59:47] [修正:2005-07-30 00:59:47] [このレビューのURL]
10点 あしたのジョー
もう少年漫画の最高峰。燃え尽きたジョーの姿は男たちの理想(少なくとも僕にとっては)であり、涙を流さずにいられなかった。
書かれたのは40年も前だが、いまだに色あせることない。最高!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-07-25 12:04:05] [修正:2005-07-25 12:04:05] [このレビューのURL]
10点 美貌の果実
この辺りの年の川原泉作品は、かなり厳しく評価しないと
点数がとんでもないことになるのだが・・・
のだが・・・・・・
厳しく評価しても10点にしかならんじゃないか。
どうしたもんかな、こりゃ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-07-15 20:20:30] [修正:2005-07-15 20:20:30] [このレビューのURL]
10点 ベルサイユのばら
どんなに時が過ぎても色褪せる事のない感動があふれる作品。
すばらしいの一言に尽きる。
最高の賛辞を送りたいのにいい言葉が思いつかない。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-07-15 00:08:14] [修正:2005-07-15 00:08:14] [このレビューのURL]