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逝紙を届ける側の人間たちは、その法律の重みと、責任を背負う必要がある。

それなのに、それなのにだ、
逝紙を「届ける」人間が、逝紙を「届けられた」人間の最後の1日を
あんな簡単に「綺麗な台詞」で語ってはいけないんだ。資格が無い。

「届ける側」が「届けられた側」に言えることはひとつもない。

この作品の設定に文句は無いが、設定の状況下にいる人間にリアルさがない。
それは「届ける人間」、「届けられる人間」両方に言えることだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-12 19:35:05] [修正:2009-07-12 19:35:05] [このレビューのURL]

作者が得意とする、試合を魅せるというよりはスポーツ哲学的な熱血バレー漫画。
内容もキャラも「メジャー」の方が好きですけどこちらも負けず劣らず王道を突っ走ってますね。
メジャーに無い、作品自体がピークな所でスッパリ終わったという良い点もあります。
無気力な部員の集まる落ちこぼれの坂見台バレー部に小柄でひたむきな性格のバレー少年・井口健太と
長身で豪胆なアタッカー・前田隆彦の二人が入部し衝突と和解を繰り返しながら
新入生を加えるというイベントを交えつつ、やがて全国校である打倒誠陵を目指すようになる・・・
とまぁ目的意識は結構ハッキリしてます。

この作者、絵柄については結構記号的な描き方をしますよね。不満のあるレベルではありませんが
たまに違和感の沸くキャラが居ます。

登場人物についてですが、前田はまんま吾郎さんですね。健太は寿也+小森÷2といった所ですか。
前者は骨を痛めて無理矢理試合に出るために痛み止めを打つエピソードまで共通してます。
ただし、メジャーのそれと違いこの二人はチームメイトである為、常に両者を高めて磨いて成長しています。
前田は一回戦で健太にストップされたしね。

当の健太は途中セッターでレシーブ一徹のいわば「支える側」の人間で才能を持たず努力で叩き上げて
好感の持てるタイプなんだけど、正直2年以降の彼はかなり好き嫌い分かれると思います。
稲場の引退早々キャプテンを任されて苦労苦難も多いですが彼の精神論、特に大学との練習試合で
前田のリハビリが上手くいかなかった時に取った行動は今でもどうかと思いますね。
先輩トリオも最後までドラマが用意されてるしキャプテンの稲場も後半近くまで健太達をサポートしてくれますけど
部員自体にそこまで突出した印象はありません。(一人レギュラーから外される原のエピソードは良いです)

2年になり坂見台も団結力が生まれ友情の強いチームに成長している訳ですが
そういった要素に甘えない、断固たる厳しさを持った指導で健太達に当たった鬼コーチの江藤は良いスパイスでした。
彼も最終的に健太達の友情に乗っかる形になるんですけどね。
他校キャラもそれほど増えすぎずそこそこ角も立っていたんで問題ないレベルでしょう。
あえて言うなら前田兄が最終戦で大した見せ場も無くボコボコにされていた事ぐらい。

試合中の心理描写とか、特に健太なんかクサすぎるぐらい真っ直ぐなんで
そういう所は及第点ながらそれ以上を求める人によっては、ちょっとキツい面もある印象です。
最後のオチは物議を醸したそうですが・・・実際見てあまりにも斜め上だったのでびっくりしました。
スラムダンクの河田も驚きますよ、培ったレシーブ技術を全部ブン投げたのはどうかと思いました。

全体の流れは一つ一つ壁を乗り越える起伏とカタルシスがはっきりしていてテンポ良く進むので
サクッとしたメジャーが読みたい方はどうぞ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-11 20:38:14] [修正:2009-07-11 20:38:14] [このレビューのURL]

10点か0点のどちらかしかない作品。
作者のセンスに共感できれば読み解く価値はある。
旧篠房六郎HPに掲載されていた日記を読めば
作品理解の助けになったと思うが、現在は削除されており残念。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-11 12:21:23] [修正:2009-07-11 12:21:23] [このレビューのURL]

3点 巨娘

破天荒で体の大きい女ジョーの話。
ジョーと周囲のダメな人たちの日常生活を描いた漫画。
人情話ではなくまったりした居心地の良い時間もない。
登場人物はみな愛すべき人たちではなく本当にダメ。
そんな人たちを愛でる視点を作者と共有できるかどうかが試される。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-11 11:41:31] [修正:2009-07-11 11:41:31] [このレビューのURL]

読むまで、正直甘く見ていた。
凄く面白い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-09 22:26:41] [修正:2009-07-09 22:26:41] [このレビューのURL]

7点 青い花

[ネタバレあり]

面白くて好きなんですが
天使のようなあーちゃんが、いつかふみちゃんの毒牙に犯されると思うと
読み進めるのが怖くなります

あーちゃん逃げてええええええ
と心の中で叫びながら読んでます

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-26 19:40:36] [修正:2009-07-07 04:09:17] [このレビューのURL]

ツボった。
表紙で敬遠する人も多いだろうけど、ぜひ一度は見てほしい作品。

主人公が家畜で下僕で偽善者でカッパでザビエルで女装もこなすレパートリー豊富な人物。

追記 連載終了

なんで!?
言っちゃ悪いけど秋田書店で一番楽しみにしてたよこれ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-05 17:56:36] [修正:2009-07-07 01:36:18] [このレビューのURL]

ここでの評価が非常に高評価なので4部まで購入したのですがとにかくバトル優先でストーリーが薄っぺらいです。読んでいて苦痛に感じました。面白い話しもありましたが…
僕個人の意見で言わしてもらうと、面白い作品とは言い難いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-05 16:53:43] [修正:2009-07-05 17:09:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

当時ありきたりな設定。
出てくる人が基本的にお人好しばかり。それで居てシビアな展開はあり。ドタバタでお茶を濁しつつ良いドラマに仕上がってます。
個人的には響子父や三鷹コーチの描き方は好きです。
今からすると、主人公とヒロインに単純なクセは有っても敢えて深みを作らなかったのが、もう一工夫という印象はあります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-27 20:37:59] [修正:2009-07-02 00:58:15] [このレビューのURL]

9点 CLAYMORE

すごい。
世界観がすごい。
心理描写がすごい。
キャラクターデザインがすごい。
高いレベルの画力にストーリーが支えられている。
ここまで完成度の高いマンガはそうないと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-01 20:01:33] [修正:2009-07-01 20:01:33] [このレビューのURL]

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