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9点 ヒストリエ
今まではめちゃくちゃ面白いので九点で。まだ完結してませんし。
この作品の特徴を考えていたのですが、まず最初に思いついたのは軽い歴史漫画というところです。
別にこれはけなしているわけではなく、いい意味で。ラフで読みやすいと思います。
後はこの作者の特徴でもある名言と残酷描写。歴史物はよく人が死ぬので寄生獣よりグロかったです。
でも当時の人から見れば生命の倫理観はそんなものなのでしょう。キリスト教もありませんし。
名言はやはり「アラララーイ!」とか「よくもだましたなぁ!」とかこれは、もう岩明節というか、いつも通りでよかったです。
アレクサンドロス大王がイケメンだが二重人格。Fate/zeroでは張飛みたいな豪傑ですが、この漫画はどういう人物に魅せてくれるか。気になります。
でも連載スピードはもうちょっと速く……。そんなに絵も凝ってないし。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-02-04 21:13:10] [修正:2012-02-04 21:13:10] [このレビューのURL]
3点 よつばと!
隣に美人三姉妹。でっかい家。
漫画に嫉妬しても意味ないんだけど…。
そんな優遇された環境で好き放題やってるよつばが好きになれない。
てかそもそも、私は子供が嫌いだ。
大人が計算しつくして作った子供を好きになれるわけがなかったんだ。
子供本来の無邪気なうざさと
大人が作り出した不気味さしか感じなかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-02-04 09:26:58] [修正:2012-02-04 09:26:58] [このレビューのURL]
8点 幽☆遊☆白書
途中からバトルに移行した漫画だけあって、全体を通して見るとまとまりがない
他の作品の影響を受けたのか、作者の価値観が変わったのか分からないが
初期の作風はヒューマンストーリーなのに
その後は妖怪退治の漫画になり、終盤にはえぐい話も描くようになる
…と言った具合にどんどん作風が変わっていく。
しかし、この作風の変化が個人的には良い方向に働いてて
暗黒武術会辺りから、敵対相手の思想や、人間性にも焦点が当たるようになり
勧善懲悪のバトル物に留まらない作品へと昇華していったのが面白い。
また、作風同様、画風も相当変化しており
トーンを多用し丁寧に描かれていた初期に比べると
後期はバトル漫画になったこともあり荒々しい描写や、手抜きとも思えるような簡素な絵も目立つ。
だが一方で、キャラの表情は徐々に洗練されていき
特に仙水編は、冨樫義博の作品の中でも、一番絵に迫力がある。
・捨て石にされた天沼を倒し、静かな怒りを感じさせる蔵馬の表情
・魔封環を使う覚悟を決めたコエンマの表情
・裏男の中で、涙し次元刀を発現させる桑原の表情
など、どれもセリフ無しでキャラクターの感情がダイレクトに伝わってくる凄味のある画に感じた。
上に挙げたように、作風、画風共に変遷の激しい作品だが
中盤以降は、「レベルE」「ハンターハンター」を思わせる捻りと黒さが加わり
凡庸なバトル漫画で終わらない、独特の魅力が備わった漫画になったと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-30 21:04:06] [修正:2012-01-30 21:20:29] [このレビューのURL]
2点 山風短
とりあえず1巻は戦国期の上杉家を舞台にしたトンデモ作品。
これはSFですか?笑いなしには読めませんな。
その笑いってのもどっちかっつーと苦笑寄りですが。
どうも山田・せがわコンビの時代劇は趣味に合わないなあ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-29 14:26:39] [修正:2012-01-29 14:26:39] [このレビューのURL]
10点 CLAYMORE
とても面白くてつい人におススメしたくなる漫画だと思う。
この漫画に初めて絵柄に触れた人には、幻想ファンタジーみたいな雰囲気があるが、1巻2巻と読み進むにつれそのクレアやその仲間たちの心理戦に感情移入するときもあって、敵の覚醒者及び、深淵者がさらに強くなる上、人から覚醒後の姿のデザインがすごく楽しみに思う人も多いと思う。
クレイモアは、半人半妖だが、やはり人間で仲間が倒れる時に時に見せるクレアたちの涙にはこっちにも伝わるものがる。
クレアのような善意なクレイモアもいれば、意地悪なクレイモアもいる。皆、銀眼で金髪という同じ姿をしていながら、その一人一人の違う特徴にも気になる。
はまった頃には、物語の世界感にハマってついつい現実を忘れてしまうような力を持つ。
漫画の世界だけに片付けるには、非常に勿体無いくらいでアニメの続編も作って欲しいのが願いだ。そして、実写化もできれば作って欲しい気がする。
今の集英社の中では一番好きな漫画。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-29 06:27:21] [修正:2012-01-29 06:27:21] [このレビューのURL]
8点 海街diary
良い作品です。
鎌倉には数度行ったのみで詳しくは有りませんが、街の雰囲気を綺麗に表現していて、また行きたくなる様な気持ちにさせてくれます。
登場人物には鼻につかない程度のキャラクターが持たせてあり、分かりやすく、心理描写が上手く、感情移入しやすいと思います。
絵は淡白な印象ですが、キャラクターが見分けにくいという事はなく、落ち着いた日常に合っていると思います。
大きく心を動かされたり、続きがとても気になるという作品ではないのですが、心がゆっくり動くような、そうした気持ちにさせられる作品だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-28 02:31:39] [修正:2012-01-28 02:31:39] [このレビューのURL]
9点 BECK
バンド漫画の最高峰といえるでしょう!
なんの取り柄のなかった少年コユキは謎の帰国子女竜介と出会い
音楽の道にのめり込み活躍していくサクセスストーリー。
コユキは竜介と出会わなかったら平凡な人生を送っていたでしょう。
誰にでもこの人と出会ってなかったら・・。ってのがあると思います。
人との出会いって大切だなって感じさせる漫画です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-27 17:41:26] [修正:2012-01-27 17:41:26] [このレビューのURL]
3点 D.Gray-man
ん?正直分かりにくいです。
絵も少し雑で安定感ないですし・・あまりキャラクターにも華がないような。
総じて個人的には好きじゃないですが一部に熱狂的なファンがいるのはなんだか納得してしまいます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-26 17:49:40] [修正:2012-01-26 17:49:40] [このレビューのURL]
6点 漂流教室
楳図かずおの漫画を読むのは初めて。
迫力ある絵、斬新な設定と楽しみに読んでみたが正直「うーん‥」といった感じ。狂ってしまった大人たちとの戦いや数少ない食糧の奪い合い、小学校という小さな世界の中で団結する子供たちなど序盤はワクワクして読んでいました。
しかし中盤ぐらいの巨大怪虫との戦いで「もういいや」となりました。水と食糧を求めて砂漠を行くとオアシスが見つかる。しかしオアシスには恐ろしい巨大怪虫が、というシーンなんですが、なんと『怪虫もオアシスも一人の小学生の妄想が具現化したものだった』というオチ。なんだそりゃ。
あと時々はさまれる現代パートも母親がキチ☆イすぎて読むのがしんどい。特に野球場でホーム突入する選手にタックルするシーンはもはやギャグですね。
終盤などは結末をみるためだけに読んでましたが、あの終わり方は好きです。ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない感じ。
まとめると、中盤はダレるけど母親のキ☆ガイタックルと結末のために読む価値あり。
ちなみに一番好きなキャラクターは我猛くん
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-26 04:21:57] [修正:2012-01-26 04:22:58] [このレビューのURL]
ひぐらしのなく頃に本編最終章。
7章(皆殺し編)までで明かされた謎に対する一つの正解例というか、全てのサイコロの目がうまく出た時の話というか。
PS2版ではこれとはまた別のストーリーが最終章になっていたりするのであくまで「正解の一つ」なのでしょうね。
原作ですとこの最終章は「カケラ紡ぎ」といって「ひぐらし」の謎を解き明かすキーパーソン達のストーリーがそれぞれ語られるオムニバスがあり、最後にそれがまとまっていくような構成となっています。
なので、話の量は今までと比べると更に多く、様々なキャラの視点から描かれるのでこの「カケラ紡ぎ」は果たしてちゃんとコミカライズされるのか…?と思っていました。
まぁとはいえここまで概ね忠実にコミカライズされていただけあって、カケラ紡ぎも余すことなく漫画化されていてよかったです。
その所為で巻数が過去最長の全8巻という長さで、ひぐらし漫画版(原作分)全8章全30巻(礼を含めると全31巻)なので、四分の一以上を占めるボリュームとなってます。
祭囃し編の特徴は圭一や梨花達「子供」ではなく今までそこまで深く語られることのなかった、大石・赤坂・富竹・入江・葛西等の「大人」達の葛藤と活躍が非常に多い点です。
祭囃し編は大人のカッコよさが魅力です。
「すべてがうまくいく」章なので出題編を読んでいた時のようなハラハラ感よりは、やってくる敵をことごとく打ち倒すワクワク感が得られます。
たかだか小中学生が特殊部隊相手にあれやこれやとやっちゃうのはリアリティがどうとかそういうのは勢いでねじ伏せられます。
ただ相変わらずグロいシーンもあります(特に序盤)。
最終章ということもあって絵は一層気合が入っているというか豪華になっているといか。
最後の方はトーンが物凄いです。
「鬼隠し編」開始から6年も経過しているだけあって本当に見違える様です。
まぁこの作者特有の癖というか変なトコロというかそういうのは相変わらずなんですけどね。
一つの作品のコミカライズを複数の雑誌で複数の作家によって同時展開し、無事最後まで描ききられ、本当に恵まれた作品だなと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-24 23:28:16] [修正:2012-01-24 23:34:36] [このレビューのURL]