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4点 ONE PIECE

全巻既読。
なんか最近がっかりしっぱなしです。
一味集合から頻出する寒いギャグからのシリアス展開は一体なんなんでしょうか。キャラの魅力が敵味方関係なく非常に低いです。船員を見分けられない船長、鼻血で危篤になるコック。語尾と姿形がやたら奇抜。ただそれだけの敵キャラ達。見てて疲れます…

ですが、ところどころ面白いとこはありますし、インペルタウンから戦争集結までは凄い迫力で、毎週楽しみにしてました

独自の世界設定や文化設定なんかも凄く秀逸だと思います、この漫画を門に色んな漫画に目覚めた人も沢山いるでしょう。それらを踏まえ、これからの期待も込めて5点→7点ですね

何よりこれがデビュー作というのが凄いと思います
作者はここまで続くと思ってなかったんじゃないですか 笑

修正します。魚人島で大コケしましたねー。
なんかセリフとキャラが段々ズレてないかな…

サンジ大っ嫌いになった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-18 14:28:27] [修正:2012-02-25 02:32:03] [このレビューのURL]

主に古本屋を舞台に、古い本の内容を内気で孤独な女子中学生や
周りの人々が鮮やかに読み解いてくれる物語。
トーンを使わないで暗めに表現されているレトロな絵柄がまた物語に
マッチしていて素敵です。

『ロビンソンクルーソー漂流記』『ティファニーで朝食を』『ダイヤの
ギター』『山月記』などなどこの漫画に出てくる物語は親しんだものから
聞いたことないようなものまでチョイスが面白く(稲垣足穂なんて渋すぎ)、
またそのブックレビューの面白い事!
本好きには嬉しくなってしまいますね。

本だけでなく、ブックオフなどではない昔ながらの古本屋さんの
業界事情や、ヒロインを取り巻く人々のドラマなど味わい深い作品だと
思います。


まだ一巻しか出てないけど、私の中ではかなり好みの作風で良作。
続きが気になってハラハラするタイプの話じゃないけど、この漫画を
通してもっと様々な本と出会いたいです。 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-06 20:48:44] [修正:2012-02-20 00:59:04] [このレビューのURL]

0点 MAR

 最初から最後までマンネリ.漫画に慣れていないのであれば楽しめるのかも.キャラの造形は悪くはない.

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-19 02:55:03] [修正:2012-02-19 02:55:03] [このレビューのURL]

 別視点で物語をつむぐ手法は週連載では集中力が持たない.コミック一気読みを推奨する.連載読みでは6点.広げた風呂敷のたたむのが上手で気持ちいい.

 次話への引きは圧倒的にうしとらに劣るが長期的な話の整合性はこの手の熱血バトルものにしては奇跡的といえる完成度であり筋道がするすると収束する気持よさがある.

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-18 07:34:53] [修正:2012-02-19 01:42:34] [このレビューのURL]

主人公が飄々とした頭脳派の性格なので、
淡々と話は進むけどとにかく面白いです。
所々かなり残酷なシーンはあります。
これぞ岩明節だぜ!!と思う名シーン多い。
主人公が感傷的になるシーンがあまりないので、読む人も個人によって感想が別れるんだと思うんですが、私は自分が感傷的な性格なので
いちいちこの漫画でも所々涙したりします。
生みのお母さんにまつわるシーンは全てものすごく
感動して泣いてしまいます。奴隷の人が本当の事を言えないまま
エウメネスと別れるシーンでは号泣してしまいました。
でもそんな私の熱い思いとは正反対にストーリー的には冷静に進む。
これが岩明先生の作品のお気に入りな部分です。
アレキサンダー王子とその狂ったママが出てきてからますます
面白さに拍車がかかったような。
エウメネスってどの時代に居ても出世するタイプですよねぇ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-18 19:57:35] [修正:2012-02-18 19:57:35] [このレビューのURL]

 設定が好みだし展開も悪くない.独特の絵柄は好みが分かれる.絵柄は慣れるにしても内容的に帯に短したすきに長しで対象年齢的にどの層の主流にもなれない.

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-18 08:30:15] [修正:2012-02-18 08:30:15] [このレビューのURL]

 エピソードにより面白さの起伏が大きいのは長所なのか短所なのだろうか.通しのシナリオ的にはイマイチでもじわっと来るエピソードが突然に来るのであなどれない.

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-18 08:17:22] [修正:2012-02-18 08:17:22] [このレビューのURL]

桶狭間の末路の一点で暗愚とされがちな今川義元の再評価を
丁寧に行なっているのは素晴らしいです。
作中で魅力的なキャラですが主人公なので美化しすぎというのは確かでしょう。しかし、行跡に関しては
事実しか描いてませんし。敗れたのは漫画を読み終えれば
偶然が絡みつつやはり天下人な信長という相手が悪かったのだという思いを強くします。素晴らしいのに評価されてない
武将という点では主役として良いところに目を付けたなと
思いました。
信長についても桶狭間でメジャーになる前の尾張統一辺りからしっかり描いています。後の天才天下人とはいえセンゴク本編に比べて
弱さや青さが覗く辺りも上手い信長の造型だったかと。
あまりこの時代の信長は題材にならないので有名人ですが新鮮な気分で読めました。

合戦過程について義元が俗説の天下とりではなく、領土拡大だけを狙ったというここはもはや現在の通説的見方をとっていること、
油断していた義元をしてやったりの奇襲で信長勝利という従来の奇襲説(俗説、二次創作は全部こうなっていますね)と信長が単に一矢報いるため、偶然突いたのが本陣だったというだけという最近有力な偶然奇襲説を折衷して偶然要素にも助けられた奇襲説というバランスのとれた見方を採用している辺りは漫画という媒体でここまで
鋭いのかと感心しました。

最後の最後の力の部分で統制はしていても一点の綻びに対処出来ない悪く言うとマニュアル今川兵が、未完成だがそれ故に暴れ馬の緒田兵にけちらされてしまったというオチや米から銭へと時代は移りつつあり、銭への執着・人間の欲に忠実な信長を時代は選んだというメッセージも説得力があったと思います。ただ小氷河期理論は勇足だった感は否めないと思いますが…

漫画としての面白みや絵の丁寧さがあり、合戦シーンは迫力があります。独自の説も見られますが、背景から歴史解説や現代に通じるメッセージを示すスタイルが多少読みにくさはありながらも読めてしまう辺り作者の技量は高いです。
センゴク無印本編よりは実績豊富で大将クラスの人物を主人公に据えただけにオリジナル話や脚色が少ないのも長所かと。

ただ欠点をあげると盛り上がるのが桶狭間合戦のある最終巻近く
なので、それまでが政治駆け引きなどに偏り多少読者選んじゃうかなとは思いました。もう少し合戦を詳細にして(信行との対決である稲生の戦いなんか過程も面白いのにダイジェストだけでしたし)他は絞るなど工夫した方が山は作れたかもしれません。

総じて厚めの全5巻でこのテーマに関しては詳細に切り込みまくっている歴史漫画として上質の作品だと思います。
俗説と史実のギャップが激しい義元の再評価のためにはもっと読まれた方が嬉しいのですが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-14 08:17:55] [修正:2012-02-14 08:17:55] [このレビューのURL]

5点 ONE PIECE

東の海編(1巻-12巻)8点 アラバスタ編(12巻-23巻)6点
空島編(24巻-32巻)3点 ウォーターセブン編(32巻-46巻)4点
スリラーバーク編(46巻-50巻)5点 頂上戦争編 (50巻-61巻)7点

何を書いても既出になるので評価のみ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-12 16:34:56] [修正:2012-02-13 03:14:25] [このレビューのURL]

パニックものかと思いきや、サバイバルやホラーのお約束もそこそこに早い展開で進行。
蓋を開けてみればタイムスリップものでした。

設定がとっても面白くて斬新
人が「年を取る」のは、気付かない内に「時間」の波に飲まれて命を吸われるから。逆にその波(あるいは雨)から逃げ続けられれば年を取らず大人になることもない。
そこにスプライトって気象現象を混ぜたSF設定が実に上手くできてます。

それぞれのきっかけで普通は見えない黒い時間の水を認識できるようになった登場人物達
事情を抱えて逃げる子供達、巻き込まれた女子高生、他にも引きこもりとか加齢症児とか、曲者ばかりでどーも人間ドラマはイマイチなんだよなぁ。王道なようでどこかそれを外しているんだけど、それが裏目に出てるというか、淡泊になっちゃってる。
キャラが主人公含めみんな浅いって言うか……特に倉庫番ってわかるまでの、あの女子高生にこき使われるヤーさんなんか違和感ありまくり

せっかく面白そうな設定なのに、他の要素を色々詰めすぎて薄らいじゃってるところも残念。
タイムスリップばかり目立ってて、未来だ戦国時代だとせわしない。
要素要素はそそられるんだけど、全体として熟した感じとは言い難いんだよなぁ。
作者の描いた未来像とか、アイアムレジェンドみたいに鹿や虎が闊歩し草木生い茂る廃墟と化した都心を気持ち悪い新種の生き物が跋扈する、みたいな。生態系よくわからんし、その新種の生物も漂流教室の新人類にくりそつとゆーね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-13 02:43:35] [修正:2012-02-13 02:43:35] [このレビューのURL]

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