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7点 ダイナソア・ゾーン
松本零士先生の描くSFと美女が堪能できます。
青年誌掲載のためか、美女の裸体率が高いです(笑)
SFも面白いです。
松本零士先生の描く絵(アニメではなく漫画の方の絵)が好きな人なら、絶対に楽しめると思います。
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[投稿:2023-02-22 08:32:38] [修正:2023-02-22 08:36:42] [このレビューのURL]
10点 ブラッドハーレーの馬車
映画の話で恐縮だが、最近2010年作カナダ映画「灼熱の魂」という作品を見た。
こんな無慈悲な人生があって良いものか、という凄まじい内容だった。
その作品に通じるえげつなさを感じさせる作品だ。
沙村氏は人間の狂気を理解している。
第1話から衝撃の嵐。
人間に対する不信感が、腹の底から湧き上がってくる思いだ。
狂気を孕んだ人間は、悪魔のような所業を行うことは周知の通りだが、
怖いのは周囲の人間もそれを拒絶しない、いや、できない。
それを直視するが、罪を論ったり問題があると声をあげたりしない。
ただ、悲しい目をするだけ。
振り返ってみれば、評判になるほどエログロのシーンはなかった。
しかし、かって感じたことのないようなグロい気持ちが残るのだ。
同時に最終話で感じる風の優しさに戸惑ってしまった。
やはり、沙村広明は天才漫画家である。
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[投稿:2023-02-19 09:05:20] [修正:2023-02-19 09:05:20] [このレビューのURL]
4点 食戟のソーマ
少年誌における料理マンガは難しいです。
大人テイストの高級料理を高度な料理技術と素材で
立派に拵えても、読者には価値が理解できません。
まず第一に味わうことができないという中での
料理勝負には限界がありますね。
そこで、この作品では遠月学園という過酷な競争社会を
舞台にして、その中の序列と勝負を見せることで、
緊張を維持し狙いは当初は成功します。
テーマは「食戟」なんで、より強敵を出現させることで
展開は続きますが、5巻辺りでマンネリ化が始まります。
ここでのレビューを見ても、最後は酷い評価を得てますね。
激しく同意します。
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[投稿:2023-02-14 09:27:08] [修正:2023-02-14 09:27:08] [このレビューのURL]