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9点 DEATH NOTE
初めて読んだ時のインパクト。緻密な頭脳戦。続きが気になるスリリングなストーリー。小畑健さんの美麗で巧すぎる絵。夜神月とLの強烈なキャラクター性と、一度読んだら忘れられない彼らの最期のシーン。
自分にとって面白いと思える要素が揃いに揃ってる。たった12巻の尺でここまで読み手にとって印象に残る作品は他に存在するんだろうか。
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[投稿:2023-04-30 13:05:05] [修正:2023-05-01 01:55:15] [このレビューのURL]
3点 超香少年サトル
勧善懲悪が単純に徹底された分かりやすい作品です。
全く誰の目にも分かる悪党が必ず登場してきて、
主人公のサトルが自身の香を嗅ぐ特殊能力で
敵を懲らしめるというお話です。
少年誌10巻の長期連載されていますが、面白いかと言えば、
そんな要素は感じられません。
絵も稚拙ですので、読みにくいです。
2巻で撤退致しました。
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[投稿:2023-04-30 17:31:31] [修正:2023-04-30 17:31:31] [このレビューのURL]
7点 偏愛カフェ
漫画もついにここまで来たか、という驚きでいっぱいになりました。
奈良崎コロスケはこのマンガがすごい!WEBに寄せたコラムの中で、
「グロテスク全開な作品ではないものの、読者によってはどうしても
受け付けない回が含まれている危険性がある。それでも性的倒錯の
世界を覗きたい人にはお勧めであり、いびつな愛の世界を堪能できる
だろう」と評したそうです。
性的倒錯者と言われれば、SMくらいしか想像できませんでしたが、
毎回とんでもない性的嗜好者が現れます。
最初の紹介だけでたまげてしまうこともあります。
読者としては、それを知っただけでお腹いっぱいになって
満足してしまうこともありました。
問題は、嗜好が志向に終わらず、過剰になりがちなんですよね。
度々、殺人にまで発展しがちでして、性的嗜好者の人権のためには、
もっと明るい解釈でお話が作れないかと残念になります。
今のままでは、性的倒錯者を否定する作品になってしまっています。
現に、一気に6巻まで読んだ私には、もう満腹感があります。
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[投稿:2023-04-23 09:18:58] [修正:2023-04-23 09:18:58] [このレビューのURL]
競馬における少年ジョッキーの奮闘記です。
少年誌において競馬をテーマにした例は、「マキバオー」
以外には知りません。
主人公の正義感は少年誌らしい真っすぐなものがありますが、
それ以外の設定は青年誌でも読めるぐらいのオタクぶりです。
作家さんは相当競馬を勉強したか、オタクですね。
まず、一般的な競馬ではなく、障害競走を扱います。
障害クラスの世界一はグランドナショナルと言うらしく、
なんと48頭で走ります。
こんな競争は誰も知らないですよね。
最初はこんなマイナーな世界を親子で目指すという設定で、
ちょっとついていけねえって感じが満載になりました。
その内、定常運転というか、競馬学校編やありがちな
100%悪役が登場とかで少年誌らしくなってきました。
最終巻に向けて愛馬に巡り合い、盛り上がっていきますが、
突然の最終話って感じです。
何か編集方針を巡って紆余曲折を感じる展開でしたね。
5巻とちょうど良い長さでした。
因みに副題「ふたりの大障害」のふたりとは、当初は親子の
ことだったのでしょうが、途中では馬と主人公になっていましたね。
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[投稿:2023-04-20 09:25:47] [修正:2023-04-20 09:25:47] [このレビューのURL]