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最終兵器

これは読み手の漫画に対する考え方で評価が左右されると思います。

個人的には無しです。

設定だけが奇抜で、
描きたいところ、描きやすいところばかりを描き、肝心なところを凄く曖昧にしてる、、、

GANTZを読んだ時と近い感覚を覚えました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-19 18:04:45] [修正:2015-05-19 18:04:45] [このレビューのURL]

僕が出会った多くの漫画の中で、一番面白いです。

キャラクターや絵やセリフのセンス、設定の緻密さに脱帽です。

これだけ密度が濃く、クオリティの高い作品が、他の薄っぺらい漫画同様、400円やそこらで買えるのが不条理にさえ思います。

面白い漫画とガリガリ君は多少値上げしていい、というのが僕の持論です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-19 18:00:53] [修正:2015-05-19 18:00:53] [このレビューのURL]

まあベタな展開ではあるんです。
シングルファーザーの教師が教え子の女子高生と一緒に料理を作って食べる…文字にしただけで「ああ…」ってなります。
そんな中でも自分がこの作品を許容できるのは娘のつむぎの存在です。この子がいる限りは先生と小鳥が一線を越えることは無いと思うので、男にとっていかにも都合の良い「小鳥の淡い恋心」もある程度微笑ましく見られる訳です。そうした三者のバランスの良さがこの漫画の肝のような気がします。
という訳で今後先生と小鳥がくっついたら「そういうの求めて無いから」と評価マイナス2にします(笑
最後になりましたがストーリーは毎回テーマとなる料理を作って食べるだけのもの。強い感動はありませんがどれも暖かいお話です。現実は女子高生に声かけられる妄想する前に料理くらいしときましょうってなもんですが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-19 17:00:13] [修正:2015-05-19 17:00:13] [このレビューのURL]

この作者は本当に誠実なんだろうなぁと、どの作品からも感じ取れます。

喜怒哀楽の全てが詰まっていて、
そのストレートさに心を揺さぶられます。
ポジティブになれます。

基本一話完結のストーリーものなんですけど、
見事に捨て回が無し!
駄菓子屋のお婆ちゃんのエピソードと、虫を殺す男の子のエピソードが大好き。

巻数もちょうど良く、本当に良作だと思いますよ。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-19 00:00:46] [修正:2015-05-19 00:00:46] [このレビューのURL]

「ザ・ワールド」で、モノクロームな背景で時が止まった表現、
キングクリムゾンで、背景の支柱が崩れ落ちて時間を吹っ飛ばした表現、

漫画って、ここまで迫力のある表現が出来るんだなぁと衝撃的だった。

あと、あれ。
ブチャラティがボスを裏切る決意をした瞬間は痺れたと今、思い出した。
「覚悟」という言葉の意味を5部から学んだ。

3部のDIOの館のところから、5部のボスvsメタリカのところまで、
ノンストップで面白い。一冊一冊の密度に感動させられました。

1部、2部は時代も感じるし、イマイチ入り込めないのは仕方無いと思うんだけど、
6部のつまらなさが個人的には本当にがっかり。

や、神父とウェザーのエピソードだけは秀逸。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-18 23:02:51] [修正:2015-05-18 23:02:51] [このレビューのURL]

8点 LIAR GAME

頭脳戦漫画としてドラマがヒットしているのもあって有名な作品。興味はあったのですが完結後に読んだ方が良さそうと思い敬遠していました。結果的にそれで良かったと思います(ルールが少し複雑でテンポも途中からは少し良くないので
一気読み向き)。正直最初は絵のレベルの低さ、1回戦のオチが読めまくっていたバトルで拍子抜け感が酷かったです。

しかし次第にゲームの内容・画力も迫力不足という問題は抱えながらも上達して行きました。特にゲームは少数決から終盤に至るまでには独自のゲーム性、駆け引きと逆転の連続で展開の面白さに引き込まれました。単なる個人勝負じゃなく囚人のジレンマ的な団体戦要素があり、その辺の駆け引きは毎回面白かったですね。主人公である直の成長、パートナーの切れ者秋山、オカマだけど「良い女」キャラのフクナガ、ライバルのヨコヤなどキャラも立って来て盛りあげました。心理学的要素を入れた解説も勉強になりました。

しかしライアーゲーム関連のオチはある程度予想出来た部分はあったのですが(なんだかんだでヌルかったですし)、やっぱりラストゲームの盛り上がりの乏しさといい良い締めではなかったなとは思います。投げっぱなしよりはマシ
だとは思いますが。あとカイジ系のゲームと比べると演出、オチとも関連するんですが緊張感をやや欠いてはいます。それでも毎回のゲームのレベルは高く、頭脳戦を代表する漫画という
評価は揺らがないと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-11 01:53:35] [修正:2015-05-11 01:53:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

完結後のレビューです。
ドラゴンヘッド、座敷女などで有名な望月ミネタロウさんの作品。
今作自体は「万祝」や前作「東京怪童」などの流れを汲んだ人間模様を描くある意味で「単調」な作品となっており、私個人としては大好物な作品でした。

原作は未読なのでどの程度原作に沿った展開、設定であるのかは分かりませんが、作者なりに現代版にアレンジし、各キャラクターの個性をこれでもかという程に描き切っている様は見事としか言い様がありません。
キャラクター独特の言葉遣いもそうですが、恐らく原作には無いであろう「所持品」「ファッション」の中にまでキャラの個性が見て取れるこだわりっぷり、妙にリアリティがある世界観が大変良いです。

この手の作品というのは暗黙の了解的に「絶対的に悪い人間が登場しない」のが常でありまして、各キャラクター間での微妙な意識や好意のズレから生じる人間関係における問題を如何にして描き、如何にして収束させるのかが作品の善し悪しを決するように思えますが、この点に至ってこの作品は素晴らしいの一言でした。

以下軽くネタバレですが気になったところ。

四巻の表紙にもあるように、最終的に結ばれる茂次とりつですが、案外急展開で結ばれます。個人的にはもう少しこの世界観に浸っていたかったという感じ(東京怪童のときもそうだったなぁ)。また二人が結ばれるきっかけとして「キク君」という中学男子の言動が関係してくるのですが、「いやらしい目で見られていると思ったら母親を求めていた」というオチにちょっとした強引さを感じずにはいられませんでした。
「いやいや流石にあれは中学男子に見られるエロ目線のアレだろ?」と。
そんなこんなでもう一度読み返としてみたのですが、二巻、大工の一人「クロ」が「りつ」に軽く言い寄り、その後キク君に靴を隠されるあのシーン。
最初読んだときは単純に「自分の好きなりつに言い寄るクロへの制裁」が主な理由かと思いましたが、恐らくこれはミスリーディングであり(?)、その前のシーンで「(りつから貰った服に対して)ダッセえTシャツ着てんな」と言われていることなどからも、確かに単純に「母親としてのりつ」を意識した結果の行動とも見て取ることが出来ます。流石でした。

ただ、ちょっと「りつ」をいやらしい目線で描いたコマが多すぎるかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-09 22:08:37] [修正:2015-05-09 22:24:57] [このレビューのURL]

古い作品でしょ。
だから集めるの大変でしょ。
かといって定本は高価でしょ。

なんてアナタにグーパンチ。

日本の全男子に捧げたいこの一冊。
社会に出て心が荒んでしまう前に読みましょう。
荒んでしまった後でも、読みましょう。

賛否両論あるでしょうが、9点「物事の考え方が変わったりするほどの力を持った作品」とはこういうことでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-25 16:21:09] [修正:2015-05-09 22:20:39] [このレビューのURL]

妙齢なのに恋愛に全く疎い女性を干物女と揶揄する言葉がかつてあった。
それを妹に適用して干物妹。ひもうとと読むらしい。

主人公タイヘーの妹はバリバリのオタク。
ゲーム漫画アニメジャンクフードに埋もれて生きる女子高生。
要はコアなオタクの痛い生活も、主体が美少女なら漫画にはなるという作品。

やってることは本当にダメな人だが描写の丁寧さが面白さの核になっている。
お菓子の旨さに感動したりゲームに夢中になっている干物妹の豊かな表情を兄視点で眺めていると確かに愛おしさを感じる。

オタクの日常行動からどれだけ魅力を引き出せるか。
シンプルで根気のいるテーマに挑んでいる。

後日追記

連載の中盤から、兄との関係をメインにしながらも風変わりで面白い友人と過ごす楽しい日常を描く漫画になった。
人気が出て奇をてらう必要がなくなったのか
ネタが苦しくなったのかはわからないが、
連載を長く続けようとすれば正しい路線変更だろう。
ただし、もはや干物妹ではない気がする。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-07-16 11:29:16] [修正:2015-04-24 14:32:40] [このレビューのURL]

はやく本気出せよって思います。
こういう冴えない男性が主人公の漫画は感情移入しやすくて良いですね。
なんとなく安心できます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-04-15 21:37:16] [修正:2015-04-15 23:08:56] [このレビューのURL]

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