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9点 東京タラレバ娘
東村漫画の中でも1、2位を争うほど好きな作品。少女漫画好きな夢見がちアラサー女子が現実を突きつけられて愕然とする…恐ろしい漫画です。でも恐いだけではなく東村漫画らしいギャグ要素がたっぷりなのでそこはうまく中和されて楽しんで読めます。巷で流行りの30代女子に年下イケメン彼氏が出来る夢物語なんて一瞬で打ち砕かれます。ホントおもろい。「もし私が〜だったら」「あの時〜してれば」そんなことばかり喋っているタラレバ女子。世の中にもたくさんいると思います。是非読んでください。厳しい現実と、可愛いタラの白子とレバ刺しが待っています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-10-03 22:28:29] [修正:2015-10-03 22:28:29] [このレビューのURL]
絵が水木しげる風であり、まとめサイト隆盛のご時世に沿った手法を持ち込んだあたり、企画の勝利ですね。これが普通の絵であれば、なにやら子供向け学習マンガっぽくなるだろうし、時期がズレれば「文豪の作品をまとめるなんて身も蓋もない」となるでしょう。
個人的には読んだことのない作品に「マジでこんな話?」という話もあり意外性もあって面白かったです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-10-03 18:49:48] [修正:2015-10-03 18:49:48] [このレビューのURL]
素晴らしいの一言ですね、名作です。
映画館で観たい作品です。
最高の読後感を与えてくれて、それでいて読み手に問題提起もしています。
ナイチンゲールという実在した伝説の人物を主人公として、ファンタジーを絡めた作品なのですが、彼女の異能さを幽霊がフォローをすることで物語がどんどん進みます。
そして、生涯独身を貫いた理由も、作中にあるような理由であればいいと読んでいて本当に思わされましたね。
英国でこの作品が話題になって欲しいと思う作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-10-02 20:12:24] [修正:2015-10-02 20:17:19] [このレビューのURL]
7点 イエスタデイをうたって
18年の連載期間を経て無事完結しました。
読み手である自分自身が、この作品と出会った当時の恋愛観と現在の恋愛観に大きな変化がきたしているので、序盤にハマっていたが為に、中盤から終盤にかけての作品に入り込むのが難しくなってしまった気がします。
とはいえ、主人公であるヒロインが幸せなEDを迎えてくれたことが何よりかなと思います。
もやもやした恋人関係を続けている人にはオススメかもしれないです。
20代の恋愛観の作品という気がします。
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[投稿:2015-09-24 19:07:12] [修正:2015-09-24 19:07:12] [このレビューのURL]
7点 今際の国のアリス
最近読んだ中では断トツに面白いデスゲーム。
なぜこんな今際の国が存在するのか?などの謎は「不思議の国のアリスがモチーフだから夢オチじゃないの?」と思っているし、こういう謎の答えって面白かったためしがないので正直どうでもいいのですが、それぞれのゲームがかなり面白いと思います。
生きるか死ぬかの逼迫したゲームでそれぞれがいい人でいようとしたり、人を貶めようとしたり、逃げの姿勢になったりがよく描けているし。
またゲームの種類を参加者達が協力して解決するのもあれば、生き残りは1人だけだから足のひっぱりあいをしたり、頭を使うゲームだったりでバラエティに富んでいる所がいいと思います。
主人公のアリスだけだとなんだか青臭いけど、様々な人物を主役にして主人公がでてこないゲームがあったりして様々なゲームや生き様考え方を表現しているのも面白いです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-09-17 02:07:14] [修正:2015-09-17 02:07:14] [このレビューのURL]
3点 七つの大罪
この作者の作品は、相変わらずインフレが激しすぎて中盤以降失速しますね・・・
ドラゴンボールを真似たような展開にスカウターの導入
よくある凡作バトル漫画といった感じの作品
フェアリーテイルとかブラッククローバーみたいな王道ファンタジー作品が好きな人向け
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-09-01 23:43:39] [修正:2015-09-01 23:46:53] [このレビューのURL]
6点 宇宙兄弟
つまらなくはない。むしろ本屋で新刊を見かけたら購入するレベルだが…
基本的なストーリーラインはムッタの成り上がりのみで構成されていて
そこにちょいちょい脇役キャラの掘り下げが混ざるという具合だが
群像劇というほどではなくやはりムッタに焦点を当てたストーリー
ただストーリー展開がワンパターン
“成り上がりもの”であるため、主人公の前には数々の壁が立ちはだかるのだが
壁を乗り越える手段が、「頭のキレる主人公が革新的な解決法を思いつく」のほぼ一択
この“革新的な解決法”がわりと本当に革新的であるため
読んでいて「オォー!」と感心してしまうのだが
さすがにそればっかりだと飽きる。
ぱっと見ダメダメな主人公は実はやれば出来る子でしたというストーリーゆえに
展開が、主人公を落とす→上げる→落とす→上げるの繰り返しとなる
昨今のラノベにありがちな主人公マンセーとまでは言わないが
「上げる」過程で他のキャラがちょっと噛ませ役になりがち
で、ストーリーが進めば進むほど「上がっていく」ため
その傾向はだんだん強くなっているように思う
あとストーリー全体を通して“なんとなくうまく行きそうな雰囲気”がビンビンに漂っている
予定調和的とでも言えばいいのかもしれないが、伏線の張り方と回収の仕方が
ベタもベタの超王道なので、ドラマティックな驚きはあんまり無い
総じて、サラッと読める漫画だと思う
オッサンが頑張るサクセスヒューマンドラマとして見れば普通に面白い
最後に、これは非常に個人的な思い込みかもしれないが
作者の描き方から、宇宙に対する情熱をあんまり感じない。
「宇宙兄弟」が「宇宙」でなければならない理由がよくわからない
宇宙とはロマンだ。そこには永遠に知ることができないだろう世界が
遥か無限の彼方まで広がっている。
この漫画は、ユーモラスなヒューマンドラマを読ませてはくれるが
大宇宙のロマンを感じさせてはくれなかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-25 02:24:39] [修正:2015-08-25 02:24:39] [このレビューのURL]
7点 星のポン子と豆腐屋れい子
完全に表紙詐欺。ほのぼのSFに見せかけた急展開作品。絵柄は優しいのでそのギャップには驚きます。SF要素はありきたりと言えばそうですが、二転三転しながらもまとめたところを評価したいです。ただ最後はクローンに頼って元に戻して和解しただけなので、本物が戻って来たという訳でもないところ(これは作品のテーマなのだと思いますが限りなく本物に近い偽物は偽物なのかどうか)が、すっきりしない部分もあります。全1巻ものとして出来が良い作品で一読の価値はあると思います。特に第一話は予備知識なしだと衝撃が凄いのは間違いないです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-24 18:59:07] [修正:2015-08-24 18:59:07] [このレビューのURL]
7点 逃げるは恥だが役に立つ
心理学を専攻し院まで出たものの職にあぶれてしまった25歳ヒロインが、ハウスキーパーをするうちにひょんなことから高齢童貞男(って36歳だけど)に雇われて契約結婚をすることに。同居はするものの籍っは入れずに家事をすることによって給料が支払われるという不思議な形態。
恋愛以外はなんでもそつなくこなす夫役の津崎は恋愛に関してはこじらせ系。
ヒロインみくりは心理学を学んだだけあって人に対する分析はするどいものの、妙な妄想壁があってかわいらしい感じ。
そんな二人が徐々に不器用に歩み寄っていくのが少女漫画らしい恋愛でほほえましい。けどそんなじれったい恋愛面よりも、二人以外のみくりの叔母(52歳独身)や、津崎の同僚のモテモテ男など様々な人物たちを通して結婚観や独身の気楽さや問題点、はたまた仕事についてなどが語られていてかなり面白いです。
世の中には色々な生き方がありますよねー。
結婚はもうしてるからゴールは就職!?
先が楽しみな作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-11 01:33:02] [修正:2015-08-11 01:33:02] [このレビューのURL]
3点 聲の形
ヒロインが可愛かったことがすべてをだいなしにしてる。
可愛けりゃ優しくするさ。
罪の意識みないな感情を描きたかったのだろうが
恋心下心があるとおもわざるをえず、素直に作者の筋書きを楽しめない。駄作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-06 12:02:45] [修正:2015-08-06 12:02:45] [このレビューのURL]