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7点 星のポン子と豆腐屋れい子
完全に表紙詐欺。ほのぼのSFに見せかけた急展開作品。絵柄は優しいのでそのギャップには驚きます。SF要素はありきたりと言えばそうですが、二転三転しながらもまとめたところを評価したいです。ただ最後はクローンに頼って元に戻して和解しただけなので、本物が戻って来たという訳でもないところ(これは作品のテーマなのだと思いますが限りなく本物に近い偽物は偽物なのかどうか)が、すっきりしない部分もあります。全1巻ものとして出来が良い作品で一読の価値はあると思います。特に第一話は予備知識なしだと衝撃が凄いのは間違いないです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-24 18:59:07] [修正:2015-08-24 18:59:07] [このレビューのURL]
7点 逃げるは恥だが役に立つ
心理学を専攻し院まで出たものの職にあぶれてしまった25歳ヒロインが、ハウスキーパーをするうちにひょんなことから高齢童貞男(って36歳だけど)に雇われて契約結婚をすることに。同居はするものの籍っは入れずに家事をすることによって給料が支払われるという不思議な形態。
恋愛以外はなんでもそつなくこなす夫役の津崎は恋愛に関してはこじらせ系。
ヒロインみくりは心理学を学んだだけあって人に対する分析はするどいものの、妙な妄想壁があってかわいらしい感じ。
そんな二人が徐々に不器用に歩み寄っていくのが少女漫画らしい恋愛でほほえましい。けどそんなじれったい恋愛面よりも、二人以外のみくりの叔母(52歳独身)や、津崎の同僚のモテモテ男など様々な人物たちを通して結婚観や独身の気楽さや問題点、はたまた仕事についてなどが語られていてかなり面白いです。
世の中には色々な生き方がありますよねー。
結婚はもうしてるからゴールは就職!?
先が楽しみな作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-11 01:33:02] [修正:2015-08-11 01:33:02] [このレビューのURL]
3点 聲の形
ヒロインが可愛かったことがすべてをだいなしにしてる。
可愛けりゃ優しくするさ。
罪の意識みないな感情を描きたかったのだろうが
恋心下心があるとおもわざるをえず、素直に作者の筋書きを楽しめない。駄作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-06 12:02:45] [修正:2015-08-06 12:02:45] [このレビューのURL]
まず黒博物館シリーズが再開したことに快哉を叫びたいほどですがそれより何より藤田さんの復活を喜ばざるを得ません。「月光条例」は正直「藤田さんも老いたな」と思いつつもそこそこ面白いし過去作の実績もあり最悪のことはなかろうと信じつつ読み終えた、と言った感じですが、今作はそういったことは考えずに面白いと思えます。
そして過去作を読んできた人には「色々と濃い」藤田作品の特徴が復活したこととともに過去作に通じる要素も感じられて、より一層面白く感じることができると思います。
個人的には今年まだあと三分の一もありますが、これよりガーンと来る作品には会えないんじゃないかと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-08-01 20:44:57] [修正:2015-08-01 20:44:57] [このレビューのURL]
8点 ブッシメン!
タイトル通り仏師を題材とした漫画ながらフィギュア製作要素も扱った作品。仏像・フィギュア知識を丁寧に盛り込みながら堅苦しさがなく、ギャグがかなり笑えて、地味ながら話の質も高く良作だったと思います。絵が上手いのも良かったです。「美味しんぼ」や「ギャラリーフェイク」みたいな一編完結の楽しい業界系漫画としてまだまだやれそうだったのに、題材が題材のためかおそらく打ち切りだったのが残念ですね。一応最後は一番言いたいテーマを語って終わってはいますが。キャラ達のその後がもっと見たかったなと思いました。作者の他作品にも興味が湧きましたし、未読の人にはおすすめしたい作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-28 02:01:07] [修正:2015-07-28 02:01:07] [このレビューのURL]
9点 サトラレ
思念波が外部に漏れてしまい、他人に心の中が覗かれてしまう特殊能力者サトラレ。
しかし、同時に天才能力も合わせ持ち、人類への貢献度が高い。
彼らに関わる人達が、不思議に優しく、理解が深いのが救い。
人類は本当にこんなに優しいのだろうか、もっと残酷で見苦しくないか?、
と疑念を持つが、サトラレ種も純粋に設定されているので、
見守る人達をも感化されるのかとも。
いずれにしても、サトラレという特殊な設定を前提に、心のナイーブさを
良く解釈した作品。なかなかの良作です。
追記:その後、改めて全編を通読しました。その上での感想です。
一言でいえば、人間賛歌です。
サトラレであることを知ったために、孤島に一人住む白木。彼の島に漂流する少女との出会い。
サトラレとの結婚とサトラレの子を産む決意の人、小松。
サトラレである娘の将来を案じる武道家の父の無骨な生き方、育て方。
娘、片桐りんの爽快な生き方。
有り得ない架空の設定の下で、人間たるものはきっと当たり前に考え、悩み、行動するだろう
ことを先回りして予見し、美しく描いた作品です。大好きな作品の一つになりました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-21 22:50:40] [修正:2015-07-21 22:42:54] [このレビューのURL]
10点 ドラえもん
言わずと知れた名作ですね。
のび太を批判する人は多いけど、ちゃんとのび太がズルをするときには失敗し真面目にやるときは報われていることを知ってほしい。
たまに読み返すと懐かしい気持ちになれる作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-16 23:07:29] [修正:2015-07-16 23:07:29] [このレビューのURL]
7点 リアル
やはりスラムダンクと比べてしまうのが辛いところ。
話としては面白く、登場人物全員が成長していくポジティブな作品なので障碍者が多く出てくるにも関わらず読んでいて暗くはならない。
しかしそれぞれのキャラにスポットライトを当てながら話が進むため、スラムダンク時代のテンポの良さが失われてしまっている。
でも、読んで損はしない作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-16 22:42:51] [修正:2015-07-16 22:42:51] [このレビューのURL]
6点 うしおととら
最後まで読むと名作と言われるのもわかる。
キャラが立っているため読後も頭の中にキャラクターが残りやすい。
が、ザ・少年漫画であるため物語が単調でだれる。
人によっては腹をくくらないと読めないかも。
ラストの展開はありきたりっちゃありきたり。もちろん熱い展開ではあるのだが。
弟子の作品の金色のガッシュにちゃんと受け継がれてるのはなんか感慨深い。
小学生のうちに読んでおけばもう少しハマったかもしれない作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-16 22:31:54] [修正:2015-07-16 22:31:54] [このレビューのURL]
5点 おもいでエマノン
独特の雰囲気が漂う作品。
主人公の目的がいまいち分からず感情移入はしにくいが、世界観を楽しめる人は多いと思う。
ただ、本棚に置いておく必要はない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-16 22:07:01] [修正:2015-07-16 22:07:01] [このレビューのURL]