「朔太」さんのページ

総レビュー数: 833レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

1970年代少年誌連載の作品です。

みなもと太郎氏に興味があって探し出した作品です。
007のパロディですが、お色気たっぷりの敵方
女性スパイが魅力です。
可愛い絵が描けるのですが、女性だけは別クオリティで描かれます。
しかし、ギャグ漫画として見れば、とてもセンスが
良いとは言えず、連載が短期で終了してしまうのも止むなしでしたね。

50年前の日本は既に平和だったといことが理解できます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-05-06 11:50:11] [修正:2023-05-06 11:50:11] [このレビューのURL]

奇しくも「ブラックジャックによろしく」と同時期に連載
開始された医療漫画である。
原作が、私の大好きな矢島正雄氏だったので、
極めて大きな期待を持って読み始めたのだが・・。

「下町の太陽」というタイトルからも、相当ヒューマンな
赤ひげ風ドラマを企画しようとしたのだろう。
裏目に出た感がある。
第一に主人公が下劣過ぎる。
医師としての自覚も覚悟も品格もない。
そんな主人公も次第に成長していくという展開何だろうが、
少年漫画ではないのでそこまで落とすことはないだろうに。
第二に起承転結が定型過ぎて、安物のTVドラマ仕立てだ。
目の肥えた読者の多い青年誌の品質ではない。
第三に、これが決定的なのだが、画が下手くそ。
美人役ヒロインが全然美人に見えない。
敵役の意地悪な女性に見えるくらいでは最悪だ。

残念ながら、我慢して読み進めるも1巻で限界でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-01-21 11:50:13] [修正:2023-01-21 11:50:13] [このレビューのURL]

表題から探偵・推理ものと期待して読みました。
予想に反して、ギャグ漫画でした。
名探偵気取りの少年を笑う、という展開が毎号読み切りで展開します。
残念ながら、私には笑えないというか、何が面白いのか
理解できずに終わりました。
設定は新しい斬新なものでしたが、ギャグの陳腐さでこけた感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-12-10 13:57:42] [修正:2022-12-10 13:57:42] [このレビューのURL]

かなり前に、江川達也氏ご本人をNHKのドキュメンタリーで
視聴した記憶がある。
豪邸にお住みになっておられて、沢山のアシスタントとは
別の個室でネームに取り組まれていた。
風体は街にあってはホームレスのような芸術家風のスゴイ
売れっ子の作家さんだなあ、という印象だけ残った。
青年誌で数々のヒットを生み出されていた。

改めて1990年代の本作品を読み返すと、常軌を逸したバブル
時代の匂いを強く感じた。
こんな内容の作品が、多くの若者に本当に支持されたのだろうか。
単なるエロではなく、社会風刺的なエロと美しい描画は
一読の価値があるのは認めよう。
煎じ詰めれば、表層的な成功を収めた富裕層への批評漫画と
いうことだろうか。
善意的な解釈をすればそうなるが、半分は皮肉だ。

バブルが去ると、江川氏の凋落は始まり、単なる迷走作家の
烙印を押されてしまっているらしい。

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[投稿:2022-05-12 22:04:22] [修正:2022-05-12 22:04:22] [このレビューのURL]

不良高校生を題材にしたコミカルな漫画は、青年誌の中で常在しています。
一定のニーズがいつの時代にも存在するからでしょう。
そのため、先駆者が多く、真似っこした作品も多いです。

この作品が17年続いた理由は、青年誌に常在化されたヤンキー漫画を
焼き直して描いてくれる作家さんが枯渇したためと思われます。
だって、先人たちにたいてい書き尽くされていますからね。
そのせいか、この作品のギャグの質が相当低い。
読んでいて、これは売れない少年誌かと思いました。
ほとんどが下ネタ、女性関係です。

読者の青年層を見下した感があります。
もう少し捻れないものかというところですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-10-06 04:11:53] [修正:2021-10-06 04:11:53] [このレビューのURL]

全身美容整形で頂点を極めた芸能人の転落劇。
沢尻エリカ主演で映画化もされた。

まさに、沢尻エリカのための物語という感じで、
本人の実話ではないかと思うほど、
嵌まっている役どころだろう。
女性には、理解できるという共感の声が大きいが、
私には全くのところ理解不能の行動と欲望と
イラつき具合であって、全く共感できなかった。
特に、主人公のイライラ具合が理解できなかった。

したがって、退屈な漫画だった。
人生の積み重ねの中で価値観なり、幸福感が人格を形成する。
美容とファッションしか生きがいがない主人公は別世界の住民だ。
男の出世欲みたいなものなのかな。
少し染まってしまうと中毒になり抜け出せない、
というものだと理解しよう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-09-21 08:48:30] [修正:2021-09-21 08:48:30] [このレビューのURL]

テーマが多数散らばらせており、興味を引かされて
いく導入部です。
虐待、子育て放棄から始まり、多重人格、天才子役
といったところが、キーワードになります。
何かが起こる予感がありますが、台詞が多用されて
おり、大した事件も起こりもせず、
次第に興味が薄くなってきました。
子役同士のバトルが中心になると思いきや、
全体に不気味な雰囲気だけが、続きます。

名脚本家である野島伸司を原作に迎えて、
期待の作品だったのでしょうが、
漫画としては未消化に終わるという印象です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-02-11 16:09:50] [修正:2021-02-11 16:09:50] [このレビューのURL]

熱血教師の奮闘漫画は、他に山ほど読みましたが、
どことなくステレオタイプになっていて、
先々の展開が読めてしまいました。
教育の場面は皆無で、全員が不登校ですから、
とにかく学校に来させることだけで全精力を
使い果たしています。

独自性があるのは、前職キャバクラ嬢でありながら、
今もってその衣装スタイルで教育しようということですが、
どこに強みがあるのか不明です。

とにかく独断専行、強引、偏見でもって、無茶苦茶でも
熱意さえ示せば、高校生すら分かってくれるという
だけの筋立てでした。
読み進めるのがつらい漫画でした。
連載の短期終了は良い判断でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-08-28 09:59:01] [修正:2020-08-28 09:59:01] [このレビューのURL]

いやぁ、皆さんの評価は厳しいですね。
ギャグ漫画でもなく、野球漫画でもなく、
奇妙なバランスで支離滅裂な展開です。
絵も上手くなく、何だか汚い不潔感漂う不快な絵ですよ。
こんなに不支持が多くて、なぜ長期連載が実現したんでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-08-17 18:11:28] [修正:2020-08-17 18:11:28] [このレビューのURL]

私もpyoさんモナさんのレビューを見て思わずやって来ました。
私の記憶は、ピョン吉がTシャツに張り付いてしまう、
いわゆる第一話のお話です。
ここだけは映像的にしっかり残っています。
それ以降については、1ミリも面白いと思ったことはありません。
テレビ放映等を通じて一世風靡した感はあるのですが、
不思議でたまらなかった記憶があります。
したがって、レビューできる資格はないのですが、
先の2名のレビューに続きたい気持ちだけで参加しました。

ところで、作者の吉沢氏は、この長編ヒット作品で23歳で
家を建て、税務査察により追徴課税を若くして受けているのですよね。
その後は廃業状態から脱してからも沢山の作品を描きましたが、
ヒット作品どころか不発作品の連発だったようです。
人生の頂点を20代前半で迎えた典型的な漫画家だったようです。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-08-03 09:09:29] [修正:2019-08-03 09:09:29] [このレビューのURL]

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