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主人公が飄々とした頭脳派の性格なので、
淡々と話は進むけどとにかく面白いです。
所々かなり残酷なシーンはあります。
これぞ岩明節だぜ!!と思う名シーン多い。
主人公が感傷的になるシーンがあまりないので、読む人も個人によって感想が別れるんだと思うんですが、私は自分が感傷的な性格なので
いちいちこの漫画でも所々涙したりします。
生みのお母さんにまつわるシーンは全てものすごく
感動して泣いてしまいます。奴隷の人が本当の事を言えないまま
エウメネスと別れるシーンでは号泣してしまいました。
でもそんな私の熱い思いとは正反対にストーリー的には冷静に進む。
これが岩明先生の作品のお気に入りな部分です。
アレキサンダー王子とその狂ったママが出てきてからますます
面白さに拍車がかかったような。
エウメネスってどの時代に居ても出世するタイプですよねぇ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-18 19:57:35] [修正:2012-02-18 19:57:35] [このレビューのURL]

 ロング・ハロウィーンはバットマンコミックの中でも90年代最高傑作とされる。映画好きの方ならノーランのダークナイトの原案となったと言った方が分かってもらえるかもしれない。
 そんな傑作にも関わらず、残念ながら上巻は絶版となっている。今年ノーランの手がけるバットマン最終章が公開されるということで再刊されそうではあるのかな。しかしプレ値を抜きにしても上下で7000円弱は高い。私は原書で読んだのだけれど、英語は比較的易しいし1800円と安いので選択旨に考えても良いかもしれない。
 
 本作はゴッサムシティに突如現れた謎の殺人鬼ホリデイの正体を巡るミステリーであり、フランク・ミラーのイヤーワンの後を引き継いだバットマン二年目のファルコーネファミリーの終焉の物語でもあり、またハービー・デントの失墜とトゥーフェイスの誕生譚でもある。
 ロングハロウィーン以前のバットマン二年目の話としてイヤーツーがあったが、こちらはロンハロの刊行とその後のイベントによってほぼ無かったことになってしまったそうで。

 ロングハロウィーンはまるでチャンドラーのような、ハードボイルド探偵小説の趣きを持ったバットマンコミックだ。まあバットマンはそもそも“闇夜の探偵”なんて言われるように、そういう面は強いシリーズなのだけれども。
 しかしこの作品はチャンドラーの名前を出したくなるくらいに素晴らしかった。「長いお別れ」を髣髴とさせる驚きの結末が待っていて、なおかつその結末は読み手を否が応にも感傷にひたらせる。

 単なるミステリーとして見てはちょっと楽しめないかもしれない。結局ホリデイが誰であったかということに完全な論理的解決は恐らく不可能だ。読者しか分からない材料が推理のヒントとなっている上に、殺害の手際やそれが露見しなかったのも偶然性が大きくリアリスティックに欠ける。祝日という制約が大きかったというのもあるだろう。しかしこの作品の見るべきところはそこではなくて…。

 ロングハロウィーンのテーマは恐らく“信頼”だと思う。ハービーを信じられるのか? ゴッサム・シティを、ゴッサムの住人が変われると信じられるのか? それはバットマンの自身への問いかけであり、かつ読者への問いかけでもある。そして各々の“信頼”がホリデイの真相を決めるのだ。
 これは本当にすごいと思った。重要なのはミステリーとしての真相じゃなくて、それぞれの思いが真相を決めること。ミステリーと物語がここまで完璧に融合した作品ってなかなかないよ。だからこそバットマンは信じたんだよなぁ。信じなければもはやバットマンではありえなかったのだ。でもそれはバットマンにとっての真実であって、読者にとっての真実ではない。どこまでハービーを、人間を信じるのか…。ホリデイの正体はミステリーの枠を超え、私達読む側がどこまで人間を信じられるかという人類の普遍的な問いかけにつながってくる。
 
 ハードボイルドをここまで引き上げたミステリーというのはやっぱりチャンドラーの作品以外に思いつかない。バットマン、ゴードン、そしてハービーの三人の屋上で結んだ絆は悲劇に終わり、三人はそれぞれの道を選ぶ。何度読んでも泣かずにはいられない。
 続編としては邦訳済みの「バットマン:ダークビクトリー」と未邦訳だが「Catwoman: When in Rome」がある。ロングハロウィーンだけでは分からなかった部分も多いので、ロンハロを気に入った方はこちらもぜひぜひ。

追記
Catwoman: When in Rome はまだ発売日未定ですが、小プロより刊行が決まったそうです。喜ばしきこと…なのだろうけど、原書読んだ直後にこのニュースを聞いたので複雑な気持ちなのであります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-24 01:18:04] [修正:2012-02-18 16:43:36] [このレビューのURL]

満点を与えたい。
だが、ヤル気なくての未完は駄目。
作品を描き切れば文句無しの10点。
キャラがイキイキしている名作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-18 13:25:06] [修正:2012-02-18 13:25:06] [このレビューのURL]

ハイレベルな4コマ。
爆発的な笑いは基本的にないが、
クスクスと徐々にツボっていくことが多々ある。
空気の読み方やキャラの使い方は天才的。
画力もかなり安定しているため抜群に読みやすい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-16 23:40:03] [修正:2012-02-16 23:40:54] [このレビューのURL]

書道マンガをここまで面白くみせるのはさすが。
どのキャラもクセがあって非常に楽しくよめる。
特に主人公なんか最初は「何このガチャピン?」って
感じで、あまり好きじゃなかったけど、今となっては
応援したくなるような好感が持てるキャラになっている。
物語の展開のさせ方もさすが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-16 23:31:14] [修正:2012-02-16 23:31:14] [このレビューのURL]

わっち可愛いよ、わっち。

行商人ロレンスと賢狼ホロが行商しながら各地をまわり
そこでちょっとした出来事に遭う、ほのぼの系異世界ファンタジー

ホロとロレンスの会話は、おのろけ混じりの夫婦漫才みたいなもので
思わずニヤけてしまうこと請け合い
世界観もしっかり作られていて、目立った粗は見当たりません

とにかく女の子のキャラクターが愛らしく
かわいく見せる技術は、この作者の右に出る者はいないんじゃないでしょうか
是非、読んでほしい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-14 19:57:38] [修正:2012-02-14 20:00:06] [このレビューのURL]

風呂マンガ。そしてシュールなギャグ。
いっけん小難しそうな表紙も実はネタ。
中身もパラパラっとめくっただけではカタそうなイメージがあるけど、
読めばわかる。面白い。そして笑える。
すこしでも気になる人は1話だけでも読むべきだと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-12 02:14:28] [修正:2012-02-12 02:14:28] [このレビューのURL]

ふつうにおもろい

不思議

宇宙

風刺

哲学

ダーク

名作

ぜひ読んでみてー間違いないから。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-23 13:35:18] [修正:2012-02-09 20:13:54] [このレビューのURL]

まぁ普通に面白いよね。
もはや少年時代に誰しも一度は読むべきバイブルみたいになってるしね。

少年漫画の基本だと思います。
とりあえずこれは読まないとね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-23 11:01:59] [修正:2012-02-09 20:10:58] [このレビューのURL]

いやーおもしろかった!
伏線の回収が秀逸

10巻あたりから一気に面白くなるね

サーカス編たまにだれるけどね

最初から全部計算して書いてんだろーなぁって感じで

あの勢いのある絵も好きです。オススメ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-23 12:05:44] [修正:2012-02-09 20:10:01] [このレビューのURL]

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