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マンネリ化している少年漫画のバトルものの中でなんとか前の世代と違う新しいモノを生み出そうとしている。
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[投稿:2011-12-28 21:33:24] [修正:2012-08-04 00:53:16] [このレビューのURL]
9点 鋼の錬金術師
最初は、「なんか編集部が力入れて押してきてる作品だなー」ぐらいにしか思わなかった。
そしたら、なんか重い設定出してきて、「あぁ、これは設定をさばききれなくて空中分解する可能性があるな」と思って見てた。
しかし連載3年目ぐらいに入ったあたりでも一向に空中分解する気配がないので、「これはヤバい作品かもしれない」と思うようになった。
さらに9年目ぐらいに入ると、最初から出てて、かつ特につながりがあるとは思えなかった伏線が、あれよあれよという間に話の本筋に飛び込んできて、「毎号毎号鳥肌ヤバい」状態になった。
ところで、漫画作品では話を非常に盛り上げることに成功していても、着地で失敗する作品が非常に多い。
なので、この作品の終盤を読んでいたときは、常に「無事に完結してくれ・・・!!」という祈りの気持ちを持って読んでいた。
最終話を読み終えたときには、「日本の漫画史に大きな節目ができたな」というのが掛け値なしの感想だった。
なにせ、思いっきり盛り上げたストーリーを着地させるだけでもすごいのに、この作品は何か人間世界の真実に通じるものを中に包含しながらそれをやってのけたのだ。
この作品は長期間にわたる連載だったために、人によっては初めて読んだときにすでに巻が進んでしまっていて、とっつきにくい印象を持つようなこともあったのではないかと思う。
しかし幸運にも興味を持って読み始めることができた人は、序盤から何度も反芻しながら読むことで大きな感動を得ることができる筈である。「きれいに完結した大作は?」と聞かれたら間違いなく筆頭にあげられるべき作品。
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[投稿:2012-08-03 01:48:21] [修正:2012-08-03 01:48:21] [このレビューのURL]
9点 羊のうた
とても素晴らしい作品です。
冬目景先生の絵は二次元と三次元の間みたいな、どこか惹きつけられる絵です。一度この先生の作品を見たらファンになってしまうでしょう。
私がこの作品で好きなところは、「主人公が色々な人から大切にされているのだな」と感じることができるとこです。
とにかく登場人物みんながいい人に見えます。
ストーリーは悲しいのにどこか暖かくて、切ない話です。
あと、ヒロインの八重樫さんがとっても可愛いです。
ぜひたくさんの人に読んでもらいたい作品です。
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[投稿:2012-08-02 13:26:19] [修正:2012-08-02 13:26:57] [このレビューのURL]
9点 YAWARA!
なんか勘違いしてる方がいるみたいなのでレビューします。
確かおれの当時の記憶では、なぜ谷亮子さんにやわらちゃんとゆう似ても似つかないあだ名がついたかと言うと、たしか漫画のやわらちゃんと谷さんが同い年ぐらいだったからじゃなかったでしたっけ?
実際の谷さんも柔道敵無しでいろいろ共通点があった記憶があります。
ちょうどダブルで柔ブームが盛り上がってましたよね?
でもなんで実際の谷さんは子供生んで政治家になったりしたんだろう?ロンドンでは今柔道陣営大スランプ中だからこう言うときこそ谷さんの出番じゃないかな?
話めっちゃずれたけど、歴代おじいちゃんキャラNo.1のじごろうさんと超可愛い柔ちゃん!
俺はあの編集者あんまり好きになれなかったけど、そのた大勢の魅力的なサブキャラ!
そして極めつけは当時あれだけのブームをおこして柔道を広めた功績に考慮して9点をつけます!!
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[投稿:2012-08-02 01:01:48] [修正:2012-08-02 01:01:48] [このレビューのURL]
9点 行け!稲中卓球部
今までこれほどまでに大爆笑した漫画はありません!!
俺は32になった今でも酔っ払ったおじさまたちの昭和の下品な下ネタによくドン引きするんだけど、この作品の下品さと下ネタはすんなり許せるんだよね!?
俺が今でも忘れられないのがあのおばちゃんへのケツチョップ!!
そしてそのあとのリアクション!!
いや?兄貴と二人で腹が痛くなるほど笑いました!!
あと今読んでも結構エロいよね?
俺もリアルタイムで中学生だ
ったから兄貴に隠れながらこそこそ読んでました(笑)
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[投稿:2012-08-02 00:06:49] [修正:2012-08-02 00:11:07] [このレビューのURL]
9点 うそつきパラドクス
三角関係漫画の最高傑作!
誰しもが通ってきた?恋愛にまつわるあの感情がガシガシ掘り起こされます。
8巻からのぶっ飛び展開も面白いし、最終巻の主人公の決断も良かった。
三角関係漫画としてだけでなく、恋愛漫画としても金字塔。
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[投稿:2012-07-29 21:54:46] [修正:2012-07-29 23:43:48] [このレビューのURL]
9点 さよなら絶望先生
時事ネタを中心に扱ったギャグ漫画。人によってはどこが面白いの?と思う人もいる思うし、画はあまり上手ではない上、実際に読みづらい。
が
この人は天才だと思っている。ギャグセンスが半端じゃない。こんなこと思いつくか普通!?、というようなネタが作中に何度も登場してきた。僕はこの世界観にドップリとハマってしまって抜け出せない状況に・・・
個性が強いので会わない人には会わないと思います。
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[投稿:2012-07-29 23:27:54] [修正:2012-07-29 23:27:54] [このレビューのURL]
9点 ベルセルク
画を10人くらいで描いていても、おかしいとは思わないほど上手いです。画力がその辺の作家とはレベルが段違いすぎて、初めて見たときは感動を覚えました。表現的には、画力が高いというよりも画の密度が濃いといったほうが正しいかもしれません。何度読んでも、どうしても1人で描いてるとは思えませんでした。
さらにその画に呼応するように、作られた壮大なストーリー。純粋な剣術から魔法、悪魔に至るまでの様々なファンタジー要素を兼ね備える、すばらしい漫画でした。
見ている間、面白すぎてニヤニヤが止まりませんでした。
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[投稿:2012-07-29 23:15:49] [修正:2012-07-29 23:15:49] [このレビューのURL]
9点 アカギ
”天”で壮絶な人生観を語った赤木しげるのスピンアウト作品。
圧倒的な強運、豪腕、支配力の権化である鷲巣 VS 悪魔的知略天才アカギの麻雀勝負。
本編の面白さを麻雀の心理戦と捕らえる一面もありますが、むしろ神の領域にある
モンスター鷲巣を絡め獲る知略戦にあるでしょう。
二人の周囲にいる脇役達も一流の勝負師だけれど、彼らに真っ当な戦略を語らせた
上で、さらにその上を行く知略を重ねて読者の驚きを誘うわけです。
また、重要なのは、赤木しげるを通して語らせる死生観、ぎりぎりのところで命を
やり取りする精神の高揚こそ生きがい、
こんな狂気が究極の潔さとしてオーラを放つアカギの魅力です。
勝負の行方もさることながら人間アカギをいつまでも見ていたい。
175話まで所持。
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[投稿:2012-07-28 11:21:21] [修正:2012-07-28 11:21:21] [このレビューのURL]