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8点 銀牙−流れ星銀−
主役は犬なんだけど、魅力あります。
13巻で終わらせていれば。。。尚良し!
でも見る価値はあるかと。今連載中のウィードよりは断然好き。
絵がキレイだしね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-21 22:36:36] [修正:2006-03-21 22:36:36] [このレビューのURL]
4点 Waqwaq
最初自分は、この作品のレビューに作者の魅力が60%くらいしか出てないと書きましたが、今は作者の魅力があまりに出すぎたのではないか、とも思います。
まぁ例に挙げるなら、味の付いてない料理に塩コショウをかけるとして適度にかけたら勿論美味しいですけど、あまりにかけすぎたら濃くなりえぐくなり食べにくくなりますよね。
この漫画もそんな感じかもしれません。
この作者の独特な雰囲気はこの作品でも超健在です。
世界観だって確立してます。
ただ世界観を確立しすぎたせいで、後々の展開に詰まってしまったのかなぁ、と今は思います。
この人の作品はホントに凄い。
感想は書いてないですが、サクラテツ〜のインパクトも良かったです。
また何か新しい漫画書いて欲しいなぁ。読みきりのやつ見逃したんだよなぁ〜。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-21 18:38:18] [修正:2006-03-21 18:38:18] [このレビューのURL]
9点 ピンポン
それまでスポーツ漫画で卓球というジャンルは未開拓でした。
(稲中みたいなギャグはあったけど)
卓球のあの一瞬一瞬をドラマとして描ける漫画家がいなかった
というのが本当のところでしょう。
個人的にピンポンの醍醐味はそれぞれのキャラ(ペコ、スマイル
アクマ、ドラゴン)の敗北の部分ではないかと。
勝つことは無条件に「強者」の称号を得られ「カッコイイ」
とされるけどピンポンは負けていく姿さえかっこいいのである。
やっぱ松本大洋は天才ですね。
映画の「ピンポン」もよかった。
本当に「ピンポン」を好きな人たちが集まって作った
というのがひしひしと感じられた。
でも窪塚くんのマンション9階からの「アイキャンフラーイ!!」
はびっくりしました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-20 17:50:19] [修正:2006-03-20 17:50:19] [このレビューのURL]
8点 高橋留美子傑作短編集
デビュー作から『うる星やつら』や『めぞん一刻』の頃の作品であるため、絵柄的に古臭く感じるかも。
コマ割も最近の作品の様にスマートでなく、しばしば1ページあたりのコマ数が多くなり悪く言えばチマチマしてくることがあります。
しかし、それでも読みにくさといったものは全く感じない。
別段、難しいことをしているわけでも無いと思います。
例えば、最初にナレーションを使って設定説明をするにしても、ただ長文を読者に押し付けるのではなく、細かくギャグを入れて読者を飽きさせないことであったり、場面転換が繰り返されるシーンではひとつひとつに背景だけの絵を入れwhereをきっちり示して行く、また安易にバストアップを多用せずミドル・ロングとバランスよく入れていく・・・etc。
とにかく基礎的な構成力が当時の新人としては桁外れに高い。
プロの仕事を堪能できる作品集。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-20 01:38:14] [修正:2006-03-20 01:38:14] [このレビューのURL]
8点 めぞん一刻
いわずもがなラブコメの金字塔。
五代君と響子さんを応援し感情移入して読んでいた人なら
最終巻のあのセリフに涙腺を刺激されたことであろう。
今読み返して多少時代を感じさせるものはありますが
それを超える感動が名作にはあります。
だけど五代君の初体験、私は納得いかない派です…。
3月18日追記
最近読み返しましたが響子さんって
むちゃくちゃ嫉妬ぶかいですね。
自分の彼氏でもない男にそこまで露骨に嫉妬しては
いけませんよ。ラムちゃんなど他のヒロインもそうなところを見ると
たぶん高橋留美子本人が嫉妬ぶかいタイプなんでしょう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-12-07 11:55:00] [修正:2006-03-18 21:15:43] [このレビューのURL]
10点 コボちゃん
近頃は“日常”をテーマにした漫画が人気があるようですが、THE・日常、キング・オブ・日常と言えばこの漫画以外に考えられない。読売とってる家庭にとっちゃ、この漫画を読むことじたいが日常になっているんじゃないでしょうか(うちはとってないけど)。まさに一日一笑。
4コマ漫画のお手本のような構成であり、他の追随を許さない圧倒的な完成度。他の4コマと比べても頭1つ2つは飛びぬけた作品だと思います。
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[投稿:2006-03-18 14:32:31] [修正:2006-03-18 14:32:31] [このレビューのURL]
10点 ARIA
ARIAファンの人が、
「ARIAについて、一言感想をお願いします」
と聞かれれば、恐らく多くのファンが、
「とっても“素敵”な漫画です」
と答えると思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-18 03:03:00] [修正:2006-03-18 03:03:00] [このレビューのURL]
5点 NARUTO-ナルト-
作者が本当に描きたいキャラはサスケではないでしょうか?
読んでいてどう考えてもナルトよりもサスケに思い入れがある
描き方なんですよ。
でもタイトルがNARUTOであるからにはこれ以上サスケを
目立たせてはいけない、と作者自身の判断か編集者の判断か
知りませんがサスケは物語り中盤で強制退場(笑)
なんかそれ以降漫画にあまり気合が入ってないような気がします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-17 15:53:43] [修正:2006-03-17 15:53:43] [このレビューのURL]
水の街ベネツィアで猫のようにふらふら暮らすマリエルさん。
実は彼女がダラダラしてるだけのシーンが一番好きなんですよね。
悩むわけでも喜ぶわけでもなく、ただ何もしないだけ。
う〜ん、いいじゃないですか。うらやましい。
読んでるこっちも気が抜けちゃいますよ。
音楽でいうと無音、絵でいうと空白、風景でいうなら空気
物事には「なにもない」ことで表現できる趣があると僕は思っています。
この「Forget-me-not」は「退屈」というなにもなさを楽しむことのできる作品ではないでしょうか。
変な日本語だけどそんな感じ。
激しいバトルや、緊迫したドラマもいいけど、たまにはこんな漫画もどうでしょう。
気がつけば貴方も、マリエルさんみたいなだらしない格好で読んでるかもしれませんよ。
マニアックな楽しみ方としては、ジョジョの狂気のベネツィアと、本作のゆる〜いベネツィアを読み比べてみるとかどうでしょう?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-17 04:42:26] [修正:2006-03-17 04:42:26] [このレビューのURL]
7点 バガボンド
第一回を読んだとき長年の漫画読みの勘から
以下のような予測がついた
・井上雄彦がまた漫画至上に残るヒット作を生み出したこと。
・モーニングという雑誌からして講談社漫画賞確定。
・1ページのクオリティから換算して週刊連載に無理が生じること。
これらは当たった。NHKがバガボンド人気にあやかって
大河ドラマを武蔵にしたりするほどの超ヒットとなり
当然講談社漫画賞青年誌部門を受賞し、たまにしか
モーニングに顔を出す連載ペースになった。
予測できなかったこととして
・吉川英治の原作を無視して小次郎のキャラ設定を
大暴走したこと
井上の雄しゃん、ちょっとやりすぎ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-15 17:36:45] [修正:2006-03-15 17:36:45] [このレビューのURL]