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8点 空挺ドラゴンズ
スタジオジブリ(宮崎駿)の影響は間違いないでしょうが、それを借りつつも前向きに作者前作「とっかぶ」の弱点を解消して、発展させている冒険紀行(ほのぼの部活感、アクションとグルメもあり)作品だと思います。アニメ化にも向いてそうです。
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[投稿:2018-07-20 23:13:49] [修正:2018-07-20 23:13:49] [このレビューのURL]
6点 ワカコ酒
OLが酒飲むとなるとやたら小洒落た良くわからんもの飲み食いするかと思いきや、シャケの皮揚げだの太刀魚だの渋いチョイス。ワインを筆頭に洋酒も出てくるけどビール、焼酎、日本酒がメイン。久住昌之さんの系統に近いが、あれほどB級感はなく、一話のページも少なくあっさりした作りになっています。その分出てくる酒の肴は多いです。確かにもう少し頼むもんじゃないか?とも思いますが、体壊さず酒呑み続けるにはこの辺かな?とも思います。
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[投稿:2018-07-17 19:08:57] [修正:2018-07-17 19:08:57] [このレビューのURL]
タイトルから大分チャラいイメージがあり、ハーレム状態である以上、正しいといえば正しいのですが、意外と世界観がしっかりしてたり冒険要素が多かったりで、予想をいい方に裏切られた内容でした。ただし結構重要なことが外伝にのみ言及されていたりするので、本編以外も読む気力のある人向けです。
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[投稿:2018-07-17 18:37:43] [修正:2018-07-17 18:37:43] [このレビューのURL]
9点 賭博覇王伝 零
偶然にも今週始めからテレビドラマ化がされましたが、
久し振りに福本伸行を堪能したいと読みだすと、止まりませんでした。
1日もかけずに全8巻読み切りたくなる衝動は、全く
福本ワールド全開のせいです。
あいかわらず、人間社会の格差と人間そのものの能力格差を
全面に押し出してきますね。
そこに一獲千金の人間欲を絡めると、人権無視の非情の世界が
生まれても誰も異議を唱えません。
だけど本当に最後の命のやり取りになると、凡人は烏合の集となって馬脚を現す。
福本氏の作品の魅力は、主人公のヒーロー、天才たちよりも、
人間の愚かな習性、本質を見抜いた周囲の凡人たちを表現して
くれることかもしれません。
さまざまな関門やゲームは、やや必然性に欠けており、
一種の気づきに依存しているところがありますが、
全般に一定品質は維持されていたと思います。
天、カイジ以降、期待に応え続ける福本伸行氏に今後も期待したいです。
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[投稿:2018-07-17 06:42:34] [修正:2018-07-17 06:42:34] [このレビューのURL]
7点 あつまれ!ふしぎ研究部
イカ娘という強力なキャラクター、インパクトを失ったのはマイナスではあると思います(アニメ化は厳しそう)。しかし、ギャグのキレが増すなど漫画としては成長を感じました。
学園舞台でエロ解禁やラブコメ要素などが加わりつつも、下品さが乏しく、イカ娘同様のほのぼのコメディ(これも簡単に出来るものじゃなかったのだなと本作で再確認)から外れていないのは巧み。絵は相変わらずチャンピオンらしからぬクセが乏しい愛らしさ。イカ娘の経験を活かしたヒット作後の単なる受け狙い作品ではないのに安心しました。今後に期待したいです。
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[投稿:2018-07-14 20:40:43] [修正:2018-07-14 20:40:43] [このレビューのURL]