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[投稿:2018-08-20 20:09:47] [修正:2018-08-20 20:09:47] [このレビューのURL]

結婚を巡って男女の気持ちのすれ違いを描いています。
バブル期全盛時代だから、結婚に対する考え方も相当
今とは違った印象です。
星里さんの絵は、男女とも可愛らしく、
淡いパステルカラーが似合います。



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[投稿:2018-08-20 00:16:03] [修正:2018-08-20 00:16:03] [このレビューのURL]

10点 ARMS

久しぶりに読み返した作品。
未だ色褪せない名作ですね。

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[投稿:2018-08-19 23:04:07] [修正:2018-08-19 23:04:07] [このレビューのURL]

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[投稿:2018-08-17 19:45:37] [修正:2018-08-17 19:45:37] [このレビューのURL]

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[投稿:2018-08-17 13:27:10] [修正:2018-08-17 13:27:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

『ギガントマキア』は崇高な作品なんだよ。
あれは現代文明に対する大否定なんだからな。
それを「プロレス」というもので表現したわけだよ。

プロレスというのは、口の悪い、また頭の悪い連中には「八百長」だの「ショー」だのって言われるよ。しかし本質はまったく違うわけ。
あれは相手のどんな大技も真正面から喰らって、自分も技を出す、ということなんだよな。それをお互いの絶対の信条としている生き様のことなんだよ。
あの主人公はそれをやっているわけ。

相棒は効率的な機械だよな。だから最も効率の良い合理的な方法論を導き出せる。
まあ、そういうものがあると思い込んでいるのが現代人なわけ。
あの相棒に関しては、主人公への思いがあるからまだいいんだけど、あの敵どもは違う。完全に損得で動いているわけだよ。

巨人というのは神話の世界だ。要は人間を大きく超えた存在であり、無敵の力を持っている。
そういうものはこの世界に実際にある。だからそれをどうするのか、という問題提起をしているんだよ。科学なんてものを手に入れて、お前(人間)はどうするのだ、という問い掛けなのな。
答えはあの中にあるように、力の大きさなどは一切関係無い、ということなんだよ。姿形と共にな。この世にはもっと重要なことがあるわけ。それをプロレスの壮絶な生き様というもので見せている作品なんだよ。

まあ、普通は『ベルセルク』なんてものを描いてしまえば、他のことは一切出来ないはずなんだけどな。怖ろしく底の深い作家だよなぁ。

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[投稿:2018-08-17 13:08:52] [修正:2018-08-17 13:08:52] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

小林少年が少年じゃないとか、二十面相が出てくるけど、原作の子供向けっぽい雰囲気より、エログロ寄りの事件を取り扱ってる当たりが、乱歩ものとしての特徴ですかね。この先まだ何かありそうなので、続きが気になります。

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[投稿:2018-08-16 19:41:54] [修正:2018-08-16 19:41:54] [このレビューのURL]

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[投稿:2018-08-15 14:07:15] [修正:2018-08-15 14:07:15] [このレビューのURL]

鬼頭莫宏さんの作画は、個人的にはしっくりきません。
人物の表情に抑揚がなく、人物の差異が髪型や服装でしか
見分けることができず、男女の区別すらままなりません。
本作品で最初15名もの子供たちが登場すると、
もう何がなんだかわかりませんでした。
そんな嫌悪感を耐えながら1巻を読み進めますと、もう
最後まで止まりませんでした。

最終話までの構成と展開は、始まる前から用意周到に準備
されていたかのように流れるように話が進みます。
子供たちが抱える現実と無力な彼らの悩みが浮き彫りになってきます。
15人に最初から用意されていた個性でしょう。

「人は生まれながらにして、生命に対して業と責任を背負っている」
という言葉で、全体のモチーフが構成されています。
15人の子供たちがリレーをするように命のバトンをつないで
いく姿には、人類を救いたいとか気負った正義は感じられず、
しかししっかりと身の回りの小さな家族や、残った人を想ったり、
過去の自身の贖罪だったりが動機づけになっています。

SFがベースにあるのは間違いないのですが、しっかりと
人間ドラマを描き切っており、何度も読み返したくなるような
記憶に残る作品と思います。


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[投稿:2018-08-14 02:06:06] [修正:2018-08-14 02:06:06] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

秀逸だよなぁ。
これは霊に関して、相当調べているよ。特に拝み屋と呼ばれる除霊の霊媒師達のことをな。
元々人間心理の洞察に優れた作家なんだよ。だから残留エネルギーとしての霊の世界を、あれほどまでに見事に表現できたんだな。

他の心霊ホラー物というのは、どうにもこうにも荒唐無稽なんだよ。ただ単に、読者を心霊で怖がらせようとする安直なものだったわけ。
例えば『コープス・パーティ』なんてひどいものだよな。人気はあったようだけどな。
「鬼の手」とかって使うアレも、最低のものだよ(笑)。
「この世には人間には隠された、見えない世界がある」というのは、漫画の設定としてはよくあるものじゃない。人知れずそれと戦う人間がいる、とかなぁ。
それは、誰も知らないんだから成り立つ、という論理的な設定ではあるわけ。心霊ホラー物というのも、そういう設定の一つなんだよ。

しかし、心霊現象を現実の現象と捉え、その現実を設定の要素として踏まえた作品は本当に少ない。更にそれを漫画としてエンターテインメントの傑作とした作品は稀有なことなのな。
心霊現象の実話の漫画化は多いよ。それだけで月刊誌が成立もしているよな。
しかし、それは単に現実の漫画化だから。面白くはあっても、そこから読者が本来の漫画として楽しめる作品にはなかなかなれないわけ。
それは、小説や歴史の出来事の漫画化と同じものだ、ということだよな。漫画作品を楽しんでいるわけではないの。元になる小説や歴史そのものの楽しさなんだよ。

しかし『低俗霊』シリーズは違うんだよ。独自の理解から、霊と人間の世界の交叉を描いているんだよな。
敢えて低級霊という、比較的除霊の容易い対象を相手にする、という設定は、人間の弱さや悲しみというものを中心に描きたかったからだよな。
奥瀬サキの他の作品もそうだけど、まあ、人間のクズを描かせると相当な才能を発揮するよなぁ(笑)。
『低俗霊デイ・ドリーム』なんかは、原作者になっているけど、漫画としては一番秀逸だよな。それはギャグの要素が絶妙だからだよ。また設定として、果敢に生きる主人公がいいよなぁ。

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[投稿:2018-08-10 11:43:52] [修正:2018-08-10 11:43:52] [このレビューのURL]

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