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10点 火の鳥

この作品にはロマンとスペクタクルと哲学が溢れんばかりに盛り込まれている。読んでいると心臓に腕を突っ込まれるような感じすらする、それくらいに凄まじく恐ろしい漫画だ。
毒と愛とがぐちゃぐちゃに入り混じったこの世界こそが、本当の人間の世界。それは救いようがなく、だからこそ美しい。

この漫画が描かれたときこそ、まさしく手塚治虫の手に神が宿った瞬間だろう。すべてが圧倒的すぎる。
なんか読んでて土下座したくなった漫画。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-05-11 22:58:56] [修正:2005-05-11 22:58:56] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

兎に角、試合のシーンが物凄く引き込まれるます。
まあ…まず騙されたと思って読んでみてください。
自分の拙い文章では、この作品のすばらしさを書くことが
無理なので、他のレビュワーさんの文書を参考にしてください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-11 10:18:32] [修正:2005-05-11 10:18:32] [このレビューのURL]

中学生が「コート上で月面宙返り」したり、
中学生が「ネットの上をボールが綱渡りのように移動して、相手コートに入ってしまう必殺技」を披露したり、
主人公が「コートの上空20メートルくらいに飛び上がり、
デブの沖縄人が「かってんぐぅわーっ!」と叫んだり
おまけに「スタンド」だか「オーラ」のような雲をまとって光ったり」、
果てには「フュージョン」して二人が合体したり、
もうともかくスゴいです。
最高に面白いです。ギャグ漫画として。

ある意味「アストロ球団」と並ぶくらいの作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-09 04:29:39] [修正:2005-05-09 04:29:39] [このレビューのURL]

10点 TO-Y

「誌面から音楽が聴こえる」という触れ込みで一世を風靡したロック漫画。
当時と現在とでは、商業ロックに求められる「カッコよさ」の定義は違うかもしれない。
確かに、今観ると結構痛いヴィジュアルだったり、売れる基準がTV中心だったりと、
現在とは違和感を感じる描写があったりする。

それでも、今読んでも物凄くカッコいい!ロックだ!!

実は私自身、音楽業界に身を置く人間なのですが、かなり影響受けてたりします。
ロックとは造られるモノではなく、魂そのものである!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-07 17:10:44] [修正:2005-05-07 17:10:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品自体のテーマは「人間賛歌」です。
正しいものであろうと、悪であろうと、それは人間賛歌になります。
少なくとも、この漫画は自分の人生に影響したほどの「何か」を持っている漫画だと思います。

ちなみに、個人的な意見ですが
第一部のテーマは「友情」
第二部のテーマは「宿命」
第三部のテーマは「信頼」
第四部のテーマは「日常」
第五部のテーマは「友達(ダチ)」
第六部とテーマは「運命」
なのではないかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-06 09:27:51] [修正:2005-05-06 09:27:51] [このレビューのURL]

10点 BLAME!

このマンガを読んだときは衝撃だった.
今までにない,全く新しいタイプ.
絵柄,ストーリー,演出,そのどれをとっても新感覚でした.
そのことが逆に読み手を選ぶと思う.
私は,はまった.
とにかく,このマンガを世に送り出した弐瓶勉とアフタヌーンに拍手を送りたい.

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-05 23:24:45] [修正:2005-05-05 23:24:45] [このレビューのURL]

グロくてエグくて凄まじい壮大なファンタジー・オペラ。
ファンタジーと言うだけでちょっと食わず嫌いしてしまう人がいるかもしれないが、中身はそう言っていいのか迷うほど血と臓物に溢れた凄惨な話ばかり。だがそれでも嫌悪感を感じず読み進めることができる凄いパワーを持った漫画。
本当の意味での中世ファンタジー漫画って、もしかしたらこの1本だけなのかもしれないな。作品に賭ける気合が違うもの。

いやぁ、点数だけど、これはもう満点つけるしかないよ。本当のプロの仕事だし、何年も何年もかけてこの分厚くて濃すぎる漫画ずっと書いてるんだから。作品の内容については言わずもがな、だしね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-04 20:49:33] [修正:2005-05-04 20:49:33] [このレビューのURL]

手塚治虫のすごいところは、どの作品もそれを読んで楽しめる年齢層が幅広いということ。
特にこのブラックジャックはテーマ性と漫画性のバランスが絶妙であり、読者層が幅広い。子供から大人にまで愛される作品というのはまさにこういう作品のことを言うのだろう。

個人的には、中学の図書館で出会って以来その後の漫画フリークスな人生を決定づけることとなったこれまた影響された作品である。
「ゲラ」の回が切なくて好き。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-05-04 00:59:25] [修正:2005-05-04 00:59:25] [このレビューのURL]

かつてデビュー作で手塚治虫がその異才を認めた、歳を取らない吸血鬼漫画家荒木飛呂彦の代表作。
ネットで検索すれば山ほど関連サイトやファンサイトが出てくるし、他の漫画でも何度もネタにされてるしで、もはや俺が何か言うまでもない漫画史上のマスターピース。

まだちゃんと読んでいない人は絵が濃ゆーい、セリフ多すぎーとか言うかもしれない。しかし、それが何よりの魅力であるということに気づいたとき、この作品に対する評価は逆転する。
そしてあなたは言うだろう、「ジョジョーッ、俺は食わず嫌いをやめるぞーッ!!」と…。

…ショボいオチですいません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-04 00:40:24] [修正:2005-05-04 00:40:24] [このレビューのURL]

10点 BLAME!

これはSF好き、兵器好き、ロボ好きとかいう人たちにはもうたまらん!な漫画です。もー凄い凄い。濃い濃い。
とにかくアクションセンス、SF的なセンスが最高!
重力子放射線射出装置だの侵入対攻電子空間だの漢字つなげまくった名前やら、ダフィネルリンベガとかドモチェフスキーとか独特すぎるネーミングがSF好きの感性にヒットしまくる。
その上アクションはスプラッター描写満載の手加減なし、手足飛ぶわ首飛ぶわ半径100kmくらい消滅させるわでやりたい放題。
はっきり言ってやってることはほとんどバカに近いと思うのだが、これを独特な絵や秀逸な演出、描き込まれた建造物等でクールに見せてしまうんだから凄い。

甘ったるいドラマなんざいらねぇ!手足の飛ばない戦闘なんてクズだ!もっと血を!もっとハードコアを!!とか言いたくてたまらない男前なアクション好き、またはスターウォーズのパクリが永遠にループし続ける現状のSF業界に嫌気が差している人に問答無用でオススメ。
とにかく趣味が合えば最高な漫画ってことです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-04 00:18:19] [修正:2005-05-04 00:18:19] [このレビューのURL]

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