「」さんのページ
4点 プラネテス
しっかり作り込まれた漫画だとは思います。思いますが、俺はこの漫画に納得できません。特に3巻以降の展開に。
1巻はすごく面白かったと思うんですが、2巻であーこれアレですか…もしかしてアレですか…とか思い始め、3、4巻でついに予想通りの展開に…
正直言って「愛」で決着つけてほしくなかった。しかもなんだかどんどん奇麗事を言う割合が増えてきて、精神論みたいなことばかり言い始めて実際は何も解決してないのにきれいにまとまった風に締められるのはどうも…
まぁ…一番ヤなのが4巻の犬の話なんですが。結局隣人からの苦情とか大家さんからの苦情とかはどうしたのさ。そんなんで毎日生活できていけんのか?
現実的なものがここにはない…理想を積み重ねてその理想は素晴らしいと言うばかり。それで現実を打倒できるんですかね。何かの解決になるんですかね。
感傷的すぎるよ、全体的に。「愛」はもういいんだってば…言われ尽くされてることなんだから、この作品でやってほしくはなかったなぁ。
あと4コマスベってると思いません?まぁ、そこは別にいいんだけども。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-04 00:06:06] [修正:2005-05-04 00:06:06] [このレビューのURL]
(王ドロボウJINGのレビューから続く)
中学になったころ、さすがに俺は気恥ずかしさに耐えられなくなりボンボンを買うのをやめた。JINGとの別れは辛かったが単行本で買えばいいやと思っていたのでまぁすんなりと卒業した。
しかしその後探してみたところ、JINGの単行本は俺の住んでいる地域の本屋には売っていなかった…(俺が見つけられなかっただけかもしんないけど)。意気消沈し、でも段々と俺はJINGの存在を忘れていった。
高校になって、帰りに立ち読みをするのを日課としていた俺は、偶然新しいJINGの連載を発見した。
もうそのときの感動といったら!ああ、ああーと過去の記憶がよみがえり、そしてこの人漫画まだやってたんだ…良かったなぁ…としみじみとしたものも感じるわでたまらんかった…
まぁかなり読みづらくなったなーとか正直思ったけど…いやぁ3つ子の魂なんとやらと言いまして、JINGだったらオールオーケー!と全肯定しちゃってるわけです。それに楽しかったよ、小学生のときのように読みづらい、わかりづらい漫画を何度も読み返して理解するのは。
俺は極度のめんどくさがりなので、ダルイ漫画は斜め読みしてしまうんだがこれだけは特別。いやぁ、幼いころの記憶は消えないもんですな。
ところで皆さん、サザン・コンフォートの回に出てくる2枚の写真、森の部分のトリックに気づきました?
こういうイタズラっぽいことが仕掛けてあるから、「やっぱりJINGが好き!」なんですよ。へへへ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-03 23:09:47] [修正:2005-05-03 23:09:47] [このレビューのURL]
10点 ジョジョの奇妙な冒険
私を超人バトルの虜にした名作。話はやっている年月の関係上多少矛盾があったり無理を感じるが、この作品にはそれ以上の凄みがある
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-29 23:20:27] [修正:2005-04-29 23:20:27] [このレビューのURL]
8点 八神君の家庭の事情
登場人物やギャグの全てがハイテンションで濃い!
今読んでもニヤリと笑える良作だと思います。
女性作家の書く下ネタギャグって、結構えげつないモンです(笑)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-29 13:51:47] [修正:2005-04-29 13:51:47] [このレビューのURL]
8点 えの素
前作 ゴールデンラッキー(4コマ)とはまったく違い、ストーリー漫画となっている。
主人公である清掃課に勤める父・郷介と息子みちろうや、郷介の同僚たちが巻き起こすエログロドタバタギャグが最高に面白い。
下ネタが主とあって読者を選ぶ作品だが、一度ハマると虜になるだろう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-27 13:23:35] [修正:2005-04-27 13:23:35] [このレビューのURL]
京都編までとそれ以降(人誅編)とで世間的評価は真っ二つ。
王道的なアツい内容の京都編ももちろん好きなのだが、
私はむしろ、少年誌っぽくない暗い内容の人誅編の方が好き。
それでも少年漫画的世界観を崩さない様工夫してた辺りに、
和月先生の少年漫画に対するこだわりが垣間見える。間違いなく良作。
点数マイナス要素は、弥彦が後半変にプッシュされすぎてる分(苦笑)
作者のその「少年ヒーロー」に対するこだわりが、次の作品の失敗に繋がる訳で…
まぁその頑固で不器用なトコが、和月先生の魅力でもあるんですけどね。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-25 00:17:31] [修正:2005-04-25 00:17:31] [このレビューのURL]
9点 狂四郎2030
ここまで考え込んだ話はないでしょう。
ゴルゴ31サンのサイトにも書いてましたが、破綻が見当たらないんです。
近未来という想像もしくは理想しかない世界をただ一人の人間が表現してしまったということは驚くべきことです。
若干目を瞑る点もありますが、設定、ストーリ展開がすべてを凌駕してしまっているため、9点以上は譲れません。
限りなく10点に近い9点です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-23 02:15:29] [修正:2005-04-23 02:15:29] [このレビューのURL]
10点 風の谷のナウシカ
アニメ版に比べると遙かに完成度が高い。
アニメで描かれているのはこの作品の表面あるいは序章のみだろう。
光と闇、自然への畏敬、科学技術への疑問、生物としての人間
とにかくあらゆるテーマが詰め込まれている。
何度読んでも読み飽きないまさに傑作。
特に最終巻のナウシカと旧人類の問答の場面は
「生命」を論じた漫画の中では間違いなく最高クラスだろう。
しかしこの作品の魅力はそのストーリー、設定だけでなく
宮崎駿の作り出した生き物のデザインの完成度、独自性にもある。
オーム、巨神兵、さまざまな虫達のデザインは圧巻。絵をみるだけでも読む価値は十分にある。
アニメしかい見ていないという人がいがら是非漫画を一度は読んでみて欲しい。
改めて宮崎駿のすごさがわかるはずだ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-21 16:18:52] [修正:2005-04-21 16:18:52] [このレビューのURL]
8点 寄生獣
「万物の霊長」と言われる人類。もしそれを捕食する強力な存在が
生物ピラミッドに現れたら…
地球的規模の生と死の世界観を描いた作品は数あれど、
「人間vs未知の生物」という観点から、変にSFチックにならずに
割と淡々としたタッチで描かれてる本作は間違いなく良作の部類。
色々考えさせられるのも良し。漫画エンターテインメントとして
ガーッと一気に読むのも良し。
捕食シーンなど、グロい描写が平気なら、難なく楽しめるはず。
実際、私の周りでは女性読者が結構多かったのが印象的。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-21 13:38:42] [修正:2005-04-21 13:38:42] [このレビューのURL]
8点 寄生獣
口コミで広まって今では漫画好きの間ではかなり知られるようになった漫画。
生物界のピラミッドに人間の上に「寄生獣」という新生物が発生するという設定が面白い。
寄生獣という生き物の存在を通じて人間の視点からだけではなく
もっと大きな視点から世界を眺めることもできるということを教えてくれる。
そしてこの漫画のすごいところは上のような大きなテーマを取り入れているが
単純にエンターテイナメントとしても面白い所。
読み出したら止まらない、気がついたら最終巻まで読んでます。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-04-21 00:05:39] [修正:2005-04-21 00:05:39] [このレビューのURL]