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9点 寄生獣

背筋の寒くなるような寄生獣の存在感。
間に立たされた主人公の悲しみがひしひしと伝わってきました。
ありえないようで、ありえそうなリアルがここに。
淡々と、でも躍動感のあるバトルシーンは手に汗握りました。
漫画のバトルを面白いと感じたのは久しぶりかもしれません。

グロ表現に耐性が無いときついですが、それを補っても余りある面白い作品だと思いました。
でも食後に読むと、具合が悪くなるかもしれません。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-10 11:32:27] [修正:2005-08-10 11:32:27] [このレビューのURL]

もう…、Fプロ死ね
と言いたくなるくらいFプロが手がけたのは酷い有様であるが、

そもそも藤子・F・不二雄先生ほどの大天才の作品を模倣する事自体不可能なことなんだから、
そこまでFプロを責める事は出来ないのかもしれない。
素晴らしすぎるが故に招いた悲劇というかなんというか…

12巻の「雲の王国」が一番好きだなあ、僕は。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-09 22:48:31] [修正:2005-08-09 22:48:31] [このレビューのURL]

美しいものを求める醜い人間。

絵画や彫刻にとどまらず、アンティークや時計に至るまで、
さまざまな価値ある美術品、骨董品に出逢うことができ、
それだけでも見ごたえ十分。
欲望うずまく業火の世界に生きる人間の姿を、
美術品を通して深く見る事ができ、
そういった人間ドラマ的な要素が、
一話一話よくできていて満足いく作品です。
いい仕事してますねぇ〜。

◇この作品の個人的価値=全32巻で 6500円也

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-02 22:25:05] [修正:2005-08-02 22:25:05] [このレビューのURL]

どんなに時が過ぎても色褪せる事のない感動があふれる作品。
すばらしいの一言に尽きる。
最高の賛辞を送りたいのにいい言葉が思いつかない。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-15 00:08:14] [修正:2005-07-15 00:08:14] [このレビューのURL]

この漫画の表紙をめくればそこはもう魔界です。
えーっとこれ、漫画版「エレファントマン」?それとも「妖怪人間ベム」?
とか思うほど、「早く人間になりたーい」って叫びそうなヤバい体型(ほとんどフリークス)の女の子が山ほど出てきます。そしてこの作者はそれに萌えろと言うわけですよ。いやぁ、なんともはや…
漫画を読んでいてこんな恐山の修行僧のような気持ちになったのは初めてだ。読んでると脳がドロドロになりそうで怖いよう。

ポストラブひなのつもりで始まった漫画なんだろうけど、それとはまったく違う別の境地に達してしまったスゲェ漫画。ある意味究極のホラー。
ってか18巻も出ててOVAまであるとは…好き者がやはりいるのか。
恐ろしや、ああ恐ろしや。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-14 18:45:59] [修正:2005-07-14 18:45:59] [このレビューのURL]

内気で、人と話すことが苦手な高校生風子が、ウェートレスの仕事を通して、様々な人との出会いや、高校生活を通じて成長していく様子を描いた作品。
岩明均があの大ヒット作「寄生獣」の前に書いていた作品である。
この作品では、何か特別重大な事件が起こったり、劇的な展開があったりするわけではないが、ほのぼのとした風子の日常を丁寧に描いており、とても共感できる。風子に会いたくなるたびに、つい何度も読み返してしまう作品である。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-06 23:21:57] [修正:2005-07-06 23:21:57] [このレビューのURL]

「これを載せるとは・・・。流石チャンピオン!」と
やたら(雑誌に対して)感心した覚えがある。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-04 16:11:21] [修正:2005-07-04 16:11:21] [このレビューのURL]

7点 赤龍王

はるかな大地でのスペクタクル。

有名な、項羽と劉邦の話で、
本宮作品にしては珍しく歴史に忠実でしたが、
私は全く別の歴史モノという印象を受けました。
これは悪い意味ではなく、
とても魅力ある登場人物のせいかも知れません。
実際にとても魅力的な項羽と劉邦は
この作品の最大の魅力となっています。
冷徹無比でエリートの項羽と、
ぐーたらだがカリスマ性のある劉邦、
対極の2人の戦いはみもので、
最後には、本当の意味でどちらが勝ったのか解らなくなります。
歴史物が苦手な人でも、これは結構読みやすく
面白いと思える作品なのではないでしょうか?
「人気をとる事が漫画の最終目的であってはならない」
と語る作者の精神と力量を魅せてもらった作品でした。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 3000円也。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-06-18 22:13:02] [修正:2005-07-03 22:52:19] [このレビューのURL]

手塚治虫は漫画界のダヴィンチだ!

死というものを日常の中で体験することが少ない現代では、
なかなか知り得ない、
死を目して、生きることを学ぶということを、
この作品で、得る事ができます。
近年やっと証明されるようになってきた事柄が、
数十年も前に、作品の中に描かれているという事が
なによりビックリです。
BJの矛盾した心の葛藤も永遠のテーマ。
一家に一冊ブラックジャック!

◇この作品の個人的価値=全25巻で 9000円也。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-06-18 23:27:38] [修正:2005-07-03 22:22:40] [このレビューのURL]

昔は本当に面白かった。
しかし最近はすっかりつまらなくなったと思う。
一番最悪なのは大阪編。御堂春のキャラがウザいだけで面白くも何ともない。
大阪編は読んだあと脱力感を感じる事さえあるほど酷い。
絵も以前と比べてすっかり下手になったと思う。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-03 20:17:45] [修正:2005-07-03 20:17:45] [このレビューのURL]

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