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5点 ONE PIECE
主人公が非常に好きになれません。
仲間を平気で売ったり本気で殺そうとしたり
生死を共にしてきた仲間の命を、知り合って間もない女性を助ける為に天秤にかけようとします。
とんでも無いスカポンタンゴムカナヅチの色ボケですね。
もうね、アビリティが気合と戦闘だけの船長ってただの1クルーと変わらん。
仲間より肉ってお前は雑魚敵の三下か。
主要キャラが死なないという鉄則、冗長な能力バトル、
長すぎる過去編(そして大体が人の生き様や死が描かれる)
この辺のアンバランスさで感動が薄れているように思えます。
いい年の大人が野暮な突っ込みばかりで申し訳ないですが・・・
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-19 22:07:16] [修正:2005-05-19 22:07:16] [このレビューのURL]
6点 バガボンド
武蔵編は熱いです。
胤舜との戦い、柳生石舟斎との対峙はかなり面白かったです。
絵の描き込みが半端ではなく凄く上手いと思いました。
小次郎編、長い。個人的にはダメでした。
耳の聴こえない設定は要らんのです。
アウアウアーと言い嬉々として剣を振る小次郎なんて見たくない。
巌流島でもアウアウ言ってたらどうしようと心配です。
おつうさんの初期はほんとに可愛いです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-19 14:27:35] [修正:2005-05-19 14:27:35] [このレビューのURL]
0点 WILD LIFE
空気漫画と不快漫画は別物です。
これだけ読み手を不快にさせる漫画は希少価値かもしれません。
クソ漫画の集大成というところでしょうか。
作者って、絶対音感の意味本当にわかっているのか?
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-18 19:46:20] [修正:2005-05-18 19:46:20] [このレビューのURL]
10点 火の鳥
この作品にはロマンとスペクタクルと哲学が溢れんばかりに盛り込まれている。読んでいると心臓に腕を突っ込まれるような感じすらする、それくらいに凄まじく恐ろしい漫画だ。
毒と愛とがぐちゃぐちゃに入り混じったこの世界こそが、本当の人間の世界。それは救いようがなく、だからこそ美しい。
この漫画が描かれたときこそ、まさしく手塚治虫の手に神が宿った瞬間だろう。すべてが圧倒的すぎる。
なんか読んでて土下座したくなった漫画。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-11 22:58:56] [修正:2005-05-11 22:58:56] [このレビューのURL]
「魔城ガッデム」が最高。それ以外はどうでも良し。
変形好きな友達はこの漫画がなんで打ち切りになったんだかわかんないって言ってた。グリード様の完全変形フィギュア欲しいとも言ってた。好きな奴はいるもんだなぁ…
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-10 01:03:30] [修正:2005-05-10 01:03:30] [このレビューのURL]
1点 テニスの王子様
作者が笑わせようとして書いたシーンが全然笑えなくて、大真面目にやってるとこのほうが笑えるっていうのはなんつーか痛い。キャプテン翼もここまで痛くはなかった。
「すいません棄権します腹痛いんで…」のところは、一瞬コロコロのギャグ漫画を読んでいるのかと錯覚したほど辛かった。しかもそういう痛くて笑えないギャグって妙に頭に残るのよね…悪夢のように何度もリフレインしてアイタタタな脱力感に襲われまくり。
そういう経緯があるので1点。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-10 00:14:17] [修正:2005-05-10 00:14:17] [このレビューのURL]
0点 WILD LIFE
生き物を扱うものとして最低限精神描写だけはしっかりして欲しいものです。
いや、しっかりしなくてはいけないと思います。
特に主人公の価値観のみが正義となるのはいただけませんでした。
敵役を作るため、「悪役」をつくり、主人公をかっこよくさせるためにすべてを成功させ・・・。
主人公は独断を繰り返し、つねに成功します。
主人公はこう言っているかのように聞こえます。
「だって俺のほうが正しいじゃん」
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-09 23:53:27] [修正:2005-05-09 23:53:27] [このレビューのURL]
7点 セクシーボイスアンドロボ
俺が初めて読んだ黒田硫黄漫画。ロボ好きだからロボ漫画かと思って買ったらロボってのは常連脇役のあだ名だった。
しかし、この人の漫画も新しいね。全部筆ペンで書いたような線は荒いとも言えるが妙な空気を持っており、これは…そう、手塚治虫、横山光輝などの往年の作家に近い空気がある。
会話にもヘンなリアリティがあって面白く、漫画というよりドラマを見ている気分になる。基本的には「ブラックジャック」のような、何か事件があってそれを解決して…という流れをくんでいるが、そのどれもが一筋縄ではいかないというか、まともな解決のしかたをしないのが面白いところ。
説明するのが非常に難しいが、この漫画は独特であり、そして「いい漫画」だ。寺田克也さんは「きれいな絵はないが、きれいな漫画」と言っていた。そういう漫画だ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-07 09:16:28] [修正:2005-05-07 09:16:28] [このレビューのURL]
9点 死刑執行中脱獄進行中
副題を付けるなら「荒木飛呂彦の奇妙なミステリー」。
全編に渡って炸裂する荒木節!ただ、ジョジョとは違ってアイデアを強く前に押し出したような部分が大きく、そこがまた新鮮。
おそらくジャンプに読切で載った当時、自分含む多くの小学生にトラウマを与えたであろう「岸辺露伴は動かない」も収録されてます!
また、表題作「死刑執行中〜」と「ドルチ」はどちらも密室スリラー的な話なのだが、片方は牢屋、片方はヨットの上とまったく違う舞台であるのが面白い。そしてどちらも驚かせてくれる。必読!
ジョジョ4部の外伝となる「デッドマンズQ」も収録されているので、荒木ファンもしくはジョジョってどうなのかな?なんて思ってる一見さんにもオススメします。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-06 10:22:22] [修正:2005-05-06 10:22:22] [このレビューのURL]
10点 ブラック・ジャック
手塚治虫のすごいところは、どの作品もそれを読んで楽しめる年齢層が幅広いということ。
特にこのブラックジャックはテーマ性と漫画性のバランスが絶妙であり、読者層が幅広い。子供から大人にまで愛される作品というのはまさにこういう作品のことを言うのだろう。
個人的には、中学の図書館で出会って以来その後の漫画フリークスな人生を決定づけることとなったこれまた影響された作品である。
「ゲラ」の回が切なくて好き。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-04 00:59:25] [修正:2005-05-04 00:59:25] [このレビューのURL]