「朔太」さんのページ

総レビュー数: 821レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

もちろんギャグ漫画なので、前野と井沢の2人のバカが前面にクローズアップされて、

これが主旋律で十分楽しめるます。ですが、誰も指摘しないので敢えて言うと、

田中、田辺のバカが彩りを濃くし、竹田、木之下の偏りのある常識派が突っ込み、

こんなバカには絡まないだろうはずの岩下、神谷の女性達が微妙に

一般社会性を維持してくれています。

王道漫画の定石として、脇を固める俳優達のきらりと光る個性が重要ですが、

本編もやはり配役の妙が冴えています。

彼らの頑張りで突飛さと安心のバランスが取れたお笑いが醸成されます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-03 18:05:48] [修正:2010-10-24 18:40:57] [このレビューのURL]

表題通り、研修医の実態を女性医師の卵であるなな子先生の日常をコミカルに描く。

オンナであることを時に忘れ、修行に近い研修生活である。

研修医は、先生と呼ばれはしても看護婦さんにも劣る人種である。

しかし、一方で若者でもあり、いっぱしの悩みも持つのである。

女性誌での連載だが、十分青年誌に堪えたのではないか?

「ごくせん」に並ぶ森本梢子の会心作。一読の価値あり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-14 20:46:08] [修正:2010-09-18 16:42:29] [このレビューのURL]

現実のサラリーマン生活って、こんなに策略だらけでもないし、

リスクを背負った選択肢しか残らない訳でもないけれど、

でもこれだけの覚悟でかつ組織と個人をバランスした判断は

常に必要としているよね、って

所詮漫画の部分と妙なリアリティで納得する両面性がすごい。

でも、こんな格好良いサラリーマンは現実にはいない。

したがって、オンナにもこんなにもてない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-11 20:30:01] [修正:2010-09-11 20:30:01] [このレビューのURL]

日本漫画界の至宝の一つ。
超法規的警察組織なんて発想は、1969年頃から世の中いんちきだよな、悪い奴ほど良く眠る・・という気持ちが日本人にあった証拠。
40年前の漫画って本当か?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-18 17:03:35] [修正:2010-07-18 17:03:35] [このレビューのURL]

8点

天賦の才があれば、凡人には見えない生き方が見えてくるのだなあ。

これは漫画だけの虚構の世界ではなく、スポーツだけの世界(イチロー

なんか別世界を見ていると凡人でも想像している)だけでなく、

一般の天才ビジネスマンや科学者や漫画家でも実感しているのだろうな。

これを知っているのだろうか、曽田正人は?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-10 09:47:08] [修正:2010-07-10 09:47:08] [このレビューのURL]

主人公うたのピアノの才能に魅了される大学生和音をはじめとする周囲の人々が、うたが創造する美しい世界にどんどん引き込まれていく。天才うただから許容される奔放さと何者にも囚われない自由な感覚が、快感である。
無垢な存在とこれに対峙するあるいは魅了される常識の人間社会が、さそう独特の設定だ。
手塚治虫文化賞に相応しい作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-13 17:48:20] [修正:2010-02-13 17:49:16] [このレビューのURL]

ヒマツミノルの描くスポーツマン主人公は、原則”長嶋茂雄”風天才肌+典型B型人間だあ。ヨリもこの原型から脱皮していないが、私は個人的にはスーパースターが好きなので、飽きません。
女版レジーを主人公に、周囲を飾る個性的な仲間やライバル達とのコミカルな交流が本編の最大の魅力。
私は好きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-09 18:08:15] [修正:2010-01-09 18:08:15] [このレビューのURL]

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