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絵柄が決定づいた2巻あたりからは特に、キャラの可愛さが顕著になっていった。

出身国の違う女の子たちの個性が光っており、4コマとしての起承転結もしっかりしている。何も考えずに読める作品だった。

後半はキャラが増えすぎてしまい、とっちらかった印象がある。

打ち切りという形で終わったようだが、
正直ヤングジャンプではなく、他社の4コマ系雑誌ならもっと成功できたような気がする。
ただ、週刊連載でほぼ休載することなく連載していたので、
力量は充分にあると思う。

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[投稿:2017-08-22 08:48:50] [修正:2017-08-22 08:48:50] [このレビューのURL]

ミヅキとモモが邪魔だったな。
モモに至っては何のためにこのキャラ造ったの?と思えるほど必要ない。

正のツッコミが冴える回は面白いけど、そうじゃない回はつまらない。
意外とサキが出張る回が面白かったことも鑑みるとこの評価。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-08-22 08:42:28] [修正:2017-08-22 08:42:28] [このレビューのURL]

キャラクタ:★★☆
ストーリー:★★★
演出・展開:★★★
画力・構成:★★★
エンタメ性:★☆☆

底の見えない大穴「アビス」には、不思議な力を持つ遺産が多く眠っており、それゆえに多くの探屈家が集まるところである。

主人公のリコと、ロボットなのに記憶喪失のレグ、そして世のケモナーを目覚めさせてしまった猫耳ナナチの3人が最奥にいるかもしれないリコの母を目指して冒険をするお話です。

まず絵が、画用紙の上に太めのペンで手書きしたような温かい絵柄で、これだけでも紙の本を買う価値があります。
もともとイラストレータで、コナミでゲームの仕事をしたあと退職してメイドインアビスの仕掛け絵本を書こうとしたところから本作が生まれたようです。

ところがロリキャラと温かい絵柄に反して、ストーリーはかなり狡猾でエグい。

アビスは深く潜れば潜るほど強い敵が現れるのですが、それ以上に帰るときにかかる上昇負荷という設定がストーリーのキーとなっており、4層では全身の穴という穴から出血、6層では人間性の喪失、7層以下で確実な死が訪れます。
(この辺のグロさもきっちりグロく書かれてる)

またこの上昇不可は狂人をも生み出しており、それが他の冒険物とは違ったストーリーの練られ方になり続きが気になります。

現在単行本は6巻まで出ており、終盤?の6層まで来ていますが、新たなキャラ、謎、伏線回収の予感があり全く勢いが衰えません。

なおエンタメ性を★1としたのは、所々入るペドっぽさが好きではないからです。

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[投稿:2017-08-21 00:35:38] [修正:2017-08-21 00:49:41] [このレビューのURL]

作者の描きたい場面や台詞が点在していて、その点を繋ぐために登場人物や物語を繋げているかのようなプロットになっている。
そのためか、作品全体としての展開が浮き足立っていて、地に足が着いていないような気がする。
しかしそれも含めて本作の個性であり、中々面白いと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-19 09:04:50] [修正:2017-08-19 09:04:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

かつては高級男娼だったアッシュの生育歴は悲惨きわまりないものです。
7歳で中年男にレイプされ8歳でその相手を撃ち殺し故郷を出奔した後、
町で自分の腕と才智で這い上がり、不良少年のボスとして君臨します。
生き延びることが最優先だった彼にとって周りの者は皆敵でした。

その時に出会った英二は、まるで正反対の世界に住む2人でした。
英二はアッシュのすべてを受け入れます。
彼が何をしても、彼がどんな顔を見せても、彼のすべてを
そのまま受け入れるます。

アッシュがずっと欲しかったものを、幼い頃から一度も
もらったことがなく、だからこそずっと欲しかったものを、
英二は惜しむこともなく溢れるほどくれるのです。

これは男性同士の恋愛話だったのでしょうか。
あるいはこの世の地獄に住む人々を救う救世主の物語なのでしょうか。

一種の映画作品を鑑賞するかごとく錯覚を与えるドラマ性が本作品にはありました。

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[投稿:2017-08-18 06:16:34] [修正:2017-08-18 06:16:34] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-17 19:18:18] [修正:2017-08-17 19:18:18] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-08-17 19:17:47] [修正:2017-08-17 19:17:47] [このレビューのURL]

慣れるまで多少時間かかりましたが(絵の見にくさはついて回る)、そこから癖になるだけのセンス、上手さのある芸術的とも言える独特な絵。19世紀末の世界史知識を絡めた人間と恐竜人間コンビによるハイセンススパイアクション漫画。

最後が打ち切りめいてるのが残念ですが。ただ作者もあとがきでこれほどの仕事はもう出来ないんじゃないかってほど中盤から最後まで辺りの力作ぶりは凄いものがありました。

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[投稿:2017-08-16 20:42:24] [修正:2017-08-16 20:42:24] [このレビューのURL]

個人的には柏木さんより、福田さんの方が好みです。

このテの雑誌連載作品としてはずいぶん長く連載された作品で、
急激に関係性が進んだり、劇的に物語が進んだりすることはないです。

ただ退屈することはなく、細かい感情の変化が見ていて飽きませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-16 14:18:32] [修正:2017-08-16 14:18:32] [このレビューのURL]

5点 犬神

舞台は現代日本。主人公は男子高校生フミキ。
フミキは不思議な犬23と出会う。フミキと23は友達になり心を通わせていく。
23は人語を解し角と触手で戦う犬神の一匹。
犬神は何のために世に現れたのか、社会はどうなるのか、そしてフミキは。
といった話し。ありていに言えば犬の寄生獣。

犬はよく描けている。
深い目に吸い込まれる感覚がしっかりと表現できている。
走ったり転がったりと表情豊かな様も美しい。

だが、それ以外はよく言って平均点。
ストーリーや人間のキャラ立て、犬神の設定などが全く興味をそそらない。
強いて言えば悪役の顔芸が面白いぐらい。

スプラッタ描写も派手だが、結局はフミキと23は死なない。
犬神だから無敵、犬神の友達だから無敵という理由で傷つくことがない。
結局は恐ろしさはなく絵ヅラが気持ち悪いだけ。

もう少しマンガとして頑張ってほしかった。

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[投稿:2017-08-16 14:17:17] [修正:2017-08-16 14:17:17] [このレビューのURL]

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