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0点 キーチVS
前作に引き続き
この作者が考えるカリスマ像というのがあまりにも薄っぺらい。
すごく世間知らずな人が書いた漫画という印象。
その描かれているカリスマ性に納得ができないとひたすら退屈な漫画。
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[投稿:2017-10-27 22:58:48] [修正:2017-12-25 21:23:32] [このレビューのURL]
6点 さらい屋五葉
序盤と終盤にドラマとしてみるべきものを感じました。
中盤の話の引っ張り方がやや中だるみを生んだのは残念でした。
イチの過去の三つの顔にまつわるトラウマ、それは家族への
執着と絶望ですね。
これを五葉の他のメンバーは距離を保ちながら理解をしよう
と努めている。
これが仲間の優しさですね。
特に、政は田舎での嫡男としての義務を果たせず、家を捨て
ざるを得ないコンプレックスの塊のような男だけれど、
イチと知り合ってからは新しい世界の住人になりました。
最終巻は八木や政の振る舞いが美しく、素晴らしい決着と思います。
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[投稿:2017-12-25 17:47:09] [修正:2017-12-25 17:47:09] [このレビューのURL]
6点 めしにしましょう
おいしそうなものをおいしそうな絵で楽しもうという人には進めません。再現しようとすると財布事情やカロリー面、消費時間で挫折すると思います。グルメ漫画というよりナンセンスマンガとして楽しむ要素の部分が多いと思います。個人的には70年代後半から80年代あたりで時折見かけたけど最近見ない系譜のマンガだな、と懐かしさを感じて読んでます。
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[投稿:2017-12-24 08:31:56] [修正:2017-12-24 08:31:56] [このレビューのURL]
7点 じょしもん
動物たくさん。
その割にはカワイイ動物は出てこないという変わった作風。
生物部員たちが個性の強さと魅力があった分、それは致し方ないものがあるだろう。
何も考えずに読むことの出来る一作。
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[投稿:2017-12-23 19:51:04] [修正:2017-12-23 19:51:04] [このレビューのURL]
7点 ひまじん
既にコメントされているが、
物語を狭い一室に絞っているにもかかわらず、これほどのネタを出してなおかつこれだけ続けたという点は賞賛に値する。
作者の才能を感じずには居られない。
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[投稿:2017-12-23 19:47:59] [修正:2017-12-23 19:47:59] [このレビューのURL]
7点 クジラの子らは砂上に歌う
どうにもアニメの進行具合がちぐはぐな感じがするというか、歯切れの悪い印象を受けたので、実際のところ原作ではどうなっているのかと気になって、試しに自分がアニメで観た部分くらいまで原作で読んでみました。
なるほど。確かにこれは(アニメスタッフの方々には申し訳ないのですが)原作の方が読んでいて面白い作品です。というのも実際に原作を読んでみて感じたのが、この作品は、そのコマそのコマごとの一枚絵でその描写を見せるタイプの作品で、モーション、つまり動きとして物語を伝えるタイプの作り方をしていないような印象を受けたからです。その顕著な例が、原作で見開きとして使われているような、アニメとして表現するには少し難しい描写の細かいシーン、あるいは登場人物の心情描写をメインとした伝達構成が難しいシーンなどが、その代表例として挙げられると思います。
ただ物語自体は面白いので、アニメがいまいちだと感じた人は、ぜひ原作を読んでみてほしいと思っています。
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[投稿:2017-12-23 18:29:19] [修正:2017-12-23 18:55:41] [このレビューのURL]
6点 N・A・S・A
バックに軽快なBGMがあるような感じがするストーリーの
数々が展開される短編集です。
その典型が走る姿です。膝上まで足を上げる疾走シーンが
印象的で、軽快さを象徴しますね。
デビューから5年が経過したあとの作品集ですので、
油の乗り切る前のマグマの溜まる感じが良いですね。
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[投稿:2017-12-23 14:54:55] [修正:2017-12-23 14:54:55] [このレビューのURL]
8点 シャトゥーン ヒグマの森
単純に暴れまくるヒグマと戦うモンスターパニックサバイバル。絵が綺麗で迫力があって、クマの恐ろしさが存分に伝わって来ます。ボリューム的にもその手の映画を観ているような感覚で引き込まれました。クマに関する豆知識も話に随所に絡めています。絵だけではない表現が生々しいグロさがあるので苦手な人は注意。原作未読ですが絵が付くことでの付加価値が大きいのではと思いますが、ミステリー関係の賞が貰えたのは疑問です(少しそういう要素があるが大したものではない)。
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[投稿:2017-12-22 20:12:47] [修正:2017-12-22 20:12:47] [このレビューのURL]
8点 炎の転校生
今なお島本和彦の最高傑作と言っていい。ギャグの切れ味もさることながら、伊吹三郎を筆頭とする強烈な脇役陣(ちなみに主人公を含め殆どが卑怯者)。加えてその一人一人がボケもツッコミも出来るという「ビートルズ的効果」を呼び、更に一定の伏線も貼られて綺麗に回収されるという構成力まで合わせ持つ。極め付けは十分な人気があったにも関わらずすっぱり12巻でまとめ上げるという潔さ。ギャグ漫画の傑作に出会った感動はストーリー漫画のそれを凌ぐという好例。
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[投稿:2017-12-22 07:36:59] [修正:2017-12-22 07:36:59] [このレビューのURL]
7点 ベイビーステップ
こんなテニスプレーヤーがいたらきっと面白い!という漫画。
ガリ勉高校生のマルオがテニスの魅力にとりつかれてプロになっていく。
漫画としての魅力は読みやすさ。絵柄も素直で物語も実にシンプル。
色んな奴らがテニスしているだけ。実はこれが大きな利点。
テニスの勝負をストレートに描いている。
ライバル、因縁、負けられない理由。個性的な脇役。
キャラ立てや物語に拘り過ぎて勝負そのものを描けなくなるスポーツ漫画が非常に多い。
その点、ベイビーステップではひたすらテニスに焦点をあてる。
そしてテニスの知識が全くない人でもスムーズに読めるように描いている。
欠点も指摘しておこう。
まずは絵の弱さ。漫画表現はまだ工夫の余地がある。
読みやすい反面で読者をひきつける魅力に乏しい。
もう一つは物語の弱さ。47巻もかけて主人公マルオが本質的に成長しない。
根っこの強さは初心者のうちにもう完成されていて成長の余地がない。
大きな挫折や困難もなくご都合主義の度合いは強め。
同じような展開が続くなぁと思っていたらスパッと終わった。
どうやら打ち切りらしい。理由は不明だが引き延ばすより良かったかもしれない。
次回はより成長した作品を読みたい。
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[投稿:2017-12-19 17:24:56] [修正:2017-12-19 17:24:56] [このレビューのURL]