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7点 電車男
電車男。ネットに馴染み深い人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?ネット発の純愛(?)物語。グーグルで検索するとトップにまとめが出てますので、興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。タダだし。
でまぁ、マンガ版電車男の感想です。原作が付いていて、おまけに完結している。つまりあらかじめ予定調和を読むことになるわけで。もしあなたが、このマンガを読むことで電車男を知り、話の続きが気になったのなら。ネットでタダで読めるわけです。でも、貴方は次の巻が欲しくなるかもしれません。話の起承転結全部分かっているのに、何故か?
それはつまり、原秀則の巧さなんだと思います。
原秀則の描く電車男は、基本的に『電車男』という台本から外れていません。ストーリーはあらかじめ決められていて、(少なくとも)内容も結末も知っている人からすれば次の展開はもう丸分かりで。でも続きが読みたくなる。これは多分、原秀則の描く電車男という作品の、抜群の演出力によるところが大きいんだと思います。
エルメスの大人っぽさや、ふとした表情の可愛らしさ。電車男の、震えながら酔っ払いに立ち向かった姿の凛々しさや、産まれて初めての『でーと』に向けたいじらしい努力の姿。今までテキストでは想像するしか出来なかった姿を違和感無く、さりとて話を破綻させることも無く表現しきった原秀則の巧さは、中々得がたい才能であるように思います。
話の結末を知らない人は入門書として、そして話の結末を知っている人は新たな魅力を知る一冊として。
読んでみてはいかがでしょうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-22 04:08:32] [修正:2005-04-22 04:08:32] [このレビューのURL]
8点 金色のガッシュ!!
第一話から熱い話で虜にさせられた作品。熱い話だけでなく笑いあり涙ありと見ていて満足した
最近はちと脱線気味に感じるので1000年の魔物の時のようにしっかりまとめてくれることを楽しみにしています
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-22 01:16:59] [修正:2005-04-22 01:16:59] [このレビューのURL]
10点 BLAME!
語れません。
語りきりません。
ただ、読んだあと胸躍りました。
他の追随なんかあるわけもない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-21 14:35:41] [修正:2005-04-21 14:35:41] [このレビューのURL]
8点 ONE OUTS
一言で表すと、福本信行の描く「アカギ」のような主人公。
見た目は間違いなく悪であるが、目的が「金」であるのが逆に心地よい。
ただ、ドラマはなく、どのようにして渡久地の言ったようになるのかを漫画の中の他の登場人物と一緒に観戦する、と言う感じである。
しかもアイデア自体が驚きの連続なので飽きはしない。どんなご都合主義でも「なにーーー!!!」と思えてしまうのがとても楽しい。
スカッとする漫画ですね。
後日、ほんとにアカギをモチーフにしたというインタビューを見つけました。やっぱりか!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-21 01:56:16] [修正:2005-04-21 01:56:16] [このレビューのURL]
9点 シャカリキ!
これを見た後は自転車に乗りたくなると言った漫画
簡単な内容は主人公の輝が自転車に乗りレースをしていくと言う話なのですが、主人公の輝は自転車以外には興味が無いと言っても過言ではない自転車バカです。多分彼は自転車と心中する人生を送るでしょう。
しかしそんな自転車バカだからこそ熱い。また輝のライバルたちも魅力的なためレースのよさが余計際立ちます(最後の沖縄のレースは見ごたえあり)
最近熱いものが読みたいという方はどうぞ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-20 23:41:59] [修正:2005-04-20 23:41:59] [このレビューのURL]
8点 SLAM DUNK
スポーツ漫画の一つの完成系!
テンポがおどろくほどいいので次から次へと読み出すと止まらない。
湘南のレギュラーを中心に出てくる選手全員が魅力に溢れているので
読む人によって好きな選手が違うのも納得できる。
桜木と他のキャラとも絡みのギャグも笑えるものばかり。
画力も後半にいくごとにあがっていき、
山王戦のラストは絵のみで臨場感にとんだ試合を描写している。
これはもはや漫画のレベルを超えている。
絵のみであれだけの臨場感がだせるのは今の漫画家では井上雄彦だけかもしれない。
バガボンドではその絵のレベルを向上させている。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-18 22:22:02] [修正:2005-04-18 22:22:02] [このレビューのURL]
7点 ドラゴンボール
もはや伝説!その知名度は僕の世代だと確実にNo1!
毎週アニメを見てないと次の日で学校で話題についていけなかった笑
ストーリーはどっからみてもいきあたりばったり。
なのに何度読み返してもおもしろい!
読んでいて素直に楽しめ、先が気になる絶妙な人間関係を書くのが上手い!
(特に未来からきたトランクスとベジータ、ブウとミスターサタンなど)
またジャンプで力のインフレをむやみに乱用されるきっかけになった意味で罪な漫画でもある。
まぁ影響力がそれほどあったってことでもあるか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-18 21:43:51] [修正:2005-04-18 21:43:51] [このレビューのURL]
7点 幽☆遊☆白書
序盤だとほのぼの系の漫画なはずが後半はバリバリバトル漫画。
というか大抵の人の印象は幽々白書=バトル漫画だろう。
まぁジャンプではよくあること、大人の事情があるのでしょう(;´Д`)
この漫画では味方のキャラクターも魅力だが
中盤以降の敵キャラクターがそれ以上に魅力的に描かれている。
特に仙水やトグロ弟などは暗い過去を入たりしながらかなり掘り下げた上でカリスマ的な魅力を作り出している
またときどき見え隠れする少年誌にあるまじきグロいシーンやダークな描写が
独自の雰囲気でスタイリッシュに書かれていているのもこの漫画の大きな魅力の一つであり
他の健全(?)バトル漫画と一線を画しているところ。
ジャンプで少年誌に合わしたバトル漫画もいいが富樫が
何の制約もなしに青年誌で本気で書いた漫画を読んでみたい。。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-01 14:58:46] [修正:2005-04-01 14:58:46] [このレビューのURL]
研修医である斉藤が現在の日本医療の現実と自分の理想の
ギャップに苦しみながら成長していく(してないかも;´Д`)話
編ごとの締め方が非常にうまい。
編の最後に見開き1ページまるごと使ってるんだけど
いつもそこで一気に感動させられる。
その中でも一番光ってるのがベビーER編。
障害児の父となった父親の苦悩と心の変化がリアルに書かれていて感情移入できる。
「会ったら…お別れを言わなきゃいけないじゃないか…」
この父親の台詞に子供を誰よりも愛しているのに、子供の命を認めようとしない葛藤が現れている。
ここのシーンを読んだ後しばらく切ない余韻が残った。
そしてこの編の締めも何回か出てきていた「夕日」を上手くつかって見事に締めている。
難点を言えば主人公に感情移入しにくい。
斉藤は理想を絶対に曲げようとせず、あまりにも不器用。
自分の理想を他人にも押しつけようとして正義のつもりがエゴになっている。
主人公が日本の医療の問題点を強調するためと物語の進行役をするためだけに存在している気がする。
それでも各編独自のキャラクターとドラマが素晴らしいので十分魅力的な漫画になっている。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-03-30 05:04:23] [修正:2005-03-30 05:04:23] [このレビューのURL]