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6点 さぐりちゃん探検隊
絵や萌えと軽いコメディ、旅行ガイドブックなウンチクが融合して楽しめる作品ではありました。もう一つ突き抜けた何かがあればもっと続いたのではないかと思いますが。惰性モードに入りかけていたので短いですが引き際として悪くなかったです。
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[投稿:2019-06-27 21:35:28] [修正:2019-06-27 21:35:28] [このレビューのURL]
うまいけど主に顔が接客に向いてない雇われ店長と店員のいる店に笑顔が取り柄の女子高生がバイトに来て、客足も戻りつつ…みたいな話です。基本的には日常系のフォーマット通り当たり障りない世界を愛でる作品かと思います。
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[投稿:2019-06-26 20:44:31] [修正:2019-06-26 20:44:31] [このレビューのURL]
6点 僕の小規模な生活
自虐的私小説風漫画です。
漫画家残酷物語の延長にあります。
ヒット作品の出せない(売れない)漫画家の最大の弱点は
エンターテインメントとなるストーリーテラーになる
才能がないことなんですね。
常日頃から思うのは、漫画家の苦しみの大半はネームの
考案なんだから、ここは分業制で原作者と手を組むべきなんです。
商業ベースの漫画家さんには、なんだかんだ言っても
一定レベルの絵なら描ける人は沢山いますからねえ。
自身の適性、才能の限界を知れば、編集者に頭を
下げるべきなんです。
才能ある原作者もそれほど多くはないのかもしれないですが・・。
さて、本作品の第1巻には引き込まれ魅力がありました。
まさに自身の小規模な生活ぶりが、社会の底辺に落ちるか
どうかの瀬戸際で踏ん張っている活力が伝わってきました。
しかし、多少なりとも連載(定収入)を得ても、
編集者と妻と他のライバル達との関わりどころか嫉妬と
優越感との行きつ戻りつを繰り返すのですね。
これには、さすがに2,3巻読んだところで食傷気味になりました。
おまけにそれほどの自虐ぶりなのに、妙な自信が加わって
くるので鼻につくようになりました。
6巻で休載にしてストーリー漫画に転身されたのは、正解でした。
作者も妻に言ってますが、「いつまでも漫画家でいられる
ことはない。そのことは分かっているのか。」
妻は「その時には私が働くから、心配なさんな。」と返して、
作者は最高の妻だと賞賛します。
かような具合で、まさに小規模な生活というより、
小心者の日記と回顧録を見せつけられるという感じです。
私にはやや重かったです。
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[投稿:2019-06-26 19:58:29] [修正:2019-06-26 19:58:29] [このレビューのURL]
5点 星守る犬
捨て犬が女の子に拾われて家族の一員になる。幸せな暮らしだった。
だが・・・時間の移ろいでその幸せがゆっくりと壊れていく。
自分を助けてくれた一人娘は不良少女と化して家に帰らなくなり、お父さんは病気がちで仕事も辞め、お母さんは娘の問題に無関心なご主人に離婚を突き付けた。
「ハッピー」と名付けられた飼い犬は家族がゆっくりと崩壊していく様を見届けさせられるがどうすることも出来ない。病気がちなお父さんに引取られたが、お父さんに行く当てはなく最後の旅路に出発した。
やがて身体の衰えから人知れぬまま車の中で死を迎えたお父さんの側に愛犬は最後まで寄り添い続けた。
何の救いもない、唯々只管に悲しい話である。お父さんが行政などで生活保護等の申請をしなかったとか、何で娘が不良化するまで放置し続けたのかとか疑問は多々ある。
ハッピーが生まれてから捨てられて箱の中で鳴いていたコマ。ハッピーの後ろに「もう1匹子犬が居る」ことに注目!
このハッピーの兄弟犬がハッピーと異なる運命を歩んだことが続編で語られます。
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[投稿:2019-06-26 15:45:53] [修正:2019-06-26 15:45:53] [このレビューのURL]
「世間にうしろめたさを感じている男色家の男性との結婚」を望み家出した女の 子のお話。彼女はなぜこんなことを考えたのでしょうか?
そこには 大島作品独特の少女ゆえの精神世界が広がっています。
ちょっとずれた奇妙な主人公達。でも心が病んでる訳じゃありません。
ただ 純粋ゆえに自分を責め、思い悩んでいるのです。
そんな彼女たちを救うのは「みんな同じなのよ」そんな言葉なのかもしれません。
少女から大人へ続く道の中間で誰もがであったはずの戸惑いや揺れる心を
繊細に切り取った作品たち。それは時に衝撃を持って迫ってきます。
それでも、作品が重く暗く感じないのは、綿菓子みたいな彼女達がみんなひたむきで一生懸命だからかもしれません
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[投稿:2019-06-26 13:45:52] [修正:2019-06-26 13:47:07] [このレビューのURL]
待たせ過ぎの新章開幕。
しかし10年経って冷めた熱を呼び戻すには、ちょっと威力の足りない導入にも感じる。
確かにバレットの若い頃の話は重要なエピソードだが、タイミング的には2章と彩光少年の間とか、最悪でもゼロクロと4章の間くらいで発表できれば良かったと思われる。
とはいえ、念願の完結編を拝めそうなのは嬉しい限り。
読者も作者も歳を食ってしまった感はあるが、10年間の空白を埋められるほど熱くなることに期待して7点献上!
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[投稿:2019-06-20 19:18:53] [修正:2019-06-20 19:20:43] [このレビューのURL]
7点 墨攻
良かった点
・墨家という存在を知ることができた
・梁城編の城との人間関係や城民と付き合い方が好き
総評
梁魁の死体の気持ち悪さはさすが森秀樹という感じだ
こっちでも書いています
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[投稿:2019-06-20 17:28:54] [修正:2019-06-20 17:28:54] [このレビューのURL]