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6点 よふかしのうた
前作同様少し特殊な嗜好のボーイミーツガールであるが、今作はヒロインがやたら躍動したり、夜の街並みを上空から描く描写が度々あったりするので、作者の画力や演出力の高さがより伝わりやすい。
叙情的な表現が多く、感性を刺激してくる作風なのが個人的に好印象。
物語が若干の連続性を帯びてきたが、現状ではこの流れが吉と出るか凶と出るか五分五分な印象。
今後の展開次第で良作にも駄作にもなり得ると思う。
登場キャラクターがどいつもこいつもさかっているのは作品の性質上仕方がないのだろうが、若干胸焼けしてしまう。
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[投稿:2020-11-12 13:15:28] [修正:2020-11-12 13:19:39] [このレビューのURL]
8点 ヨシノズイカラ
離島に住むしがない漫画家のどうでもよい日常の物語
という触れ込みですね。
1話を読んだ時点では、若者の離島物語かと
思いましたが、それなりに面白く読むと、
2話から全く思いもしない展開でした。
主人公が全く別のところにいた驚きとほのぼのした
どうでも良い日常が何とも心地よく、
漫画家さんの苦悩とちょうどよいバランスがよろしいです。
しかし、これを少年誌で連載とは、編集さんも
思い切った判断です。
因みに、タイトル名が全く意味不明のように思えますが、
「葦の髄から天井を見る」のことわざから引用されたようです。
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[投稿:2020-11-08 06:42:28] [修正:2020-11-08 06:42:28] [このレビューのURL]
6点 憂国のモリアーティ
この作品を一言でいうなら西欧版「必殺仕事人」といった内容で、シャーロック・ホームズの宿敵ジェームズ・モリアーティが貴族社会にはびこる悪に対し、自身の信念に基づいた正義の鉄槌を下すというのが基本的な物語の概要になっています。
1巻の時点ではそれほど面白くはなかったのですが、2巻からとある人物が登場してから話がジワジワと面白くなってきました。
なお、ジェームズ・モリアーティの話ですが推理ものというよりは復讐劇といった感じの内容の方がメインになっているので、本格ミステリー的なものを期待すると少し期待外れになってしまうかもしれません。
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[投稿:2020-11-06 19:25:08] [修正:2020-11-06 19:25:08] [このレビューのURL]
7点 金剛寺さんは面倒臭い
物語の展開や結末を序盤に断言しているにも関わらず、次の展開が気になってしまうという不思議な漫画です。
作中にも出てきますが、過去の作品郡の集大成的な面もありますので、この作家のファンであれば間違いなく読むべき作品です。
主要キャラクタである2名を好きになれるかどうかで評価が大きく分かれる作品だと思います。
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[投稿:2020-11-05 21:03:14] [修正:2020-11-05 21:03:14] [このレビューのURL]
7点 ハイスコアガール
1巻だけなら9点でしたね。
小学生から始まった物語が中学を経て高校まで続くわけですが、小学生編の完成度の高さが圧倒的なので、その後の物語を難しくしてしまったのかなと思いました。
色々な版権問題があったりしながらも無事完結もしましたし、アニメにもなった作品です。
ゲームをテーマにした漫画としては今後も語り継がれる作品なのではないでしょうか。
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[投稿:2020-11-05 20:52:47] [修正:2020-11-05 20:52:47] [このレビューのURL]
7点 雨太
雑誌掲載時に全話を読んだ作品ですけど、絵が上手くて好みでした。
内容は・・・簡単に話すと映画『LEON』みたいな感じ。
警察は敵じゃないですし、守る人は少女ではないですけど。
短い物語ですけど、淡々と進んでいきしっかりとまとまっています。
手元に置いておいてふとした時に読み返したい作品ですね。
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[投稿:2020-11-05 20:47:31] [修正:2020-11-05 20:47:31] [このレビューのURL]