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7点 鋼の錬金術師
主人公たちが過去に禁忌を犯し、体を失うという
トラウマを初回から見せておいて、元の体に戻す旅、
という設定が素晴らしい。
目的が不明の敵が複層して登場してくるので、
謎が展開を引っ張ります。
描画も少年漫画としては上級です。
戦闘シーンも上手く、女性作家特有の短所も見当たりません。
一時、ブームを呼んだのも頷けます。
ただし、10巻辺りでは、謎の引っ張り方が長く、
登場人物も増え過ぎて、話が複雑になってしまった感が
あります。
伏線の回収がやや雑になってきて、飽きが出てきました。
私だけかもしれませんが、最後まで読む気力が失せてしまいました。
最初の5,6巻までは9点。その後マイナス3点という印象です。
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[投稿:2021-06-20 09:04:30] [修正:2021-06-20 09:04:30] [このレビューのURL]
5点 黒博物館 スプリンガルド
英国を舞台にロンドンの怪奇伝説をモチーフに、
おどろおどろしい漫画が描かれました。
藤田氏らしい作品です。
最初の設定というか、登場には引き込まれます。
ただし、読み終えた時点では、それほど起伏はなく、
驚きも少なかったという感想になってしましました。
異聞の章に至っては、蛇足気味かな。
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[投稿:2021-06-15 08:08:00] [修正:2021-06-15 08:08:00] [このレビューのURL]