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10点 茄子
『自分にとって案外どうでもいいことかもしれないな
わからなくなるんだもの』
「いい加減」とか「適当」とかいった言葉って
本来は「ちょうどいい」って意味なのに、普段は割とネガティブな文脈で使われてるじゃないですか。
ぼけーと読んでいたら唐突な展開に置いていかれたり、セリフの深さを測りかねたり。
茄子をテーマにしたりしなかったりする、茄子みたいな漫画です。
何度読んでも飽きません。なぜか、10点。
ストーリーは時代ものから近未来バイオハザードまで多種多様ですが、
個人的に「ランチボックス」から始まる若隠居シリーズが好きです。
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[投稿:2009-04-13 23:55:50] [修正:2009-04-13 23:55:50] [このレビューのURL]
10点 サンクチュアリ
熱すぎる
今でも通用するストーリー構成、サキヨミさせない展開
最高傑作です
渡海さんがやばい
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-04-12 14:58:17] [修正:2009-04-12 14:58:17] [このレビューのURL]
10点 よつばと!
この作品を初めて読んだとき、「こんな人たちが周りにいたらな」としみじみ感じた。
特に主人公のよつばのような無邪気さ、とーちゃんのような面白い父親、ジャンボやヤンダみたいな友達、そして綾瀬家のような隣人。
こんなに温かい毎日を望まない人たちは果たしているのだろうか?
爆笑できるところは爆笑できる。
でも、このマンガの魅力は「笑い」ではなく「温かさ」にあると思う。
今まで読んできた漫画の中でも特に面白く、温かい作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-10 02:05:22] [修正:2009-04-10 02:05:22] [このレビューのURL]
10点 夕凪の街 桜の国
先入観や予備知識なくこの漫画を読みたい方は読まないで下さい。
ヒロシマ・ナガサキは日本人としては避けて通れないテーマです。この漫画の瞠目する点あるいは原爆を扱ったものとして一線を画すと思われるのは、原爆以後の残された人の心理を掘り下げている点です。
「私は生きていて良いの?」
これほど戦争の悲劇を表す台詞は他にないでしょう。それでいて登場人物は皆明るく、強さを持っています。湿っぽくならず被害者意識もなく悲劇を描くことは誰にでもできることではありません。
「夕凪の街」の終結部は圧倒されます。あの表現には参りました。漫画の力を感じます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-04 16:38:00] [修正:2009-04-04 16:38:00] [このレビューのURL]
10点 虹ヶ原 ホログラフ
この漫画は評価や好みが大きく別れると思います。「この人の他の漫画は好きだけどこれは駄目」と言う人も少なくないンでしょうね。
話しが分かり難い部分もあったり、残虐な展開もあったりするので不愉快に感じてしまう人もいて当然だと思います。また面白がって読む人にも人間性に問題があると思います。作者は面白がらせようと思って描いた訳ではないンだろうなあ。
なかなか読み方が難しい漫画ではありますが、情緒の奥底を揺さぶられる様な何かがある漫画です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-04-04 16:06:29] [修正:2009-04-04 16:06:29] [このレビューのURL]