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0点 ちさ×ポン
怖いもの見たさで読んでみた。
多分、今これを読もうとする人間はそういうタイプしか居ないと思う。
で、他にレビューして酷評している人と同感。
レイプ犯の徹底的擁護、作者の都合により急激にバカ女に成り下がるヒロイン、都合の良すぎるその恋人。
これを感動の物語としているんだから、どれを取っても気持ち悪いですね。
作中の批判は既に語りつくされていますが、違った視点から追記しますと、
一番ありえないのは、レイプされたヒロインの母親です。
主人公とヒロインは17歳です。(ついでに言えばレイプ犯も18歳以下ですが)
娘がレイプされたことを聞かされた母親は、それを認めようとしない娘に対し、
「今まであんたと付き合ってくれていた恋人を裏切って浮気したって言うんなら別れろ!そうでないなら今から私と産婦人科にカウンセリングに行け」
と言い、ヒロインがカウンセリングを選ぶのだが、
それ以外、何にもしてないのである。
そもそも、娘が夜中を過ぎても家に帰ってこないことを主人公、娘の親友に連絡しそこには居ないことを知っても、警察に通報してないのは意味がわからない。
そして、レイプ犯の家に主人公とその親友とその恋人が走って乗り込んでいくわけだが、
この3人が母親に連絡も入れていないのは妙。犯罪者に立ち向かうが何故全員が17歳なのか?母親は家で爆睡していたとでも言うのだろうか?
描写が中途半端で理不尽。作者の技量の無さが鮮明に現れている。
そして主人公が決心したヒロインを連れて行っての2人旅行。
これを特に深い考えもなくあっさり了承する。
ただ、バカ娘の愚考が原因であるのに主人公の旅費は負担しないのか?という疑問が出てくる。図々しいにも程がある。
そしてレイプ犯との対峙、
この時、母親は同行すらしていない。
だから、何で凶悪な犯罪者に対峙するのに親が同行してないんだ?って話。我がの娘をレイプした上に反省もロクにしておらず、のうのうと学校に通い続けるクズに、
なんで娘一人で会わせてんだ?って話。
この母親が動きを見せていない裏では、
レイプ犯の家に賠償と謝罪を取るために殴りこんでいたのか、
あるいはレイプ犯がのうのうと通い続ける学校に被害を訴え、しかるべき処分を要求していたのか、
あるいは警察に被害を訴えていたのか、
何かしらの行動を起こしていたのかと思えば、
何もしていなかったことが判明する。
娘のことを思えば事を荒立てたくない。被害届けも訴えも起こさない。
主人公には「レイプ犯ともう騒ぎを起こすな。今までどおりレイプ犯の居る学校に通え」同然のことを言ってのける。
・・・どんな母親だよ?
お前が何もしなくて話が進むわけ無いだろうが。
作者のご都合主義が全てこの母親に集約されている。
全員が全員気持ち悪いが、30過ぎた真っ当であるはずの人物がこんな奴なら話は終わりだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-04-05 06:44:40] [修正:2018-04-05 06:44:40] [このレビューのURL]
4点 めしぬま。
これは食欲と性欲を入れ替えたアイデア勝負の作品だと思います。あらすじの「飯」の字を「女」に変えれば古式ゆかしいエロ劇画みたいな内容が想像できます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-03-09 15:51:48] [修正:2018-03-09 15:51:48] [このレビューのURL]
5点 ベルセルク
かなり昔に一気読みしたが途中で読まなくなってしまっていた漫画
古い漫画を処分しようとしてたら出てきたので久し振りに読み返してみた
うーん、以前も同じく途中で飽きたがやっぱ今回もギブアップ
そもそもこの漫画自体、作者が自身の考えた世界観に酔いまくっているものであり、エログロでありながら実は内容はすごく幼稚
高い評価を受ける画力ってのも、作者の考える最高にカッコイイ戦闘シーンやありきたりな解説的台詞がウダウダ続くせいでパラパラとページをめくるだけになってしまい印象に残らなかった
食傷気味になってきたところで24巻でいよいよ魔法が出てきてしまう
どうしてもこの魔法使いが出てくるところで「もうダメ」って呟いて本を置いてしまった
もしかしたら食わず嫌いでこの作品の24巻以降の面白さをのがしているのかも知れない?
自分には散々作者のオ●ニーワールドを見せ付けられた挙句にいきなり魔法世界はキツすぎる
やっぱ処分する事になりました
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-03-08 11:25:33] [修正:2018-03-08 11:25:33] [このレビューのURL]
3点 テラフォーマーズ
違う、そうじゃない!
なぜこんな展開になる!?
そう、それだよ、俺達が読みたいのは...って、だからなんでそっちに向かうんだ!?
こんな気持ちが、読んでいる間ずっとつきまとう漫画。
読者がバトル漫画に渇望している本質を確かに持っているのに、
いらん要素や展開が怒濤のような勢いで押し寄せ、悉くこちらの意欲を萎えさせる。
結果、読者は謎のストレスや怒りを感じ、不完全燃に陥る。
読みたいと思う部分がチラチラ見え隠れするだけに、余計にフラストレーションが溜まってしまうのだ。
そういう意味では、ただつまらない漫画よりタチが悪いとも言える。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-03-07 16:57:30] [修正:2018-03-07 16:57:30] [このレビューのURL]
7点 いぬやしき
個人的にはGANTZよりも好きですね。
綺麗に物語もまとまってますし、前向きな気持ちにもなれます。
おじいさんが主人公の漫画でサイボーグというと昔ジャンプでやってたギャグ漫画を思い出しますね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-03-02 21:33:21] [修正:2018-03-02 21:33:21] [このレビューのURL]
8点 それでも町は廻っている
アニメ化もした作品で、石黒正数の代表作です。
あらゆるジャンルを網羅しても破綻しない世界観の構築がまず凄いと感じますし、物語の構成力がスば抜けて高いです。
そしてキャラクタも悪い印象のキャラはほとんどいませんし、安心して読めます。
時系列もバラバラの1話完結作品なので、どの巻から読んでても良いです。
メイドものと思って敬遠してましたが、大きな勘違いでした。
出会えてよかった作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-02-26 21:44:54] [修正:2018-02-26 21:44:54] [このレビューのURL]
6点 でぃす×こみ
まさしく良作ですね。
そして素直に楽しめます。
BLとか全く詳しくないですけど、楽しく読めます。
同じサンデー系列のあだち充もそうですけど、こういう作品の終わらせ方が上手い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-02-26 21:38:02] [修正:2018-02-26 21:38:02] [このレビューのURL]
9点 7SEEDS
素晴らしい作品です。
大人数が入り乱れる展開なので、グループごとの物語ではシンプルでしたが、最終局面ではゴチャゴチャとしてしまったのは仕方ないのかもしれません。
本編のみのでの点数を付けるなら最終話が消化不良で7点ですが、後日談の外伝を含めると9点ですね。
これだけ長い物語のエピローグはもっと長くても良いと思ったくらいですし、納得の行く終わり方をしたと思いました。
如何にも少女漫画な絵柄ですけど、男が読んでも素晴らしいと思える作品です。
サバイバルもの・・・というよりは「生き抜く」ことに不安を持っている読者の心に刺さる名作だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-02-26 21:28:47] [修正:2018-02-26 21:28:47] [このレビューのURL]
4点 ハカイジュウ
モンスターパニックをやっている頃はとても面白かったのですが、唐突にSFバトルになったのが残念過ぎます。そこからも話がダラダラと続きました。
絵はチャンピオン系統らしい絵柄でかなり上手かったのですが、後半の途中くらいからはそれでも堪えきれなかったです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-02-26 19:08:19] [修正:2018-02-26 19:08:19] [このレビューのURL]
6点 ヘタコイ
前作「ちさポン」が伝説的なクソ漫画となった同作者の次作。
もしこの作品が遺作となっていなければ、
逝去したにも関わらず送られた作者へのバッシングや誹謗中傷は数倍になっていただろう。
今作は全てにおいて、不可解な点や矛盾が無い。
よくもまぁ両想いでありながらこれほどの悪循環が続いたものだという感じ。
中盤に主人公の早とちりによって、結ばれつつあった2人の関係は崩壊寸前となった。
しかし今回は主人公にもヒロインにも、ヒロインを奪いに来た因縁の男にも、そういう状況になった明確な動機がハッキリなされているし、正当性がある。
前作では性犯罪者の言い訳が漫画史上最大級にありえないものだった。
にも関わらず、裏切り者や性犯罪者を全員が全員擁護。
何の非も無い主人公だけが云われも無い誹謗中傷と侮辱を受ける。
矛盾だらけで理不尽満載だった。
それに比べると今回はマトモ。
心理描写を綿密に描いており、そこには一部の隙も矛盾も無かった。
ただ、残念ながら主人公の高校時代からの先輩は本気で邪魔。
そいつが主人公を殴りつけたシーンがあったけど意味がわからない。
ヒロインは主人公に対する思いをよくぞ貫いたと思う。最終的に結ばれたのは、ヒロインサイドの想いがかなり強くなっていったからである。
主人公は、生涯この娘を尊敬して感謝すべきだね。
前回は、バカな女に対して『これでもか!』というぐらい物凄く都合のいい男が居ました。しかも性犯罪者にのみご都合主義のオンパレードです。
『気に入った女の子に振り向いてもらえないならレイプしてしまえばいい』という作品だった。
今回はヒロインにとって主人公は都合のいい男ではなかった。
結果的に「キープ」扱いだった主人公は、他の女に寝取られる形になった。
『レイプ犯罪』ではなく、純粋な『寝取られ』であり、
しかも主人公にもヒロインにも非は無いのに、決定的なすれ違いが起こる。
実に秀逸な流れである。
いかに前作が駄作だったかを物語る作品。
反省したんだな、前作のクソ展開とお粗末な進め方を・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-08-22 08:37:52] [修正:2018-02-25 12:12:43] [このレビューのURL]