「torinokid」さんのページ

総レビュー数: 468レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年11月22日

「シグルイ」のおかげでかなり有名になった
南條範夫原作の時代小説「駿河城御前試合」の漫画化。

本作品は比較的原作に忠実な感じ。
南條作品の世界観と森氏の絵柄は極めて相性が良いので、
マンガ作品として違和感なく楽しんで読める。

やりすぎ?感が否めない「シグルイ」よりも
本作品の方が個人的には趣味に合う。

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[投稿:2012-01-13 22:48:17] [修正:2012-01-15 00:51:48] [このレビューのURL]

ジャックとエレナシリーズの長編もの。骨太な良質SFマンガ。
繊細な心理描写は秀逸。ハッキリ言って泣けます。

清水氏の代表作と言えば本作品を上げたいなあ。
少なくとも個人的には最も気に入っている。
なんたってラストが綺麗だもの。

おススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-15 00:47:00] [修正:2012-01-15 00:47:00] [このレビューのURL]

良質なSFマンガ。清水氏らしい作品。

複雑かつ多様な設定が
まるでパズルが組み合わさるが如く展開し、
収束していく様はお見事としか言いようがない。

物語の終わり方が若干微妙と言えないでもないが、
まあ許容範囲でしょう。

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[投稿:2012-01-15 00:36:38] [修正:2012-01-15 00:36:38] [このレビューのURL]

江戸の性文化を詳らかに描いており、
なかなか勉強になる。内容的にはかなりエロい。

作品の基本テーマが性文化なんだからエロいのは当然なのだが、
艶のある綺麗な絵柄なので、決して下品な感じはしない。

まあ他人様には薦め辛い作品ではあるが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-14 23:03:22] [修正:2012-01-14 23:03:22] [このレビューのURL]

良作。なかなか面白い。

様々なテーマのショートショート集。
ジャンルはSF、哲学、宗教から、果ては恋愛、子育てなどなど。

実は極めて深いテーマが内包されているのでは?
と思わせる作品も相当数含まれている。

ホントに多才な人だなあ、倉多氏は。

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[投稿:2012-01-14 22:45:37] [修正:2012-01-14 22:46:30] [このレビューのURL]

何度となく漫画化された阿佐田哲也の「麻雀放浪記」だけど、
本作品が最も出来が良いように思う。
とくに戦後復興期の独特な空気の描き方は秀逸。

坊や哲、ドサ健、達、出目徳、上州虎等々、
小説で読んでもあまりに強烈な個性を持つ面々を、
ここまで違和感なくコミカライズできるとは。

結果がわかっててものめり込んで読んでしまった。
万人におススメできる作品ではないが、名作だと思う。

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[投稿:2012-01-14 00:14:50] [修正:2012-01-14 00:14:50] [このレビューのURL]

これは名作だと思うなあ。ジャンルはSF。

地球を捨てた人類が何故かロストプラネットになってしまった
故郷たる地球を改めて探しに出るってのが大まかなストーリー。
抒情的な描写が多く、なかなか泣けます。

作中にハインラインの「地球の緑の丘」が引用されていて、
またこれが世界観に良く合ってること。

ただし世界観を広げるだけ広げて「とりあえず終了」してるので
正直言って作品としては中途半端なことこの上ない。

高評価なのはあくまでも個人的な趣味。

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[投稿:2012-01-13 23:59:21] [修正:2012-01-13 23:59:21] [このレビューのURL]

ちょっとこれは食い足りなかったなあ。

話自体はそれなりに面白いんだけど、
土山氏の絵柄が作品のテーマに対してチト微妙。
良くも悪くも健康的なんだよねえ、この御仁の絵は。

艶とか色気が欠けてる感が否めないので、作品として浅く見えてしまう。
せっかく凄い題名なのにねえ。「毒婦」ですぜ?
なんか惜しい感じ。残念です。

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[投稿:2012-01-13 23:23:24] [修正:2012-01-13 23:23:24] [このレビューのURL]

良作。
囲碁マンガでここまで面白く出来るとは。
作者の力量には素直に脱帽。

絵もストーリーもしっかりしているので
最後まで飽きずに読める。

なんか話が進むにつれて
どんどん絵が上手くなってるなあ、この人は。

安心しておススメできる作品。

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[投稿:2012-01-13 22:34:23] [修正:2012-01-13 22:34:23] [このレビューのURL]

ねこぢる氏の遺作。
内容的には絵日記のようなもの。

ホントに面白い視点を持ってるなあ、この人は。

作者の死で唐突に終了しているため、
「素直に楽しめる」作品とは到底言えないが、
個人的には良作だと思う。

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[投稿:2011-12-30 07:53:33] [修正:2011-12-30 07:53:33] [このレビューのURL]