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丸いタッチのポップな絵と、ウィットの富んだセリフ回しで、単発でちょいちょい笑えるギャグ漫画として、好きな作品でした。

しかし、シリアス展開でその現状脱却を図って失敗したという、ジャンプでよくあるパターンの自殺で尻すぼみになってしまいました。

そう考えると、似た様な学園コメディの「SKET DANCE」は上手い事やってたんだなぁとしみじみ思いましたね。

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[投稿:2017-07-31 19:55:10] [修正:2017-07-31 19:55:10] [このレビューのURL]

4点 みゆき

最初の5分の1くらいは面白いです。
タイプの違う二人のみゆきも、どちらもどちらの良さが出てるほのぼのラブコメ。

ただ、それ以降はほとんど進展が無く、足踏み状態で無駄に巻を重ねてしまうのはラブコメの常。
基本的に私の性格上、ラブコメが合ってないんだと思います。。

時代背景や、そもそもラブコメというジャンルなので減点対象にはしてませんが、
かき回してくる野次馬的ポジションである警察のおっさんや高校教師のおっさん等、
やってる事が完全にアウトなので、少し引いて見てしまいますね。


ラストはきっちり一人を選んだ事は評価に値する一方、
選ばれなかった一人が悲惨過ぎますね。
しかも、選ばれなかった側をほとんど描かなかった事は非常に残念です。
現実がそうであれ、どんな状況にも救いはあるはずです。

作中、多くの人が死んでも、最後悪に勝てばハッピーエンドで誤魔化すアクション映画の様な、
腑に落ちなさを感じてしまいました。
読み易く、安定感のある作家さんであるだけに、本当に残念でした。

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[投稿:2017-07-31 19:54:00] [修正:2017-07-31 19:54:00] [このレビューのURL]

思春期における集団のいじめ心理をテーマにしながら、スプラッターな描写を前面に出した復讐劇。

田舎だとは言え、行き当たりばったりで殺人を犯しながら、警察ががっつり介入しない点にリアリティを感じませんでした。
いじめ描写をリアルにする割に、そこは薄っぺらいんだ、、、という感想です。
個人的には「銭ゲバ」や「悪の教典」に近い、やり過ぎエンターテイメント作品といった印象です。

エンターテイメントである分、暇つぶし程度には読めますが、読んだ後に何も残らない感じですね。

この作者の描く女の子の可愛さや、ゲームをテーマにした作品は好きですが、ホラー系はあまり合わなかった様です。。。

あと、痛みの描写に力を入れてるのか、そこに関しては「THE WORLD IS MINE」に次ぐ描写力でした。

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[投稿:2017-07-31 19:51:26] [修正:2017-07-31 19:51:26] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-07-31 14:48:50] [修正:2017-07-31 14:48:50] [このレビューのURL]

絵は綺麗で好きですが。既に他の人が仰っている否定的な意見に賛同します。個人的に警察にあまり好意的な感情はないにも関わらず、本作の腐敗的な描き方はぶっ飛んでいて引いてしまいました(外国のどこぞのヤバい国レベル)。主人公が刑事なのに犯人を射殺しまくって平然としているのも残念です。全体的に格好つけてるのに滑って寒い作風に感じて、大筋の事件への関心も沸いてこないままリタイアしてしまいました。

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[投稿:2017-07-30 22:37:18] [修正:2017-07-30 22:37:18] [このレビューのURL]

この作者は読者に甘えすぎだと思う。
ヘルシングの後半から言えることだが、平野耕太がどんな話を描いても「ヒラコーカッコイイ」って感じで全肯定する読者が多いものだから、もはやこの十余年は作者も「以下に楽に、適当に仕事するか」しか考えていないと思う。
だから、1、2年に一度出るコミックスでまとめ読みをした時ですら、滅茶苦茶散漫な展開で、メリハリがまるで無い。
たまにちょっと閃いたときや、少し興が乗った時にイカす話は描くものの、基本的に向上心も探究心も無いのですぐになぁなぁで終わるし。
ドリフターズもこれだけ完璧なベースを創ったのに、作者のモチベーションがこれでは名作には成り得ないだろう。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2017-07-30 20:46:08] [修正:2017-07-30 20:46:08] [このレビューのURL]

同漫画担当である「神様のカルテ」が面白かったのと、労働基準監督官を扱う本作にも興味が出たので読んでみました。労働法や監督官の職業知識を絡めて、読みやすい一話完結で悪くない出来だったとは思います。しかし、「ダンダリン」という同じ職業漫画も読んだことがありますが、あちらよりインパクトには欠けるかなという印象。主人公のどら公僕こと佐倉がそういう蔑称で呼ばれるほどのスタンドプレー感はなく、至極まっとうに仕事をしていますし。それでも「ダンダリン」は全一巻ですし、本作もおそらく打ち切りでしょうが全二巻なのでセットで読むのがおすすめの作品かなとは思います。

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[投稿:2017-07-30 19:58:45] [修正:2017-07-30 19:58:45] [このレビューのURL]

6点 聲の形

耳の聞こえない少女の物語ではあるが、感動ものではない。人にきちんと向き合うことの大切さを教えてくれている。それは健常者も障害者も関係ない。ただし、ストレートにそのままぶつけてしまうと、植野直花のように、誤解されてうまくいかない。冷静に、でもまっすぐ人の気持ちや、困難な仕事に向き合おうと読後思いました。

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[投稿:2017-07-30 18:22:24] [修正:2017-07-30 18:22:24] [このレビューのURL]

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[投稿:2017-07-30 06:15:07] [修正:2017-07-30 06:15:07] [このレビューのURL]

これまで見たことがない新鮮な作品。

女子していない女子高校球児が主人公で、
漫画だけの特異性があるように思うけれども、
ここまで極端でなくても女子の中には
結構精神的にザワさんしている子がたくさん
世の中にはいるように思う。

そんな男に媚びない一途な女子への憧れが、
作品を読み進める上で強い動機づけになっている。
一途に頑張る人を女子が好きになるだけでなく、
男子だってそうなのである。

そんな女子をできるだけ冷静に見守って
いこうという高校球児たちも美しい。

記憶に残る作品であることは間違いなし。

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[投稿:2017-07-29 15:49:26] [修正:2017-07-29 15:49:26] [このレビューのURL]

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