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4点 アビス
設定は面白そうで「おっ」という場面もあったものの、全体として実力不足という印象。特に表紙など力を入れている場面以外は画力に欠けるのはこの分野においては致命的な欠点でした。
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[投稿:2018-09-28 20:08:19] [修正:2018-09-28 20:08:19] [このレビューのURL]
雑誌掲載で苦労した「ディエンビエンフー」の真第三部、最終章という感じの位置付け。エンディングに向けて最短距離で進みます。第二部(7ー10巻)で厚みが出たものの、やや迷走・中だるみな感じがあったので、リセット的に本線に戻したのは成功でした(スタート時の主人公が明るすぎるが元々そういうキャラだったので上手くつながった)。
何度も描かれる悲劇的なエンディングをそのままで終わりとするのも、変えるのも難しい中で上手く着地したと思います。
宣伝だと第一部(6巻)まで、最悪本作からも読めるとされていますが、積み重ねやリンクする箇所が多いため、第二部まで既読であることは必須でしょう。
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[投稿:2018-09-24 04:55:29] [修正:2018-09-24 04:55:29] [このレビューのURL]
6点 ディエンビエンフー
ベトナム戦争という存在は知っていても詳細は知られてない題材、陰惨はどうしようもないが、ポップ感がある絵柄とキャラクター、センスある台詞回し、異色な歴史作品だと思います。
一話冒頭で衝撃的な結末を先に提示、ときに未来のシーンを挿入する手法も引き付けがありました。
ただ、前書きにある荒唐無稽さをもって逆説的に真実を描くという試みはある程度成功しているとは思いますが(作中の台詞、付録のアオザイ通信で知識的なのも説明されている)、個人技を超えた超人バトル連発にはやり過ぎとしか思えなかったです。
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[投稿:2018-09-24 04:42:06] [修正:2018-09-24 04:42:06] [このレビューのURL]
6点 火線上のハテルマ
世界を転々とするボディーガード集団によるアクション作品。途中からテンプル騎士団、不死軍団などSFに入ってしまったのが残念(伏線皆無だった訳ではないが)。闇組織とか出てくるにしても、そこまでは入らないで調子を保って欲しかったです。それまでは緊張感のあるミッション、近年の国際問題の勉強にもなって、熱く濃い作画や作風でかなりの良作でした(シリア編は終わってみれば逆に勿体ないくらいの出来)。
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[投稿:2018-09-23 08:41:33] [修正:2018-09-23 08:41:33] [このレビューのURL]
6点 トニカクカワイイ
とりあえず畑先生ご結婚おめでとうございますという感想です。マンガとしては、チートな主人公、何やら大きな秘密がある設定を半分バレバレとわかりつつ時々チラ見せと、前作「ハヤテのごとく!」と同じ手法で進んでいますが、とりあえず新婚さんのゲロ甘生活と、独特の(鋭利ではない)キレのあるギャグが楽しめればそれでいいかと思います。個人的には風呂屋の姉さんの暴走に期待しています。
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[投稿:2018-09-23 05:46:23] [修正:2018-09-23 05:46:23] [このレビューのURL]