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異世界転移もの、ですかね。長年やり込んだネトゲ内で無双する、といえばおしまいですが、そうでもない。ゲームと違う要素にぶつかり慎重に事を進める、ゲームではないであろう、敵側の事情、生活描写もあり、主人公はビジュアル通り善でもなければ、まるっきり悪、でもない。自分の居場所作りが結果世界征服になってしまいそうな、消極的な新世界の神、という感じです。
ネトゲの「サービス終了」によりコミュニティを含む突然の世界の喪失感、手元に何も残らない。見方によっては現実以上なネット上の諸行無常さというものに気づかせる設定がなかなか面白いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-11-04 23:42:39] [修正:2018-11-04 23:42:39] [このレビューのURL]

防犯にも役立つ徹底取材による裏社会知識が満載。派生するメッセージも考えさせられます。そこに頼り切らずにクライムエンタメとして面白みも確保されているのは魅力的。キモブタ主人公が話が進むにつれてイケメンに錯覚しそうに。
実写映画化されますし、一人でも多くの人に読んで欲しい作品ですが、味がありながらも絵のクセや荒さが強く、描き分けが不十分なのは勿体無く感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-11-02 23:12:05] [修正:2018-11-02 23:12:45] [このレビューのURL]

(このレビューは原作3巻までのレビューです)

この作者の前作にハマっていた者の身としては、自分は、この作者が紡ぎ出す物語にハマっていたのではなく、この作者が生み出すキャラクターにハマっていたんだなと気付かされました。

何と言うか、周りに何も無い平坦な一本道をママチャリで延々と走り続けているかのような退屈さで、読んでいて面白みがありません。

個人的にはどこかでもう一つ、ハヤテのように「振り切れた何か」な部分が作品内にあると良いのに、と思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-11-02 19:14:47] [修正:2018-11-02 19:14:47] [このレビューのURL]

書道漫画という売りがアピールされていますが、
地味な高校生の文科系部活動をテーマにする難しさを
上手く消化しています。

主人公のキャラ立ちも恋愛模様も競技的な対決、勝負の
行方も、それぞれ中途半端な地味さなので、本来なら
1,2巻で途中打ち切りが妥当なテーマ選定でしょう。
しかしながら、どんどん先を読みたくなる魅力は、ごく
普通の高校生の日常会話、生活がハッピーにみえることですね。
特段のできごとが起こらない何げない高校生活は、
読者の共通体験かもしれません。

欠かせないのは、脇役の部員たちですが、特に3年生先輩女子でした。
ヒールのような一面も見せますが、嫌いになれませんでした。

書道に対する知識、薀蓄は事前調査、取材が半端なく
充実していますので、それなりに楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-29 18:35:26] [修正:2018-10-29 18:35:26] [このレビューのURL]

一目見ればすぐに分かる絵の拙さ、
でもこれがアニメ化、舞台化、ドラマ化までしているのである、
理由は簡単、ストーリーが面白いからだ。

作中屈指の力(超能力)を持つ主人公が敵を圧倒する直球の面白さに加えて、
ここぞという場面では良い意味で期待を裏切る変化球な展開も交えてくる、
それも小手先の変化ではなくキャラクターの芯を曲げることなく
自然な流れで成立させているのだから流石。
今作を読んで、改めてこの作者はストーリーテラーだなと確信させられた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-29 09:01:51] [修正:2018-10-29 09:02:43] [このレビューのURL]

前置きもなく、冒頭からすでに不思議空間に迷い込んでいる主人公の2人
奇天烈な世界にいながら、落ち込むことも、不安がることもなく
むしろ、その状況を楽しみながら閃きとバイタイリティで
次々と突破口を開いていく様が読んでいて、とても小気味良い。

でもちょっと人間味に欠けるかな、と思い始めた頃に
回想などで、くどくない程度にキャラの掘り下げがあり、
終盤の礼香と庸子の行動(言動)がお互いに影響しあっていく一連の流れもまた絶妙で
キャラの浅さも感じさせない隙の無さ。

ともかくエピソードの一つ一つに無駄が無く、
パズルのピースをハメるが如く計算された物語の構成に感服させられました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-14 22:02:59] [修正:2018-10-29 09:00:25] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-27 17:53:42] [修正:2018-10-27 17:53:42] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-27 16:34:40] [修正:2018-10-27 16:34:40] [このレビューのURL]

短くまとまっていて、良作という位。原作未読。
ループものといては斬新さはないし、話の展開もすぐ予想がつくものではありますが、小畑先生の画力がやはり素晴らしいので、飽きずに読めます。全2巻だけですしね。
エピローグは好きです。
原作者の過去作を読んだ事あったので、その後こんな作品書いていた事に驚きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-27 07:56:53] [修正:2018-10-27 07:56:53] [このレビューのURL]

1点 MAR

賛否両論、否が多めだった「烈火の炎」を賛の立場で愛した安西ファンを、残酷なまでに裏切った作品。
サンデーに安西信行が戻ってくる告知が出た段階で、受け入れ準備は万端だったというのに…
いざ始まってみたら疑問を覚えるうすら寒さで、一年たった頃には怒りを覚えていた。やる気無いなら描くなよと。

烈火が素晴らしかったのは、大したストーリーじゃなくても面白く感じさせるだけの圧倒的な熱量と禍々しいまでの迫力、無駄に細かい諸々の変態的ディテールが合ったからだろうに、なぜそれらを全て封印したのか。
これだったら全員ガッシュ読むだろ、と。

と当時は怒り狂っていたが、最近になって安西信行も色々な苦労があったらしいことを知り、なんか本作の劣化っぷりを見るだけで哀しくなってしまう。
いつか安西信行が完全復活してくれることを期待せずにはいられない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-27 07:37:24] [修正:2018-10-27 07:37:24] [このレビューのURL]

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