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[投稿:2019-02-08 14:38:57] [修正:2019-02-08 14:38:57] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-02-08 14:38:36] [修正:2019-02-08 14:38:36] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-02-08 14:38:12] [修正:2019-02-08 14:38:12] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

父子家庭の親子と女子高生が主人公の料理漫画。
妻に先立たれ子育てに苦労する父を見かねた女子高生が
いっしょにご飯をつくろうともちかけて・・・という話。

冒頭から序盤は抜群。
なぜ彼らが一緒に食事をしなければいけないかが丁寧に描かれている。
女子高生の側にもただの同情ではなく家族の食卓が必要なのがよく伝わる。
傷つき悲しい人たちが寄り添う姿をあたたかく美しく描く。

しかし中盤から一気にダメになる。
父子と女子高生がそれぞれに成長するに従い、関係を続ける理由が希薄になる。
なんとなく平和に日々が過ぎていく。

物語の大きなテーマが時間。
母を失い絶望する父子にも、進路に悩む女子高生にも時間は容赦なく過ぎていく。
その中でキャラクターが抗ったり選択したりといった事が
漫画的に求められるはずだが、本作では読者にとってなにも起きていない。

昔話に、いつまでも幸せにくらしましたとさ、という常套句を
そのまま漫画にしたような後半部分。
作画は素晴らしいがそれだけでは楽しめない。

漫画をつくる力が不足しているので、次回作に期待。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2019-02-07 18:12:16] [修正:2019-02-07 18:12:16] [このレビューのURL]

10点 激マン!

よく言われるのは手塚治虫だよな。
あの人が漫画というものを子供の暇つぶしから、もっと能動的な教育手段、感動を与えるものとして価値観を与えたんだよな。
それは確かにそうなんだよ。

でも、その基盤の上に、また様々な人間たちが努力を重ねて世界的に日本のマンガが認められるようにもなっていったわけ。
私はその中でも永井豪という存在が大きいと考えている。既存のマンガの概念を打ち破り続けた人間だよ。
彼は常に世間のマンガに対する考え方と戦って来たのな。反骨なんだよ。

例えば、タブーとされていたエロの要素を最初に持ち込んだのが永井豪なんだよ。
『ハレンチ学園』なんて当時を知らないと分からないだろうけど、もう当時はPTAが鬼のように怒って潰そうとしたんだよな(笑)。何しろあの漫画のせいで、日本中の小学校でスカートめくりが大流行したんだから。やらないと男じゃない、くらいになってたからなぁ。
グロに関してもそう。子供が読むマンガで少女の首をはねてみたりなぁ。『バイオレンス・ジャック』の中で、少女を人質に取ったヤクザごと、首を刎ねたんだよ。
世界をぶっ壊した最初のマンガが『デビルマン』なんじゃないかな。
ロボット兵器の魁が『マジンガーZ』だったわけだよ。

もう、今の主流のマンガの源流が永井豪にあると言ってもいいよな。
日本の漫画というのは、だから反社会的な闘いであったと言ってもいいの。だから漫画の地位向上が図られたんだよ。これが日本の漫画の魂だよな。
じゃあ何故「反社会」であったのかと言えば、子供を甘やかす世情に対して、子供に被さる枠を取り払おうとしたんだよな。
つまらない、毒にも薬にもならない漫画から、役に立つ漫画を目指したのが手塚治虫だよ。そしてそこから様々な制約を取り払って、子供に現実を教え、真の夢を与えようとしてきたのが、永井豪を初めとする先人だったんだ。

でも、ある程度の市場を獲得してからは、今度は出版社による制約が始まったんだな。
これは映画界と同じなんだよ。要は「売れる漫画かどうか」という強烈な制約なのな。
『ガロ』という雑誌があったわけだけど、漫画愛好家にとっては聖典的に捉えられることも多い。それは『ガロ』が商業路線からあくまでも一線を引こうとしていたからなんだよ。要は反骨精神なんだよな。
でも、こういう時代だから。どんな崇高な理想を持って挑んでも、売れないことには話にならないわけ。ここが難しいところだよな。
でも、売れる漫画を描けるようになれば、あとは自分のやりたいことも出来る。そう捉えるべきだな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-01-06 13:13:53] [修正:2019-02-07 14:31:19] [このレビューのURL]

鉄のアラサー処女の冬子と性に自由奔放な妹夏姫と対照的な姉妹のお話。
その間に入る平田と3人で紡ぐ関係は、テレビドラマ風で面白かったです。
フィナーレにも満足しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-02-05 02:39:12] [修正:2019-02-05 02:39:12] [このレビューのURL]

8点 聲の形

ここまで大きな出来事でなくても、きっと多くの人がこの作品で描かれているものに類する場面は通過していると思う。
だが、当事者達でもない限りはその出来事を気に留める人は少ないし、傷付ける側の人間達ですら大抵はその意味に気付かず、向き合わないまま記憶と気持ちを忘却していくだろう。

しかし、この作品は、そういった多くの人が忘れ去るであろう記憶と気持ちをテーマとして据えている。
それも、傷付けられた側と、傷付けた側の双方の立場や思いを痛いほどに描ききっているのだ。
その辺に溢れる、中途半端にいじめをテーマにした作品とは、その根幹が全く異なる、とても心に響く名作だと思う。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2019-02-04 23:00:51] [修正:2019-02-04 23:06:04] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

舞台は現代日本の高校。主人公はミス研のメンバー。
今日も大好きなミステリー(推理小説)のネタでグダグダともりあがったり
珍妙なラブコメ騒動が巻き起こるのだ。

美人で運動もできて容姿端麗、非の打ちどころがないミス研部長ユリコ。
なのに口を開けばミステリミステリと残念な人。
という絶妙な外しが味わい深いギャグマンガ。

だったのが単行本4巻ぐらいから露骨にお色気シーンが増えている。
うっかりしてパンツが見えるとか、そういう感じ。
これが全く本筋の面白さに寄与していない。
おそらく泥沼にはまり回復不可能だろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-02-04 14:37:58] [修正:2019-02-04 14:37:58] [このレビューのURL]

4点 PUNISHER

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[投稿:2019-02-04 13:45:31] [修正:2019-02-04 13:45:31] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-02-04 13:44:33] [修正:2019-02-04 13:44:33] [このレビューのURL]

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