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山田風太郎の原作は未読なうえでのレビューになりますので
ご了承いただければ

とにかく、エンターテイメントとしての完成度が群を抜いてると思います
短い巻数できちんと悲劇の恋の結末を描写しつくし
忍法合戦もどちらに転ぶか分からない緊迫感が最後まで持続します
これは、キャラクターの掘り下げを重視するあまり、本筋を見失いがちな多くの作品とは異なり
バッタバッタと登場人物が死んでいくので、テンポが良く、作品の持つ疾走感が持続するおかげですね

かなり限界スレスレの描写が多く
エログロ好きな人は特に楽しめるのではないでしょうか
嫌悪感を煽るものではありませんので、その趣味がない人でも大丈夫です

ベタを多用する画風で
ストーリーとのマッチングがかなり良い点も
このマンガを魅力的なものにしている一因だと思います

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-30 16:20:38] [修正:2009-01-30 16:28:10] [このレビューのURL]

この作品を漫画作品として見た場合の点数です
作者のイデオロギーが集積した、エッセイ的要素もある漫画ですが
クオリティ自体は低いと言わざるを得ませんね

主義主張に関しては
戦後日本へのアンチテーゼというか、日本人像が神格化されていて
妙なフィルターが掛かっていると個人的には感じました

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-30 09:05:37] [修正:2009-01-30 09:05:37] [このレビューのURL]

コマ割りに芸がないため話が淡白に感じ、登場人物に白けた。

原作は売れっ子・伊坂幸太郎の現代社会を憂いた小説で面白く読めたのだが、漫画は原作の主旨を完全無視したものになっている。
思うに、この漫画は伊坂作品に出るキャラクタ設定を借りただけである。

原作の主旨が好きな方は読まない方が腹が立たずに済むと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-30 00:28:23] [修正:2009-01-30 00:28:23] [このレビューのURL]

やさしい王様になるというガッシュの心意気は買いますが
所詮子供だましというかなんというか

よく言えば、児童向けですね
妙なキャラクターの容姿や言動など、小さな子供が好きそうなセンスで
ストーリーもとにかく熱ければそれでいいといった内容です
シリアスなシーンで感動させようとしているのが伝わってきて
癇に障ることが多い。
押し付けがましい感動シーンはワンピースに似てるなぁと思いました

アクションシーンの描写や画力が特別上手いとも思いませんし
恋愛描写に至っては稚拙の極み

個人的には雷句先生応援してます、頑張ってください

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 21:15:20] [修正:2009-01-29 21:17:43] [このレビューのURL]

絵の美しさとユネの一途な頑張りに心打たれる作品です。
作品の中で描かれる日仏文化の対比は、たぶん現在にも通じるものがあるように思えます。
特に、クロードが語るフランスでの店と客の意識の持ちようには、日本とかなりギャップがあって、ユネでなくてもかなりの衝撃を受けるはず。
しかし、主人であるクロードがユネを猫かわいがりするでなく、日本の慣習や文化を全否定するでもなく、ユネの言動をきちんと受け止め、彼女の気持ちを考えていて、読んでいてとても気持ちが良いです。
主人と奉公人であり、今のところ兄と妹的な面も見せるクロードとユネの関係が、どう動いていくのかがかなり気になります。
あともう一つ気になるのが、ユネって一体何歳なんだろう…?
何にせよ、2巻が出るのが凄く楽しみです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 10:06:29] [修正:2009-01-29 10:06:29] [このレビューのURL]

生命倫理と人間愛
この二つが本作の根底にあるテーマだと思います

人間愛はヒューマンドラマとして描きだされ
さすがは御大。無理に派手な描写をせずとも見事にテーマを浮き上がらせる
法外な料金は、物欲主義に傾倒した現代社会へのアンチテーゼとして描かれていると私は考えます

生命倫理については
今なお、しきりに議論される題目を作品の中で問いかける
例えば尊厳死については、議論の果てが見えないし
きっと画一的な答えを用意することはできないでしょう

決して多くないページの中に、一つ一つ問いかけを詰め込む
一話読むごとに、手が止まってしまいます
サクサクっと読むには最も向いてない漫画じゃないでしょうか

「どんな医学だって、生命の不思議さにはかなわん。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね・・・」
本間博士の名言がズシリと胸にのしかかります

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 05:15:16] [修正:2009-01-29 05:18:29] [このレビューのURL]

普通のスポ根漫画で
別に、良い点も悪い点も特に見当たらないのですが
これ作者が描きたい内容なのかなぁ
もっと違うところに魅力がある作家さんだと思うので
普通の作品は似合わないと個人的には感じます

あとスポーツを描くにはちょっと画力不足な点も気になります

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-28 22:52:41] [修正:2009-01-28 22:54:06] [このレビューのURL]

火曜9時はロンハーなんて低俗な番組よりも
なんでも鑑定団をよく見ている
こんな人には躊躇なくお勧めできる作品ですね

美術品の蘊蓄漫画ですが
キャラクターの視点を借りて眺めることで
美術品がもつ時代背景やエピソードを楽しく知ることができます
お勉強になります
作者は美術品について相当に一家言ある方のようで
素人の私が見ても、その知識量に感嘆せざるをえません

キャラクターの魅力等々
エンターテイメントとしての完成度はあまり高いと思いませんが
漫画という媒体の幅の広さを支えるという意味で
こういうニッチな漫画は貴重ですね

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-28 21:44:30] [修正:2009-01-28 22:02:25] [このレビューのURL]

10点 ピンポン

スピード感がたまらない。

松本大洋先生の画は芸術だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-28 21:31:56] [修正:2009-01-28 21:31:56] [このレビューのURL]


不気味な感じが非常に好きです

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-28 19:58:03] [修正:2009-01-28 19:58:03] [このレビューのURL]

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